Yumiのミステリー読書日誌 2003年3月 No.3


2003-3

3/30 東京在住もしくは通勤のみなさま「ドクター中松」の選挙カーを見るか音を聞いた事 がありますか? 実は会社が都庁の近所なのでよく耳にするのですが、普通の選挙演説というかうぐい す嬢ではありません。「ドクター中松、ドクター中松、やっぱりやっぱりドクター中 松」とかいうのが音楽になっているの。一瞬どこかのクラブにいるような錯覚もしま す。字にしてしまうとソノ面白さが伝わらないと思いますが、昔オウムが「ショーコ −ショーコ−」と歌っていましたが、なんというかセンスがマルで違います。 とにかく聞いてみると面白いです。しかしその「ドクター中松」のフレーズが頭の中 でずっと鳴り響く事を覚悟して下さい。

20日(木曜)から読み始めて21日(金曜)に読み終わったのが「天使の帰郷」 (キャロル オコンネル著 創元推理文庫)です。マロリーシリーズ第4作目。 面白かった。これもお勧め。

物語りは誰にも一言も告げずルイジアナの小さな町にいったマロリー。ついた早々マ ロリーは殺人容疑で勾留されます。そんな中何も知らずにマロリーを追って来た友人 のチャールズ。そしてニューヨーク市警巡査部長のライカー。謎に包まれていたマロ リーの過去が暴かれていきます。

22日(土曜)に読んだのが「冷笑」(リンダフェアスタイン著 ハヤカワ文庫)で す。アレックスク−パー検事補シリーズ第3作目。 これも面白かった。お勧め。

物語りは画廊経営者のデニーズび死体がハドソン川で発見されました。単純なレイプ 殺人と思われたのですが、デニーズに盗難絵画の隠匿疑惑が浮上。さらに画廊の従業 員、絵画修復師が殺され捜査は混迷し始めます。 一体誰が何の為に?

23日(日曜)から読み始めて24日(月曜)に読み終わったのが「殺人現場で朝食 を」(ジェリリンファーマー著ハヤカワ文庫)です。これはケータリング探偵マデリ ンシリーズ第2作目。なかなかいけます。

物語りはケータリング会社の経営するマデリンの元にロサンジェルスを訪れた教皇の ための歓迎朝食会の企画及び運営というすごい仕事がとびこんできました。マデリン は準備の為に昔のレシピを調べていたら殺人を告白するメモを発見します。好奇心に 負けてその調査を始めたマデリン。そして朝食会の協力者が撮影所の見学中に殺され ます。なんだかイヤーな予感が。。。

25日(火曜)から読み始めて28日(金曜)に読み終わったのが「リチャード三世 「殺人」事件」(エリザベス ピーターズ著 扶桑社ミステリー文庫)です。 これはねー私にとっては疲れました。英国史が好きな人、もしくはシェークスピアが 好きな人にはいいと思います。私はそれにはあてはまりません。

物語りはリチャード三世の無実を証明する咳私的な資料が発見されました。 そのお披露目会のために愛好家たちがリチャード三世に関わる歴史上の人物に扮して 集まります。ところがその参加者たちに次々と災難が降り掛かります。しかもそれぞ れの人物が扮した人物の実際の死に関係した事柄で。。。 誰が何の為にそんな事をするのか?

29日(土曜)に読んだのが「覗く(上、下)。」(デイヴィッド エリス著 講談 社文庫)です。これは以外と面白かった。おすすめ。

物語りは毎週木曜日の夜、高名な外科医を夫に持つレイチェルは愛人のマーテイーの ために素人ストリップを演じています。いつものように彼女の家に潜む、まっている と何と彼女が夫に暴行され始めます。彼女を救う為に夢中でマーテイーは飛び出しま す。そして彼女の夫は殺されます。密かに遺体を処理して元の生活に戻るマーテイー。 そんな枯れ野元に「おまえが殺したのを見た」という脅迫電話が。本当に殺したのは マーテイーなのでしょうか?

30日(日曜)から読み始めたのが「悪意の傷跡」(ルース レンデル著 ハヤカワ ポケットミステリ)です。これはウエクスフォード警部シリーズです。



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