Yumiのミステリー読書日誌 2002年10月 No.2


2002-10-15

10日(木曜)から読み始めて11日(金曜)に読み終わったのが「ブラッド/孤独 な反撃」(デイヴィッド マレル著 ハヤカワ文庫)です。面白かったです。

物語りは建築家のブラッドには幼い頃行方不明になった弟がいました。あるひブラッ ドの前にその行方不明になった弟だと名乗る男が突然あらわれました。最初は疑うブ ラッドでしたが弟しか知り得ない事を知っているので、ついに行方不明だった弟に再 会できた喜びでいっぱいになりました。あるひ一緒にキャンプにいった山の中でその 弟に崖から突き落とされます半死半生で生還したブラッドでしたが、何と彼の妻子は 弟に誘拐されたあと。警察だけではなくFBIも捜査に加わり妻子を探しますが行方 がわかりません。愛する家族を取り戻す為にたった1人で捜査を始める事に。。。

12日(土曜)から読み始めて14日(月曜)に読み終わったのが「夢なき者たちの 絆(上、下)」(マイクル C ホワイト著 扶桑社ミステリー文庫)です。
これもいける。

物語りはアメリカ、ノースキャロライナ州の小さな町で産科医で検死官を勤めるジョー ダン。ある深夜保安官から殺人事件が起きたという連絡が入り、事件現場に向かいま す。被害者は悪名高いピュー一族の男、そして加害者は内縁の妻のローザ。彼女は生 後4ヶ月の娘を抱いたまま事件現場のソファーに座っていマシタ。娘をどうしてもピュ −一族に渡したくない彼女はジョーダンに娘の面倒を見てくれるように頼みます。 彼女は誰かをかばっている様子。

15日(火曜)から読み始めて16日(水曜)に読み終わったのが「華やかな誤算」 (ダイアナ ダイアモンド著 ヴィレッジブックス)です。これは面白かった。 ちなみにこの作者ですが有名作家が覆面作家として書いたものだそうです。

物語りは銀行の上級副頭取のウオルター。頭取の椅子を目指して出世街道ばく進中で すが、かれはいつ妻のエミリーに離婚話を切り出すか悩んでいました。同じ銀行で働 いているアンジェラと不倫中でエミリーと別れたら一緒になるつもり。ところがその エミリーが何と誘拐されます。犯人が要求する身代金は何と一億ドル。しかも銀行の 金を盗めという指示。犯人の要求にしたがったら頭取への道はなくなります。だから といって長年連れ添ってきた妻を見殺しにするわけにはいきません。 悩むウオルター。さてかれの決断は?

17日(木曜)から読み始めて20日(日曜)に読み終わったのが「殺したのは私」 (メアリ H クラーク著 新潮文庫)です。安心して読める作家の1人。

物語りは主人公の裁判から始まります。何不自由ない生活を送っていたモリー。彼女 はある日夫殺しの罪で起訴されて裁判に。そして5年半の服役をおえて出所。 ようやく我が家に帰ってきた彼女は夫を殺した犯人を突き止める為に調査を始めます。



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