Yumiのミステリー読書日誌 2003年6月 No.3


2003-6

21日(土曜)に読んだのが「放送禁止歌」(森 達也著 知恵の森文庫) 岡林信康の「手紙」、赤い鳥の「竹田の子守歌」などの放送禁止歌。これらは何故放 送されなくなったのか?そして禁止したのは誰なのか?というドキュメンタリー

同じく21日(土曜)に読んだのが「密林、生存の掟」(アラン デイーン フォス ター著 扶桑社海外文庫)です。これは面白かった。おすすめ。

物語りはアメリカ人のボハノンはパプアニューギニアにやってきました。彼は偶然で あった美女と夢のような一夜を過ごします。ところが翌日めがさめてみれば美女は消 え、そればかりか彼の財布の中身も消えて。。。美女を探し求めて奥地に向かうボハ ノン。しかしそこは想像を絶する密林。美女との再会は?

22日(日曜)に読んだのが「死の連鎖」(ポーラ ゴズリング著 ハヤカワ ポケッ トミステリ)です。これも面白かった。

物語りは大学で英文学の助教授をしているケイトのところに脅迫電話がかかって来る ように。ケイトは恋人のストライカー警部補に内緒で自分で犯人探しをし始めます。 一方ストライカーは2件の殺人事件を抱えてます。一件はケイトと同じ大学で人類学 を教えている女性助教授が射殺された事件。もう一件は医学生が病院近くの路上で惨 殺された事件。ケイトの事件を含め一見つながりがないように見えた事件ですが。。。

23日(月曜)から読み始めて24日(火曜)に読み終わったのが「フィレンツエに 消えた女」(サラ デユナント著 講談社文庫)です。まあまあっててところ。

物語りはロンドンに住むジャーナリストのアンナは6歳の娘を持つ未婚の母。ある日 彼女は仕事と称してイタリアにいきます。留守宅を預かるのは友人とアンナの娘。と ころが帰国予定日を過ぎても彼女は帰宅しません。何か犯罪に巻き込まれたのではな いかと心配する友人たち。警察にも捜索を依頼します。はたしてアンナは帰国するの でしょうか?

25日(水曜)から読み始めて26日(木曜)に読み終わったのが「スキャンダル」 (ローラ V ウオ−マ−著 集英社文庫)です。割と面白かった。

物語りは主人公のサリーはコネチカットにある地方新聞の記者。偶然大手雑誌にイン タビュー記事を書くチャンスが舞い込みます。取材先のニューヨークで気になる男と 知り合い、そして恋に落ちます。しかし彼女は故郷で死体を発見、しかもそれが21 年前の父の死に絡んでいる事がわかります。事故で死んだと聞かされていた父の死。 彼女は真相が突き止められるのでしょうか?

27日(金曜)に読んだのが「エンジェル シテイー ブルース」(ポーラ L ウッ ズ著 ハヤカワ文庫)です。これは面白かった。

物語りはアメリカ、ロスが舞台。ロス市警の女性刑事ジャステイスが主人公。黒人住 居地域で暴動が発生。その鎮圧に向かったジャステイスと警官たち。ところが暴動の 最中に殺人事件が起きます。しかも被害者は十数年前に彼女の夫と娘を射殺した黒人 解放組織の元幹部。長らく行方不明だった元幹部が殺された真相を追う為にジャステ イスは駆け回ります。はたして真相は?

28日(土曜)から読み始めて29日(日曜)に読み終わったのが「秘密の顔を持つ 女(上、下)」(ウイリアム ベイヤー著 扶桑社ミステリー文庫)です。以外と面 白かった。

物語りは犯罪容疑者の似顔絵画家のデイヴィッドは、マスコミの注目を集めている事 件の法廷画を書く為に故郷でもカリスタにいきます。久しぶりに訪れた町。実は彼の もう1つの動機は26年前に起こった未解決の殺人事件のためです。かれの同級生の 母親と男性教師がモーテルで密会中に射殺された当時としてはセンセーショナルな事 件でした。しかもその事件後その射殺された女性を診察していた精神科医でもあるデ イヴィッドの父親が謎の自殺を遂げます。父親は彼女が殺されたあと何故自殺したの か?又射殺した人間は誰か?

30日(月曜)に読んだのが「パンプルムース氏と飛行船」(マイケル ボンド著  創元推理文庫)です。シリーズ5作目です。面白かった。

物語りは英仏間を結ぶ飛行船の就航記念特別メニューを作る為にブルターニュに向かっ たパンプルムースと愛犬ポムフリット。体験試乗飛行野多目に飛行船にのったパンプ ルムース、ところが嵐のために大変な目に。ところがテロリストがこの飛行船を狙っ ているという情報がはいり。。。。



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