Yumiのミステリー読書日誌 2003年8月 No.2


2003-8

9日(月曜)から読み初めて13日(水曜)に読み終わったのが「嘘つきの恋は高く つく」(ジェイン ヘラー著 扶桑社ミステリー文庫)です。面白かった。 お勧めです。

物語りの舞台はニューヨーク。ナンシー スターンはバツイチで幼児教室の教師をし ています。ある日を境に彼女の元に不思議な郵便物、花束などが届くようになりまし た。しかもそれが国連で開かれるブラックタイのレセプションの招待状(しかも駐英 アメリカ大使からです!!!)だったり、ケヴィン コスナーからのお礼状だったり。 最初は友人のいたずらかと思ったのですが何と彼女が住んでいるアパートに同姓同名 のフリーライターが引っ越してきた事が判明。そういった郵便物、お届けものの混乱 している中、何ともう1人のナンシー スターンが殺されたのです。そしてその直後 に何者かが幼児教室の先生のナンシーの部屋の家捜しをするという事件まで。もしか すると犯人のねらいはフリーライターのナンシーではなく私?何故?と頭を悩ませる まもなく、空き巣は彼女の友人、親の家まで荒らしていきます。彼女は何故狙われる はめになったのか?

14日(木曜)から読み始めて16日(土曜)に読み終わったのが「カッテイング  ルーム」(ルイーズ ウェルシュ著 ハヤカワポケットミステリ)です。 割と面白かったです。

物語りの舞台はイギリス。競売人のリルケは同性愛者。枯れは亡くなった老富豪の遺 品を売りに出して欲しいと彼の姉から頼まれます。遺品を整理している時にポルノの 蔵書を発見します。しかもそれだけではなく、その中には修道女が拷問具で攻められ た末に、恍惚とした表情で死んでいる写真を発見します。これは本物の写真なのかそ れとも偽物なのか?リルケは単独で調査し始めます。

18日(月曜)から読み初めて20日(水曜)に読み終わったのが「迷路」(キャサ リン コールター著 二見文庫)です。 これは面白かった。 お勧めです。

物語りの主人公はFBI捜査官になったばかりのレーシー。彼女は7年前サンフラン シスコを震撼させた猟奇連続殺人事件で姉を殺された経験を持ちます。その犯人を突 き止める為に好きなピアノを諦めFBI捜査官の道に進みました。そんな時、ボスト ンで同じ手口で殺された女性が発見されます。先輩捜査官の協力を得て、捜査に乗り 出すレーシー。はたして彼女は犯人を捕まえる事が出来るのか?



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