Yumiのミステリー読書日誌 2002年10月 No.1


2002-10-4

昨日はCEATECというエレクトロニクスショーを見に幕張メッセにいって来まし た。疲れた。。。

30日(月曜)のお昼から読み始めて1日(火曜)の朝読み終わったのが「化石の殺 人」(サラ アンドリュース著 ハヤカワ文庫)です。 これも中々いけます。女性地質学者エムハンセンシリーズの2作目。

物語りはエムに恐竜学者のデイシー博士から学会での講演依頼がありました。その為 にエムはユタ州のソルトレイクシテイーまで出かけていきます。そして初対面のデイ シー博士の家に滞在しますが、講演当日博士が何者かに殺されます。そして疑いは博 士の家に滞在していたエムに。エムは犯人をあげるというより自分の潔白を証明する 為に調査に乗り出します。

1日(火曜)のお昼から読み始めて2日(水曜)のお昼に読み終わったのが「トレイ シーのミステリーノート 花嫁誘拐記念日」(クリス ネリ著 ハヤカワ文庫)です。 ミステリーはミステリーだけれど笑えます。

物語りはミステリー作家であり探偵志望のトレイシー。義妹のマリサの結婚式に出席 する為に夫のドルーとニューヨークにいきます。ニューヨークのドルーの実家に滞在 している最中に結婚式目前のマリサが何者かに誘拐されます。夫の家族は何かを隠し ている模様。そんな時に脅迫電話が!!!脅迫内容は「マリサと婚約者のトニーが経 営しているレストランをうれば解放する」という一風変わった内容でした。ミステリー 作家は簡単に難事件も解決できるとばかりにトレイシーは町に飛び出していきます。

3日(木曜)から読み始めて4日(金曜)に読み終わったのが「鷹の城の亡霊」(ジョ ン ウイルソン著 創元推理文庫)です。 これは面白かった。お勧めです。

物語りはデイヴィッドと元モデルの妻のケイトは平穏無事に暮らしていましたが、あ る夜突然デイヴィッドが悪夢にうなされ始めます。ケイトは眠れなくなり夫に精神科 医に行くようにいいますが、デイヴィッドは悪夢を見ている事など全く覚えていない らしくいっこうに行こうとはしませんでした。ようやく重い腰をあげて夫婦揃って精 神科のキャリガンの門を叩きました。そこでお行われた催眠療法。それによって幼少 時の封印された記憶が元となり悪夢を見ていた事が判明しましたが、これが本当に怒っ た事なのかどうか、そしていつ?という記憶がありません。デイヴィッドは失われた 時を探す為にある男の捜査を始めマシタ。


2002-10-10

5日(土曜)から読み始めて6日(日曜)に読み終わったのが「マネー、マネー、マ ネー」(エド マクベイン著 ハヤカワポケットミステリ)87分署シリーズの最新 刊です。ヤッパ面白かった。

物語りはもうすぐクリスマスという時にアイソラの動物園でライオンのおりの中で食 いちぎられた女性の死体が発見されました。幸運にも残っていた手から指紋がとれそ こから被害者は空軍の元パイロットだった事が判明します。そして被害者のアパート を調べていくうちに彼女は麻薬の運び屋をやって大金を稼いでいた事が判明。 彼女はどうして殺されたのか?

7日(月曜)から読み始めて9日(水曜)に読み終わったのが「レッドドラゴン(上、 下)」(トマス ハリス著 ハヤカワ文庫)です。おもしろかった。 「羊たちの沈黙」で一躍有名になったあのハンニバル レクタ−博士登場!!!といっ ても主役ではありません。

物語りは満月の夜に連続して起きた一家皆殺し事件。次の満月までに犯人逮捕する為 にFBIが動き出します。元FBIアカデミーの教官だったグレアムは犯人像の手が かりを得る為に以前連続殺人事件で逮捕した精神科医のレクタ−博士を収容先の異常 犯罪者専門の医療施設に訪ねます。一方犯人は次の殺人計画を錬っていますが新聞報 道でこういった動きを察知するとグレアムにねらいを定め始めます。

10日(木曜)から読み始めたのが「ブラッド/孤独な反撃」(デイヴィッド マレ ル著 ハヤカワ文庫)です。



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