Yumiのミステリー読書日誌 2003年4月 No.1


2003-4

30日(日曜)から読み始めて2日(水曜)に読み終わったのが「悪意の傷跡」(ルー ス レンデル著 ハヤカワポケットミステリ)です。これはウエクスフォード警部シ リーズです。中々面白かった。

物語りは町中で2人の少女が相次いで誘拐されるという事件が起きました。しかし数 日ご何事もなかったように少女たちは無傷で戻ってきました。鹿もその間の出来ごと を警察にも家族にも決して語ろうとはしない少女たち。一体何が起こったのか?

3日(木曜)から読み始めて4日(金曜)に読み終わったのが「フクロウは夜ふかし をする」(コリン ホルト ソーヤ−著 創元推理文庫)です。老人たちの生活と推 理シリーズ第3段。面白かった。このシリーズ好きなのですよ。お勧め。これから読 もうと思う方達はやはり第一作目から読んだ方が登場人物とか人間関係が分かってい いと思います。

物語りは高級老人ホーム「海の上のカムデン」が舞台。ここで連続殺人事件が発生。 1人目は自販機業者、2人めは庭師。そして3人めは?殺人事険だから危ないからと 釘をさされたのにも関わらずアンジェラたちは早速捜査を開始。元気いっぱいの老人 たちが探偵気取りで連続殺人の謎に挑戦。

5日(土曜)から読み始めて6日(日曜)に読み終わったのが「ヴェネツイア殺人事 件」(ダナ レオン著 講談社文庫)です。 面白いといえば面白いし、まあ好きずきでしょうね。

物語りは「警視ブルネッテイのアパートに突然まじめそうな役人が訪ねてきて「おた くのアパートは未承認で違法です」と宣告します。その役人が数カ月後突然ブルネッ テイに携帯から電話をしてきます。そして何かいいたい事があるようですが、ブルネッ テイが大切な電話なら公衆電話からしてくるようにといいます。しかしかれが待てど もその役人から電話が来ませんでした。そして翌日の朝刊を見てブルネッテイは驚き ます。その役人が転落して意識不明の昏睡状態という記事を読んだからです。ブルネッ テイは病院にいきますがその役人は死んでしまいました。役人が何の為に電話をして きたのか気になるブルネッテイはひとり捜査を始めます。

7日(月曜)から読み始めて10日(木曜)に読み終わったのが「だからアメリカは 嫌われる」(マーク ハ−ツガード著 草思社)です。 アメリカ人ジャーナリストが自国の無知非常識ぶりを書いた本です。面白かった。 これはお勧め。出版されたのは去年の10月ですが、もうイラク戦争の事を書いてい ました。 メデイアもテロ攻撃を知っていた事とか大統領選挙の時のフロリダでのゴタゴタの事 とか。とにかく読んでみて下さい。



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