Yumiのミステリー読書日誌 2003年5月 No.1


2003-5

29日(火曜)から読み始めて5月1日(木曜)に読み終わったのが「テロリストの ウオ−ゲーム」(ボニ− ラムサン著 集英社文庫)です。これも面白かった。 お勧め。

物語りの舞台はアメリカ コロラド洲の主リーバー空軍基地。最高度の軍事機密のウ オ−ゲームの演習中にゲーマーが殺されました。しかも衆人環視の密室の中で。コロ ラドスプリングス警察の女性刑事アイリーンが捜査を担当します。一方ワシントンで はテロリストの動きをCIAのルーシーが察知します。2人はそれぞれ行動を起こし 始めますが。。。

2日(金曜)に読み始めて3日(土曜)に読み終わったのが「リガの犬たち」(ヘニ ング マンケル著 創元推理文庫)です。これは刑事クルト ヴァランダー シリー ズ第2作め。スエーデンの警察小説です。地味だけれど面白いです。

物語りはスエーデン南部の海岸にゴムボートが漂着します。その中には高級スーツを 着た2人の男の射殺死体が。彼らは一体何者なのか?調べていくうちに彼らがソ連も しくは東欧の人間という事が判明します。各国に問い合わせた結果その男たちはラト ビア人という事が判明します。そしてラトビアのリガというところから刑事がやって きました。事件はリガ警察が引き継ぐ事になり刑事はラトビアに帰国します。ところ が帰国した刑事が殺されたという知らせが。ヴァランダーはラトビアにとびます。刑 事を殺したのは誰か?調べようとするヴァランダーを阻止するような動きが。 はたして彼は真相を突き止められるのでしょうか?

3日(土曜)に読み始めて4日(日曜)に読み終わったのが「ホワイトムーン」(サ リ− ビッセル著 二見文庫)です。これも面白かった。

物語りは連邦巡回裁判所で女性判事の惨殺死体が見つかりました。過去11ヶ月間全 米各地の判事が毎月ひとりづつ不審な死を遂げていた事が判明。そんな中FBIが次 の標的と考えたのが老判事のアイリーン。FBIは警護を申し出るのですが、彼女は その要請を拒絶します。彼女を説得するようにいわれたアトランタの女性検事のメア リ−。メアリーは彼女が子供の頃からアイリーンと付き合っているのでアイリーンを 説得するために彼女の元に向かいます。はたして誰が判事を殺し回っているのか?そ してその目的は?

5日(月曜)に読んだのが「わたしのグランパ」(筒井 康隆著 文春文庫)です。 気分転換には丁度いいかもしれません。

物語りは刑務所に長らくはいっていた祖父が出所する事に。中学生の珠子の前に現れ たのはまだあった事のない祖父。最初は少々戸惑いながら祖父と接していた珠子でし たが、侠気溢れる祖父に徐々に引かれるようになり心を許すようになりました。

5日(月曜)から読み始めて7日(水曜)に読み終わったのが「甦る男」(イアン  ランキン著 ハヤカワポケットミステリ)です。これはリーバス警部シリーズ。 やはり面白い。お勧め

物語りは捜査方法で上司と対立したリーバス警部が思わず暴力をふるってしまいます。 その為にかれは警察官再教育施設に行くはめになりました。そこには同じような刑事 が5人もいました。再教育という事で協調性を養う為にチームを組まされ、未解決と なっている事件をもう一度捜査する事に。その事件はリーバスにとっては思い出した くもない事件の1つ。5人の刑事はリーバスが何か隠している事に気がつきます。 はたして解決するのは5人かリーバスか?

8日(木曜)に読み始めて9日(金曜)に読み終わったのが「パズルレデイと赤いニ シン」(パーネル ホール著 ハヤカワ文庫)パズルレデイシリーズ2作目。 これもお面白かったよ。

物語りはパズルレデイことコーラは新聞にクロスワードパズルの連載を持つ有名人。 ところが真実は彼女はパズルが苦手で実は姪のシェリーがパズル作家。 ある日町一番のお金持ちのエマが死にました。その遺言状にはエマの残したパズルを といたものには莫大な遺産を譲ると書いてありました。そしてそのパズルの審判には コーラが指名されていました。しかしその相続候補者の1人が殺されました。コーラ とシェリーはパズルと殺人の両方のなぞ時に挑戦する事に。



Yumiのミステリー読書日誌のページに戻る 

ホームページに戻る 

読書室のページに戻る