2002-8-25
18日(日曜)に読んだのが「煙りで描いた肖像画」(ビル S バリンジャー著
創元推理文庫)です。これは以外と面白かった。お勧め。
物語りはあるひだにーは偶然に思い出の少女の写真を見つけました。彼女は今どうし ているだろうか?と思い、彼女を探し始めます。わずかな手がかりからようやく彼女 を見つけたダニ−。そしてその少女(といっても今は大人ですが)と知り合いになっ たダニーの運命は?
19日(月曜)に読んだのは「インソムニア」(ロバ−ト ウエストブルック著 新 潮文庫)です。 これは来月公開の映画の文庫化です。私が思うにたぶん映画の方がいいと思います。
物語りは少女殺人事件のためにロサンジェルスの刑事ウイルは相棒と2人アラスカに
派遣されました。地元の女性刑事エリーと犯人をおびき出す計画をたてますが、濃霧
の中ウイルは間違って相棒を射殺してしまいます。それを見ていた犯人。
ウイルは自分が相棒を殺した事を言えぬまま日がすぎていきます。そして勝ち誇るよ
うに犯人がウイルにかけてくる連日の夜明けの電話
。
はたしてウイルは犯人を追い詰める事ができるのでしょうか?
20日(火曜)から読み始めて21日(水曜)に読み終わったのが「アバウトアボ−
イ」(ニック ホ−ンビイ著 新潮文庫)です。来月公開される映画の原作です。
ちなみにミステリーではありません。が、面白かった。
物語りは36歳のウイルはなくなった父親(作曲家で1曲だけクリスマスソングを書
いたのですがそれが大当たりした)印税で暮らしています。彼は今まで仕事らしい仕
事をした経験がありません。シングルマザーとの後腐れない関係を持ちたいと言う目
的のために、シングルファーザーに成り済ましシングルペアレンツの会に入会。
一方、マーカスは12歳。両親が離婚ご母親と一緒に暮らしています。最近ロンドン
に引っ越し転校したばかり。転校先では虐められるし、しかも母親はうつ気味。こん
な少年とウイルがシングルペアレンツの会主催のピクニックで出合いました。
22日(木曜)から読み初めて23日(金曜)の昼で読み終わったのが「大密林」
(ジェイムズ W ホール著 講談社文庫)です。
絶対のお勧め。面白かったよ−
物語りは動物保護家のアリスンは離婚話を切り出そうと2人の娘と一緒にボルネオ旅
行にいきました。ところが密林の中で密猟者に長女が殺されます。
彼女は長女は過って殺され、本当は自分を殺そうとしたものと確信しています。
アメリカに戻ったアリスンですが、またも付けねらわれているようです。誰が何の為
に彼女を殺そうとしているのか?
23日(金曜)の帰りに読み初めて24日(土曜)の朝読み終わったのが「犯罪カレ ンダー(1月ー6月)」(エラリイ クイーン著 ハヤカワ文庫)久々のクイーンで す。これは短編集なので内容は割愛。
24日(土曜)に読み終わったのが(犯罪カレンダー(7月−12月)」(エラリイ
クイーン著 ハヤカワ文庫)久々のクイーンです。これは短編集なので内容は割愛。
2002-8-30
実は叔父が亡くなって今日御葬式なので会社は休み。今日ムッチャ忙しいのが分かっ ていたからちょっとラッキー。しかし真夏の喪服は超暑い。叔父の家はココから歩い て20分ぐらいなのでこれも助かった。(不謹慎な発言ですみません)
25日(日曜)に読んだのが「嘘つきアーニャの真っ赤な真実」(米原 真理著 角
川書店)面白かったよ。お勧め。
ノンフィクションです。
内容は著者が子供の頃過ごしたプラハのソビエト学校の同級生3人を探す旅。といっ てしまえば簡単なのですが長い間の音信不通、しかも共産圏の国が解体したりした今 となってはさがし出せたのはかなりの幸運としか言い様がありません。
26日(月曜)から読み始めて27日(火曜)に読み終わったのが「破壊天使(上、
下)」(ロバート クレイス著講談社文庫)です。これも面白かった。
物語りは昼間のLAのショッピングセンターの駐車場で爆発らしき物がおいてあると
の通報。爆発物処理班が作業中突然爆発して処理していた人間が死亡。犯人はこのと
ころ売り出し中の爆弾間のミスターレッドか?元爆発物処理班で、爆発事故で瀕死の
重傷をおった過去を持つ女性刑事スターキーが捜査に乗り出しました。
二十八日(水曜)に読んだのが「風の向くまま」(ジル チャーチル著 創元推理文
庫)です。
ジル チャーチルというと主婦探偵ジェーンシリーズが有名ですが、これは新シリー
ズでグレイス&フェイヴァ−シリーズの第一作です。
これも以外によかった。
物語りはアメリカの大恐慌の最中が舞台。ロバートとリリーの兄妹は大富豪の子供で した。ところが、大恐慌で財産を失い、父は自殺そして母も亡くなりました。 現在は家屋敷も売り払いロバートはウエイターをしてリリーは銀行員として生活して いる毎日です。ところがそんな2人の元にあまり付き合いのなかった大伯父が亡くなっ て2人が遺産相続するという話が舞い込んで来ました。2人に残されたのは田舎の大 きなお屋敷。ただ相続の条件としてこの屋敷に10年間住みつづける事。10年間住 めばこのお屋敷とその他の遺産が2人の物になるのです。2人は住み慣れたニューヨー クからお屋敷に移る事にしました。2人が聞かされていたのは大伯父が船の事故で亡 くなったという事。ところが回りの人間は事故について2人が訪ねると何故か口を噤 んでしまいます。どうやら伯父は殺されたらしいのでした。しかし嵐の中でしかも船 の中の話。その船に一緒にのっていた人間を調べはじめました。 はたして犯人は?
29日(木曜)から読み始めたのが「愛しき海辺の家」(ドロシア ベントン フラ
ンク著 集英社文庫)です。