Yumiのミステリー読書日誌 2003年6月 No.1


2003-6

1日(日曜)に読み始めて2日(月曜)に読み終わったのが「ザ プラザ セレブを 魅了する名門ホテルの内幕」(ウオ−ド モアハウス三世著 ヴィレッジブックス) です。これはニューヨークの最高級ホテルである プラザの物語り。確か集英社文庫 でイギリスのホテルの本がでていたけれど(私読んだんだよね)内容的にはあっちの 方が面白かもネ。昔プラザでお茶を飲んだ事があるけれどそんなに高級とは知らなかっ た。とりあえずレポートみたいなので内容は省略。

3日(火曜)から読み始めて4日(水曜)に読み終わったのが「やっつけ仕事で八方 ふさがり」(ジャネット イヴァノヴィッチ著 集英社文庫)です。これは逃亡者逮 捕請負人(バウンテイ ハンター)ステファニー プラムシリーズ第8作め。 面白かった、私はこのシリーズ好きなのです。

物語りは実家の隣の家のメイベルに孫娘のイーヴリンとひ孫のアニーを探してくれと 泣き付かれたステファニー。簡単な仕事かと思いきや、イーヴリンを探しているのは ステファニーだけではなく彼女の元夫、そして地元でも悪名高い男アブルッツイが探 している事がわかりました。元夫が探すのはまだ理解できるとしても、なんであんな 悪名高い男が探すの???ところがそのアブルッツイは何故かステファニーを敵視し て嫌がらせをし始めます。さあはたしてメイベルは孫娘に又あえるのでしょうか?

5日(木曜)から読み始めて6日(金曜)に読み終わったのが「テキサスの懲りない 面々」ジョー R ランズデール著 角川文庫)です。笑えます。

物語りはハップは鳥肉工場の警備員として友人のレナードと共に仕事をしています。 ある夜男の襲われていた少女を助けると、その少女の父親はとり肉工場のオーナー。 ハップは謝礼として大金と1ヶ月の休暇をもらいました。レナードと共にカリブ海ク ルーズへ行く事に。メキシコで寄港したさい船員に嫌がらせをされ嘘の出発時間を教 えられた2人。当然2人は船に乗り遅れメキシコに取り残されます。そこで悪徳警官 たちに襲われたところを老漁師に助けられます。それが悲劇のはじまりか?その漁師 と娘のトラブルに巻き込まれた2人。

7日(土曜)に読んだのは「時間切れ」(ケイテイ マンガ−著 新潮文庫)です。 これも面白かった。お勧め。ケイシ− ジョーンズ シリーズ第2作めです。

物語りはケイシーは8年前に起こった警察官殺害事件の再調査をあと1ヶ月で死刑に なる死刑囚ゲイルの家族に依頼されます。事件は妻が警察官の夫を射殺したというも のです。すべての証拠は妻をさしているのですが、彼女が調べていくとつじつまのあ わない事が出てきはじめます。元判事で現在は弁護士をしているペイトン テイルマ ンから情報をきこうとした矢先かれが殺されます。しかしそんな事で怯むようなケイ シーではありません。ゲイルに残されている時間はあとわずか。はたして真犯人が見 つかるのでしょうか?

8日(日曜)に読んだのが「不良少年の夢」(義家 弘介著 光文社)です。 たぶん1ヶ月ぐらい前にテレビで「ヤンキー母校に帰る」という番組をやっていたの で見た方もいらっしゃるのではないかと思います。この本は番組で紹介された元ヤン キーの先生の話です。面白かったです。

物語りはこの著者の先生の半生です。とにかく半端でないヤンキー、中学の時から問 題を起こし始めるのです。しかし頭がよくって高校は進学校に行くのですが、結局退 学。家からも追い出され児童相談所から里親の元に送られます。その里親の人がたま たま読んでいた新聞に北海道の高校が高校中退者や不登校の生徒を受け入れていると いう記事が出ていました。そこでこの著者はその学校に通う事になるのです。そこで 出会った担任の先生。その先生との出合いで立ち直り大学にも進学します。結局その 先生の影響で教師になろうと思い、母校の教師の席があくまで予備校の教師を4年間 します。ようやく母校の教師になりかつての自分のような生徒たちとの出合い。

9日(月曜)から読み始めて10日(火曜)に読み終わったのが「雨の中の待ち人」 (J.D.ロブ著 ヴィレッジブックス)です。近未来を舞台にしたミステリー。 ちょっとSFがはいっています。それも中途半端にネ。

物語りはニューヨークの場末の路上で有名な女性検事が殺されました。何故彼女は深 夜にこんな場所に来たのか?その捜査をする事になった女性警部補のイヴ。ところが これは事件のはじまりで又女性がひとり殺されました。はたして彼女は犯人を見つけ られるのか?



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