Yumiのミステリー読書日誌 2002年4月 No.3


2002-4-25

19日(金曜)から読み始めて22日(月曜)の夜読み終わったのが「死のダンス」 (リチャ−ド スタインバ−グ著二見文庫)です。面白かったよ−
お勧め。

物語りは神話、伝説ともなっているフォー フェーズ マン。それはスパイの中のス パイともいわれる人間に与えられている呼び名。それは情報を収集し、対情報工作を 実行し、ハイテク技術の駆使、そして暗殺、これらを全て完璧にできるスパイ。今ま でこの呼び名でいわれた人間は七人。そして生き残っているのは2人。 主人公のクセノスはそのうちの1人。しかしそのかれもフランスの片田舎で戦争の犠 牲となった孤児たちと共にひっそりと暮らしています。そのクセノスにコルシカ人組 織の幹部がニューヨークで行方をたった弟の捜索依頼をします。ひとりニューヨーク にたったクセノス。ところがそこで思い掛けない事から陰謀の渦に巻き込まれていき ます。

23日(火曜)から読み始めて24日(水曜)に読み終わったのが「ウイニング ラ ン」(ハ−ラン ベ−コン著 ハヤカワ文庫)です。 マイロンボライタ−シリ−ズ 7作め。前にも書いたような気がするのですがこれを読むと何故かマンガの「有閑倶 楽部」を思い出します。私としてはこのシリーズお気に入りです。 でも読むのだったら第1作目から読んでください。

物語りは主人公のマイロンに学生時代の恋人のエミリーが突然連絡してきます。昔彼 女に手痛く振られたマイロンとしてはあいたくないので連絡を先延ばしにしていると なんとかれの家まで訪ねてきました。エミリーは彼女の息子がフォンコーニ貧血とい う悪性の病気になり骨髄移植以外に直る道がなく、しかもようやく見つかったドナー が手術直前に謎の失踪を遂げたのでそのドナーを探して欲しいという依頼をします。 マイロンが渋ると彼女は「息子はあなたの子供」という衝撃の告白をします。余命幾 ばくもない息子のためにマイロンは消えたドナー探しに奔走します。そこで見つけた 真実とは。。。

25日(木曜)から読み始めたのが「背任」(ボニ− マクドウ−ガル著 講談社文 庫)です。


2002-4-29

26日(金曜)の夜会社の創立記念という事でパークハイアットのニュ−ヨ−クグリ ルで食事をしていたら藤原紀香(字あっているかな?)に遭遇。 斜め後ろのテーブルでマネージャーらしき男性と仕事関係の男女の4人で食事してい ました。彼女の声はかなりかん高く他の人の声は聞こえないのに彼女の声だけ聞こえ ていました。きれいでしたが、彼女は写真とかテレビの方が実物よりいいようです。

25日(木曜)から読み始めて26日(金曜)に読み終わったのが「背任」(ボニ−  マクドウ−ガル著 講談社文庫)です。ちょっとヴォリュームはあるけれどお勧め です。

物語りは大手法律事務所のクライアントの二百万ドルの信託財産流用事件が発覚。 犯人はその事務所の若いアソシエイトのスコットです。その真相究明に別の法律事務 所のエース、カッセルが依頼されました。所が調べていけば行く程金の流れが妙な事 に気がつきます。犯人とされるスコットは実は利用されていただけ?

27日(土曜)の朝から読み始めて夜読み終わったのが「グランド アヴェニュ−」 (ジョイ フィ−ルデイング著 文春文庫)です。これ又面白かった。

物語りは近所の公園で子供を遊ばせているうちに知り合った4人の女性。 いつの間にか親友に。。。そして23年後4人の女性のうち1人が殺されます。誰が なぜ殺したのか、そしてその為に残された人間を裏切る人もでてきます。

28日(日曜)から読み始めたのが「わしの息子はろくでなし」(ジャネット イヴァ ノヴィッチ著 扶桑社ミステリー文庫)です。



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