Yumiのミステリー読書日誌 2002年12月 No.2


2002-12

10日(火曜)から読み始めて13日(金曜)に読み終わったのが「女探偵の条件」 (ケイテイ マンガ−著 新潮文庫)です。これも以外に面白かった。

物語りは自称女探偵のケイシ−。彼女はとことんついていない人生を送っていました。 男に騙され犯罪の片棒を担ぎ、前科物に。その為に探偵の免許はとれず、探偵事務所 で下働きとして働いています。今度の仕事は女性議員のボデイ−ガード。ところがそ の議員の車の中で死体が発見されました。死んでいたのは誰が殺してもおかしくない ような男。だからといって議員が殺すわけはありません。その為彼女は真相を突き止 める為に動き始めます。

14日(土曜)から読み始めて16日(月曜)に読み終わったのが「トレンチコート に赤い髪」(スパークル へイタ−著 新潮文庫)です。 これも面白かったよ。

物語りはロビンはテレビ局のレポーター、結婚生活は夫が若い女の子に熱を挙げてあ えなく破綻。その彼女に妙な電話が大晦日にかかって来ました。その男は少女時代の 知られたくない渾名や、挙げ句の果てに処女喪失の相手の名前まで知っていました。 ロビンは恐喝者に指定されてホテルの部屋に向かうと、何とその男はすでに惨殺した いとなっていました。恐喝されていたのは彼女だけ?それとも? 真相を追う為に彼女は動き出します。

17日(火曜)から読み始めて19日(木曜)に読み終わったのが「バイクガールと 野郎ども」(ダニエル チャヴァリア著 ハヤカワ文庫)です。これはお勧め。 笑います。

物語りの舞台はキューバ。アリシアは大学を中退して売春婦に。ただ彼女の売春の仕 方がちょっと変わっています。彼女はショートパンツ(しかも彼女が工夫をこらした) をはき自転車で、目的の外人の金持ち男を探します。大勢の男と知り合いになった末 に運命の男ヴィクターと知り合います。かれから好条件を出され枯れ野指名する男を 引っ掛けていくうちに何と彼女は犯罪に巻き込まれていき、死体の隠ぺい工作を手伝 うはめに。



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