Yumiのミステリー読書日誌 2002年10月 No.3


2002-10 21日(月曜)から読み始めて22日(火曜)に読み終わったのが「雨に祈りを」 (デニス レヘイン著 角川文庫)です。 これは私が好きなアンジーとパトリックの探偵コンビシリーズの5作目です。

物語りはアンジーがパトリックの元を去ってしばらくしてストーカーに悩まされてい るカレンがストーカーを撃退して欲しいという依頼をして来ました。ストーカーは無 事撃退されたのですが、6ヶ月後カレンは全裸で投身自殺をはかりました。6ヶ月の 間に何が彼女をそこまで追い詰めたのか?割り切れないパトリックは自ら調査をし始 めます。調べれば調べる程妙な事が。。。。 カレンは一体誰に追い詰められたのか?

23日(水曜)から読み始めたのが「夢顔さんによろしく(上、下)最後の貴公子  近衛文隆の生涯」(西木 正明著 文春文庫)です。

23日(水曜)から読み始めて25日(金曜)に読み終わったのが「夢顔さんによろ しく(上、下)最後の貴公子 近衛文隆の生涯」(西木 正明著 文春文庫)です。 私には珍しくノンフィクションです。会社の側の本屋で立ち読みしたら以外と面白くっ て途中で止める気にならなくなり買った本です。

物語りは近衛文麿の長男、文隆の一生の話です。お父様は有名な方ですがこの人は有 名になる前に死んだといった方が正しいような気がします。戦前アメリカに留学し単 位がとれなくて卒業ができず帰国し、上海でも国民党の女性スパイと駆け落ち騒ぎを 起こしそれが元で憲兵隊に睨まれ、当時彼のような身分人間は徴集されなかったにも 関わらず憲兵隊に睨まれたおかげで軍隊へ。。。そしてたまたまかれのお父さんが有 名だった為にシベリア抑留へ、そして謎の死。 ちなみにこの人はゾルゲ事件で有名なゾルゲや尾崎とも親交があったそうです。 ミステリーといえばこの本の題名にもなっている「夢顔さん」この人は誰なのか?

26日(土曜)から読み始めて27日(日曜)に読み終わったのが「ハバナ ベイ」 (マーテイン C スミス著 講談社文庫)です。 これも面白かったです。

物語りはキューバのハバナ湾で不審な死を遂げた元KGB大佐の身元確認のためにロ シア検察局のレンコはキューバに来ました。かれの死に不審を抱いたレンコ。調べ始 めるとキューバ革命国家警察の邪魔が。どうしてもと大佐が死ぬような目になったの か?

28日(月曜)から読み始めて29日(火曜)に読み終わったのが「唇を閉ざせ(上、 下)」(ハーラン コーベン著 講談社文庫)です。面白かった。お勧め。 この作者ハヤカワ文庫からでているスポーツ エージェント マイロン ボライター シリーズの作者です。でもこの本はシリーズとは関係ありません。

物語りはニューヨークで小児科医をしているベックは今から8年前に連続殺人犯のキ ルロイに襲われ、結婚して間もない妻が殺されベックは九死に一生をえたのでした。 そんな彼の元に1通のなぞのe−mailが届きました。そのメールには彼と妻しか 知り得ない事が書いてありました。手のこんだ悪戯なのか?謎のメールを解読したベッ クは妻がいきている事を確信します。ベックアは妻の手がかりを求めて走り回ります。 ところが妻の親友だった女性カメラマンが殺され容疑はベックに。。。犯人として追 われながらベックは妻を探し求めます。はたして再会できるのでしょうか?



Yumiのミステリー読書日誌のページに戻る 

ホームページに戻る 

読書室のページに戻る