Yumiのミステリー読書日誌 2002年8月 No.2


2002-8-12

相変わらず暑い日が続いています。

7日(水曜)から読み初めて9日(金曜)に読み終わったのが「綴り字のシーズン」 (マイラ ゴールドバーグ著 創元コンテンポラリ)です。面白かったです。 これはミステリーではありません。

物語りは両親にも教師にも期待されていなかった小学校5年生のユダヤ人の少女イラ イザが校内のスペリングコンテストで優勝。学校代表で地域の予選に出場します。そ してそこでも優勝。あれよあれよという間に予選を勝ち進み州の代表として全国大会 に出場する事に。
ところが彼女が勝ち進むにしたがって家族の崩壊が始まります。一家の期待の星の兄 は突然異宗教にめざめ、自身の救いを見い出します。弁護士で一家を支えてきた母は 万引きを繰り返しそして警察沙汰に。ユダヤ教神秘主義に傾倒する父はイライザを鍛 えて神との対話を望むようになります。はたして一家は踏み止まれるのでしょうか? それとも崩壊してしまうのでしょうか?

12日(月曜)に読み始めて読み終わったのが「箱の中の書類」(ドロシイ セイヤー ズ著 ハヤカワポケットミステリ)です。
以外と面白かったです。

物語りは電気技師のハリスンが若い後妻と住む家に2人の下宿人をおきます。その他 に中年の家政婦も同居しています。ある夜家政婦が下宿人の1人に襲われたと主人に 訴えます。下宿人は家からでていきますが、しばらくしてハリスンが事故死しました。 が、ひとり息子は父の事故死を信じる事ができません。息子は当事者たちを訪ね歩き その当時書いた手紙を証拠として集めはじめました。はたして本当に事故死だったの でしょうか?


2002-8-15

今日ようやく1日休みがとれました。やったね!!!

13日(火曜)から読み初めて14日(水曜)の朝の電車の中で読み終わったのが 「始末屋ジャック 異界への扉」(ポール F ウイルスン著 扶桑社ミステリー文 庫)です。何と言っていいのやら。。。だってホラーだったんだもの。

物語りは裏世界の人間「始末屋ジャック」に行方不明の妻を探して欲しいと言う依頼 がありました。依頼人の妻メルは世界の謎や不可解な現象を解きあかす大統一理論を 近く発表する予定でした。ところが失踪。ジャックは彼女が発表を予定していた会合 に潜り込みます。

14日(水曜)のお昼から読み始めて夜読み終わったのが「ワンダーランドで人が死 ぬ」(ケント ブレイスウエイト著 扶桑社ミステリー文庫)です。
これは面白かった。

物語りはジェシーはメキシコ系アメリカ人。昔FBIで働いていてそのあと下院議員 になり、そして現在は故郷で探偵をしています。妻の実家が経営する遊園地で殺人事 件が発生した。被害者は日系人の娼婦。そして翌日やはり遊園地で殺人が。
今度は殺された娼婦が所属していた組織のボス。なぜ遊園地で殺人が?

15日(木曜)の朝から読み始めて昼間読み終わったのが「キスしたいのはおまえだ け」(マキシム ジャクボヴスキー著 扶桑社ミステリー文庫)です。
まあまあおもしろかった。

物語りはイギリス人のジェイクが過去を忘れる為にアメリカ、マイアミに旅行にきま した。そこで出会ったのがやはりイギリス人のアン。
アンが組織のブツを横領した為に2人は逃亡する身に。必要に追いかけてくる組織の 人間。2人は逃げ切れるのでyそうか?



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