Yumiのミステリー読書日誌 2003年7月 No.1


2003-7

7月1日(火曜)に読み始めて2日(水曜)に読み終わったのが「邪神」(エリカ  スピンドラ−著 MIRA文庫)です。これは以外と面白かった。お勧め。

物語りは牧師をしている姉のレイチェルが失踪したという知らせをきいたカウンセラー のリズ。牧師が理由もなく自分の教会からいなくなるはずがない。事件に巻き込まれ たのでは?と思い姉の教会があるキーウエストに引っ越しカウンセラーを始めたリズ。 、警察に捜査を依頼するものの、色好い返事ももらえず自分で捜査する事に。 レイチェルはどこに?まだ生きているのか?

2日(水曜)の夜から読み始めて3日(木曜)に読み終わったのが「恋と殺しのホー ムカミング」(ステファニー ボンド著 文春文庫)です。これも割と面白かった。

物語りはロクサーンは虐待女性救援組織「レスキュー」のメンバー。ある日彼女の部 屋に何者かが押し入り脅迫文を残していった。しばらく自宅から離れる事にして、い とこのアンゴラの結婚式に出席がてら母校に行く事に。ところがその結婚式の最中い とこである花嫁のアンゴラは新郎にふられぼう然自失。自宅に帰りたくないアンゴラ とともに母校に行く事になったロクサーン。ところが彼女のあとを付け回す刑事と妻 子に逃げられて逆恨みをしている男から付け回されるはめに。

4日(金曜)に読んだのが「はなれわざ」(クリスチアナ ブランド著 ハヤカワ文 庫)です。内容的には面白いのですが昭和34年にハヤカワミステリから出版された ものを今文庫化した為にちょっと訳が古い感じがします。

物語りは休暇を過ごす為にイタリア周遊ツアーに参加したスコットランド ヤードの 警部コックリル。観光地として有名な島でツアーのメンバーが何者かに殺されます。 捜査に来た地元警察は指紋もとらないし、現場保持の原則も何のその。そんな捜査方 法に不安を感じたコックリルは捜査に乗り出します。

5日(土曜)に読んだのが「ファーストウーマン」(ジェニファー クルージー著  二見文庫)です。これは面白かったです。

物語りはネルは夫と保険代理店を経営して1人息子の成長を楽しみにしていた女性。 そんな彼女が信じていた夫に裏切られ離婚。夫は若い女性と再婚して幸せな日を過ご しています。そんなネルが再就職先として選んだのがマッケンナ探偵社。オーナーは 時代錯誤のワンマン男のゲイブ、そしてかれのいとこで女ったらしのライリー。この 2人に秘書として働く事に。ネルが帳簿を調べると横領のあとが。。。 横領したお金を取りかえすべく元の秘書のところにいったネル。無事お金は取り替え したのですが、その元秘書が死体となって。。。。

6日(日曜)から読み始めて7日(月曜)に読み終わったのが「ベストセラー『殺人』 事件」(エリザベス ピーターズ著 扶桑社ミステリー文庫)です。わりといけてい ます。この人の前作の「リチャード三世殺人事件」は歴史が頭にはいっていないとわ からなかったけれど、今回は平気です。

物語りは大ベストセラー「氷のなかに裸で」の作家キャスリーンが失踪してから7年 たちました。未だに生死不明の状態です。そこでこの続編の出版が決定しました。こ の続編を書く作家をきめるに当たり厳正な審査を行いやはり女流作家のジャクリーン に決定しました。彼女はニューヨークを離れキャスリーンが暮らしていた田舎町に移 り住みました。彼女がキャスリンの資料をチェックし始めると彼女に関する謎は深く なるばかり。しかも偶然とは思えない事故がじゃクリーンの身に降り掛かります。 キャスリーンの失踪とは?

8日(火曜)から読み初めて9日(水曜)に読み終わったのが「孤独な場所で」(ド ロシイ B ヒューズ著 ハヤカワポケットミステリ)です。これは1950年にハ ンフリー ボガードが製作主演した映画の原作だそうです。この本事体は終戦後間も ない1947年に書かれたものです。

物語りは第二次世界大戦から戻ってきたデイックスは、女性ばかり狙う連続殺人犯と なっていました。枯れは東海岸からハリウッドにやってきて偶然にも軍で一緒だった ブラブと再会します。ブラブは現在では刑事になり、連続殺人犯を捕まえるのに躍起 になっていました。



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