Yumiのミステリー読書日誌 2002年9月 No.1


2002-9-1

29日(木曜)から読み始めて30日(金曜)の夜読み終わったのがのが「愛しき海 辺の家」(ドロシア ベントン フランク著 集英社文庫)です。これ以外と面白かっ た。ちなみにミステリーではありません。

物語りは図書館に勤めるスーザンは娘と夫の3人暮し。。ある日図書館についたもの の忘れ物をした事に気がつき慌てて家に戻ると、なんと夫がこともあろうか夫婦の寝 室で若い女を連れ込み浮気の真っ最中。現場を目撃したスーザンにたいして夫は謝り もせず家を出ていきました。傷付いた彼女は娘をつれて故郷のサリバン島にある家を 訪ねました。思い出すのは彼女の子供時代。
物語りは現在と過去の彼女の話。

31日(日曜)に読んだのが「探偵はいつも憂鬱」(ステイ−ヴ オリヴァ−著 ハ ヤカワ文庫)です。
一応ミステリーなのですが笑えます。

物語りは昼は新聞記者、夜はタクシー運転手をしているムーデイー。
ヴェトナム戦争の後遺症に悩みながら頑張って生活をしています。
最近は恋人のザンシアとの仲もうまくいっています。ところがあるひザンシアの父親 が殺されました。莫大な遺産を相続した彼女と、交際に反対されていたムーデイーが 容疑者に。警察を見放したザンシアはムーデイーに犯人探しを依頼します。娘も知ら ない父親の過去。調べていくうちに父親は偽名を名乗っていた事が判明します。一体 父親の過去にどんな事が?

1日(日曜)から読み始めたのが「アメラジアンの子供たち」(ステイーヴン マー フィ 重松著 集英社新書)です。


2002-9-8

1日(日曜)から読み始めて2日(月曜)に読み終わったのが「アメラジアンの子供 たち」(ステイーヴン マーフィ 重松著 集英社新書)です。

アメリカ人とアジア人の間に生まれた子供をアメラジアンといいます。
アメラジアンの子供たちは人種、国籍などの自分のアイデンテテイで悩んできていま す。著者自身もアメリカ人の父親と日本人の母親との間に生まれた子供です。
著者の内面の旅の記録とでも言いましょうか。。。

3日(火曜)に読んだのが「シュガーハウス」(ローラ リップマン著 ハヤカワ文 庫)です。女性探偵テス モナハン シリーズの第5作目。面白かったです。

物語りは父の古い友人の女性からテスに依頼がありました。彼女は身元不明の少女を 殺した罪で服役中の弟が刑務所で殺された事件を調べて欲しいと言うのです。
かれが殺されたのは少女殺害事件との関係があるのでしょうか?

4日(水曜)から読み始めて5日(木曜)に読み終わったのが「いたずらが死を招く (上、下)」(サンドラ ブラウン著 新潮文庫)です。これも面白かったです。

物語りはメリーナとジリアンは一卵生双生児の姉妹。ジリアンは不動産業界で仕事を して、メリーナは有名人のエスコートサービスの会社を経営しています。
ある日メリーナは宇宙飛行士ハート大佐のエスコートにいき、その飛行士とひかれあ い一夜を共にします。翌朝ジリアンが腹部をメッタざしにされた死体となって発見さ れました。復讐を誓うメリーナ。ハート大佐を巻き込み2人で犯人を探し始めます。

6日(金曜)に読んだのが「ロード トウ パーデイション」(マックス A コリ ンズ著 新潮文庫)です。これは今月公開の映画の原作です。
面白かった。映画ぜひみたいです。

物語りの舞台はシカゴ。時は禁酒法と大恐慌のまっただ中。
「死の天使」と呼ばれるマイケル サリヴァンはマフィアの殺しや。しかしかれは家 庭では妻を愛し2人の息子の父親。あるひ組織の内部抗争で妻と次男が殺されます。 かれは運よく生き残った長男と共に復讐の旅に出ます。

7日(土曜)に読んだのが「ストーンベイビー」(ジュールズ デンビー著 ハヤカ ワポレットミステリー)です。面白かった。

物語りは女性コメデイアン ジェイミーはマネージャーのリリーと女装の美男子のモ ジョとの3人暮し。ジェイミーはなぜか問題のある男ばかりを好きになります。今度 の男ショーンは見た目はいい男なのですが、何故かリリーは生理的嫌悪感をかれに抱 きます。リリーばかりでなくジェイミーの友だちはしょーンをさける為にジェイミー と疎遠になります。そのショーンが何故か3人の家の転がり込みます。ジェイミーと リリーが営業で地方を回っている間にアレ程仲のよかったモジョまでが突然家を出て しまいます。ショーンの秘密とは?

8日(日曜)から読み始めたのが「大暴露 あの超有名人、企業が闇に葬りたかった すべて」(ウイリアム パウンドストーン著 ハヤカワ文庫)です。



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