Yumiのミステリー読書日誌 2002年12月 No.1


2002-12

1日(日曜)に読んだのが「パラダイスに囚われて」(カレン ロバーズ著 ヴィレッ ジブックス)です。女性向けのミステリーです。

物語りは農場の持ち主が馬小屋で自殺。それを発見したのが農場の管理人のジョ−。 葬式も滞りなく行われ何日かたったある日、農場主の娘のアレクサンドラが農場に訪 ねて来ました。その亡くなった農場主はかなりの資産家でこの農場はかれの趣味のた めに持っていたものでした。ところが彼は事業に失敗して自殺した為に資処分せざる おえなくなっていました。この農場もひとでに渡ることに。。。それをジョ−に知ら せる為にあれクサンドラは来たのでした。その夜農場に彼女は泊まったのですが、夜 中に寝室の中で聞こえる何者かの息づかい、そして稲妻に照らし出された人影。。。

2日(月曜)から読んだのが「パンプルムース氏のダイエット」(マイケル ボンド 著 創元推理文庫)です。 このシリーズいつも笑わせてくれます。

物語りは編集長に命じられてダイエットをする為にヘルスクラブに滞在する事になっ たパンプルムース。ところがダイエットは名目で実際はヘルスクラブの調査でした。 愛犬ポムフリットと2人でピレネー東部のクラブにいくはめに。ヘルスクラブに潜入 してみると何か秘密めいた雰囲気が。ダイエットのし過ぎで死人は出るし。。。はた して今回の調査をうまくいくのでしょうか?

3日(火曜)に読んだのが「1番目に死がありき」(ジェイムズ パタースン著 角 川文庫)です。女性殺人捜査クラブシリーズ第1作。これはお勧め。

物語りはリンジーは離婚経験のある殺人課の主任刑事、クレアは2児の母でもある検 死官。2人はサンフランシスコの町を震え上がらせている新婚夫婦殺人事件を担当し ています。リンジーは捜査中に新米記者のシンデイにであいます。シンデイの勘のよ さに目をつけそしてさらには頭のきれる検事補のジルを加え女性殺人捜査クラブを結 成します。事件は最初はサンフランシスコだけの話かと思っていたら他州まで飛び火。 はたして同一犯人か?

4日(水曜)から読み始めて6日(金曜)に読み終わったたのが「明日なき報酬」 (ブラッド スミス著 講談社文庫)です。これは面白かった。ミステリーではなく ハードボイルドでした。

物語りは1959年のトロントが舞台。引退した花形ボクサーのトミーが相棒の黒人 Tボーンと一緒に祖父の農場で生活する為に戻って来ました。ところがその祖父の農 場は売りにでていて取り戻す為には1ヶ月以内に五千ドルが必要。トミーは取り戻す 為に賭けポーカー、競馬と有り金を注ぎ込みます。ところが思うようにはお金はたま りません。そんな時に再びリングに上がらないかとの誘いが。。。

7日(土曜)に読んだのが「ピーチツリー探偵社」(ルーズ バーミンガム著 ハヤ カワ文庫)です。これも面白かったです。

物語りは女性探偵サニーが勤める探偵者は大統領とも懇意の有名探偵が経営していま す。放浪癖のある社長が不在。そんな時に盗まれた絵画を取り戻してくれという依頼 が、犯人と接触して取引き場所にいっていみると、彼女の幼馴染みが他殺体で発見さ れます。容疑者にされ、しかも絵は行方不明。踏んだりけったリのサニー。そんな時 今度は銀行から期限内に十万ドルおさめないと探偵社が倒産するという督促が。 一体社長はいつかえってくるのよと怒りながらもサニーは絵を取り戻せば10万ドル 支払うという約束を保険会社から取ります。はたして彼女は無事絵を取り戻して10 万ドル手に入れる事ができるのでしょうか?

8日(日曜)から読み始め9日(月曜)に読み終わったのが「曇り時々ラテ」(ジェ イン アン クレンツ著 二見文庫)です。これは以外に掘り出し物でした。

物語りはアメリカ、シアトルで小さなケータリング会社を経営しているデズデモーナ。 今回の披露宴の依頼人はIT業界の革命児となった若き企業家のスターク。彼はお金 持ちでしかもいい男、ところがかなりおたくっぽい所が欠点。その欠点のために結婚 式当日に花嫁にドタキャン。しかもこれが2回目。ケータリングの費用をかれに請求 しにいき、成りゆきで彼の専属接待コンサルタントとなったデズデモーナ。ある夜彼 の家でパーテイーをしている最中に開発中で出来上がりまじかのソフトを盗もうとす る人間が出没。ソフトは無事でしたが、それ以降ハッカーは出現するし挙げ句の果て に殺人まで。狙いは彼の開発中のソフト。はたして誰がソフトを狙って殺人まで犯し たのでしょうか?



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