Yumiのミステリー読書日誌 2003年5月 No.3


2003-5

19日(月曜)から読み始めて21日(水曜)に読み終わったのが「あやつられた魂」 (ステラ ダフィ著 新潮文庫)です。これは面白かったです。前作の「カレンダー ガール」よりよかったと思います。

物語りは女性でしかもレズの探偵サズのところに差出人不明の封筒が届きます。中身 は調査依頼でした。しかも調査対象となるのは特殊な精神療法でカリスマ的な人気を 誇るノース博士。この博士の患者には何故か変死を遂げるものが相次いでいます。サ ズは依頼者に誘導されサンフランシスコに向かいます。そこでサズが見つけて物は?

22日(木曜)から読み始めて24日?土曜)に読み終わったのが「木曜日の朝、い つものカフェで」(デビー マッコ−マー著 扶桑社セレクト文庫)です。これはミ ステリーではありません。面白かった。お勧め。

物語りは大学の公開口座で知り合った年令も仕事もバラバラな4人の女性が毎週木曜 日の朝カフェに集まって近況を語り合います。4人の女性は励まし相支えあいながら それぞれの問題を解決していきます。

25日(日曜)に読み始めて26日(月曜)に読み終わったのが「ローラに何がおき たのか」(フレドリック ヒュブナ−著 角川文庫)です。しかし角川のタイトルの 付け方はいただけない。でも内容は面白かったよ。

物語りは有名な女流がかが自殺を計ったのが発見され病院に運ばれます。ところが彼 女が自殺を計ったすぐ隣で彼女の夫が殺されていたのが発見されます。病院で意識が 朦朧としている状態の時に彼女が「2人ともわたしが殺したの」と彼女の告白。彼女 が本当に殺したのか?だが死体は1つしかない。2人めは?

27日(火曜)に読んだのが「13羽の怒かれるフラミンゴ」(ドナ アンドリュー ズ著 ハヤカワ文庫)です。素人探偵メグ アンスローシリーズの3作め。これも面 白かった。

物語りは故郷の記念祭に鍛冶職人として参加する事になったメグ。実行委員長は恋人 マイケルの母親。彼女は植民地時代風祭典にすると1人で大張り切り。しかし回りは 大迷惑。そんなお祭りの中彼女のブースの中で死体が発見されます。はたしてメグは 無事犯人までたどり着けるのか?

28日(水曜)に読んだのが「ビーチハウス」(ジェイムズ パターソン著 ヴィレッ ジブックス)です。これはお勧め。面白かったよ。

物語りは見習い弁護士のジャックは弟のピーターの死を知らされます。それは傷だら けの死体でした。弟が何者かに殺された事を確信するジャック。しかし警察は事故か 自殺と主張します。内密に聞いた検死結果でも殺された可能性がでてきます。しかし 事件に関わっているのはどうやらアメリカでも有名な大金持ち。裁判での検死結果は 溺死。警察は事件をもみ消しにかかるしまつ。ジャックは旧友たちと復讐計画を企て ます。

29日(木曜)に読み始めて30日(金曜)に読み終わったのが「愛は仮面舞踏会の 夜に」(ジャネット デイリー著 集英社文庫)です。割と面白かった。

物語りは南フランスのニースの仮面舞踏会で彼女は彼と激しい口論になり彼に殴られ て昏倒して頭をうちました。彼女が次に気がついたのは病院のベッドの上。ところが 記憶喪失になり自分の名前もわからない状態。そんな彼女の元に兄と名乗る男性と知 り合いとなのる男性が訪ねてきました。彼女はアメリカのニューオーリンズの海運会 社一族の令嬢らしい。半信半疑のままアメリカに帰国した彼女。そんな彼女を待ち受 けていたのは?

31日(土曜)に読んだのは「ジャスミントレード」(デニーズ ハミルトン著 ハ ヤカワ文庫)です。これも面白かった。お勧め。

物語りはイブダイアモンドは「ロサンジェルス タイムズ」の記者。あるひ結婚まじ かの少女が殺害された事件を取材する事に。彼女は偶然にも被害者の少女がつけてい た日記を入手するが、日記は何者かに盗まれてしまう。ところが運よく日記の何枚か が彼女の手元に残されます。それを元に彼女が殺された真相を探っていくイブ。はた して殺した人間は見つかるのか?



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