Yumiのミステリー読書日誌 2003年7月 No.3


2003-7

7月24日
大体bkmlは土日に書くのですが実は先週18日(金曜)から21日(月曜)まで 韓国に出張でした。恒例の香港出張が今年はSARSの影響で行き先を変えて韓国に。

21日(月曜)韓国からの帰りに飛行機のなかで読み初めて22日(火曜)に読み終 わったのが「あのころ、私たちはおとなだった」(アン タイラ−著 文春文庫)で す。これはミステリーではありません。でもおもしろかった。

物語りは30年以上前に大学を中退して3人の子持ちの男鰥と結婚して家業の貸し会 場業を経営しているレベッカ。夫はとうに事故で亡くなり義理の娘3人と娘1人の4 人の子供たちを育て上げ仕事に日々奮闘していますが、ある日ふと自分は間違った人 生を歩んできたのではないかと疑問に思い、学生時代の恋人に電話をします。彼は母 校の大学で教授となりバツイチとなっていました。彼と又付き合い始めるのですが。。

23日(水曜)に読み終わったのが「ライフ オブ デビッド ゲイル」(デユウイ グラム著 新潮文庫)です。今月末公開予定の映画の原作です。という事で内容は省 略しますが、本はおもしろかったです。

24日(木曜)から読み初めて26日(土曜)に読み終わったのが「沈黙のゲーム (上、下)」(グレッグ アイルズ著 講談社文庫)です。これは面白かった。お勧 め。

物語りの舞台はアメリカ、ミシシッピー州のナチェズ。典型的なアメリカ南部の町で す。ペンは元検事で現在は売れっ子作家。妻を数カ月前になくし、幼い娘のアニーと 2人暮し。その彼が故郷であるナチェズに帰省しました。地元で長年医者をしている 父が何者かに強迫され、そしてその脅迫事件に関連して地元紙のインタビューで町の 歴史の暗部にふれてしまい、いろいろな人間からおどされ始めました。しかしペンは 地元紙の編集人のケイトリンの協力をえて、未解決の黒人爆殺の「デル ペイトン事 件」の真相解明に乗り出します。

27日(日曜)から読み初めて30日(水曜)に読み終わったのが「夜より暗き闇 (上、下)」「マイクル コナリー著 講談社文庫)です。 これは面白かった。お勧めです。

物語りは心臓病で引退した元FBI心理分析官のテリ−。彼の元へ知り合いの女性刑 事から捜査協力の依頼をうけます。殺人現場に残された手がかりから被害者と因縁の あったハリーボッシュ刑事を訪ねます。捜査を続けるうちすべての手がかりがボッシュ をさしている事に気がつくハリー。本当にボッシュが殺したのか?



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