Yumiのミステリー読書日誌 2003年8月 No.3


2003-8

21日(木曜)から読み初めて23日(土曜)に読み終わったのが「グッド パンジ イ」(アンドリュー ヴァクス著 ハヤカワ文庫)です。これは私の大好きなアウト ロー探偵バークシリーズの第十二作めです。面白かった。 とにかく読んでみて下さ い。

物語りはある日の真夜中過ぎ、バークと相棒のマスチフ犬のパンジイは町はずれの操 車場へ向かいます。誘拐犯に身代金を届けるという仕事のためです。ところが彼らを 待っていたのは罠でした。バークは撃たれ、パンジイは彼を助ける為に。。。 バークは罠を仕掛けた犯人を探し始めます。はたして見つかるのか? 25日(月曜)から読み始めて27日(火曜)に読み終わったのが「誘拐工場」(キャ スリーン ジョージ著 新潮文庫)です。面白かった。割とお勧め。 物語りの舞台はニューヨーク。ある日舞台女優のマリーナは赤ちゃんが怪しげな男に 連れ去られたのを目撃します。思わずあとをつけていったのですが犯人グループに捕 まり重傷を負い、犯人グループに置き去りにされます。数時間後瀕死のマリーナを発 見した刑事クリスティ。唯一の犯人目撃者である彼女の警護に当たります。そのころ 赤ちゃんは見知らぬ夫婦の手に渡ってしまいます。諦めずに犯人を追い掛けるマリー ナとクリスティ。はたして見つけられるのでしょうか? 28日(水曜)から読み初めて30日(土曜)に読み終わったのが「外科医」(テス ジェリッツェン著 文春文庫)です。これも面白かった。お勧め。 物語りはボストンで意識のある女性の子宮を抉り取り、苦しむ様を楽しんだ挙げ句に 咽を掻き切るという猟奇連続殺人事件が発生します。数年前に同様の事件がアメリカ 南部のサヴァナでおきていました。その時の犯人は最後の被害者の外科医によって射 殺されていました。その生き残った被害者は事件後ボストンに移り住み外科医として 活躍しています。もしかして犯人の真の目的はその彼女?



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