Yumiのミステリー読書日誌 2003年1月 No.2


2003-1 12日(日曜)誕生日でした。 それで主人が1泊で伊豆の長岡温泉につれていってくれました。 泊まった所は武者小路実篤が定宿にしていたという旅館でした。 ちなみにアントニオ猪木、中嶋悟も泊まった事があります。

10日(金曜)から読み始めて15日(水曜)に読み終わったのが「拳よ、闇を払え」 (エデイー ミューラ−著 ハヤカワ文庫)です。何かタイトルが角川文庫的です。 ハヤカワにしては珍しい。 タイトルはともあれ内容は面白かった。

物語りは第二次世界大戦後のサンフランシスコが舞台。ビリーは新聞記者で特にボク シングの名コラムニストとして有名。その彼は前途有望なボクサーのハックと親交を 深めて来ました。かれを題材に記事をかこうと思っていた矢先のこと、ハックのマネー ジャーのジグの家に夜訪ねると何とそこにはハックが先客としていました。そしてジ グは無惨にも殺されていました。ハックはジグに妻のクレアの悪口をいわれついカッ となって殴殺したというのです。仕方なくビリーは死体を隠す手助けをする事に。 ところが警察が死体を発見し、死因は絞殺と判明。本当にハックがジグを殺したのか? そして捜査の手はビリーとハックのところにも。。。

16日(木曜)から読み始めて17日(金曜)に読み終わったのが「わが心臓の痛み (上、下)」(マイクル コナリー著 扶桑社ミステリー文庫)です。 絶対のお勧め。面白かった。

物語りはテリーは元FBI捜査官。現役の時は連続殺人犯を追い詰め、数々の難事件 を解決していました。ところが長年に渡る激務とストレスが元で心筋症が悪化して早 期引退をしたのです。そしてその後心臓移植手術をうけ無事退院。その彼のもとに若 い女性グラシエラが訪ねてきます。彼女はコンビニ強盗にあって射殺された妹がいて、 その犯人を探してくれとテリーにいいます。テリーは私立探偵の免許も持っていない し術後間もない為に車の運転すらできないと色々理由をいって断わろうとします。 ところがグラシエラはあなたの心臓は殺された妹の心臓だ、といいます。犯人にたい して怒りに駆り立てられたてリーは手術後60日あまりでコンビニ強盗殺人犯をおい 始める事に。

18日(土曜)から読み始めて20日(月曜に読み終わったのが「ブラッシュオフ」 (シェイン マローニ−著 文春文庫)です。最初は面白そうだと思ったのですが。。

物語りはオーストラリアが舞台。マレーホイーランはヴィクトリア州政府閣僚の行政 アドバイザー。かれのボスの倦ねリが内閣改造で何と芸術相という全く畑違いの人事。 そして出席した美術館のパーテイーで画家が変死。うまく切り抜けないとボスと私の 政治生命は終わり。はたしてかれはうまく切り抜けられるのでしょうか。



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