Yumiのミステリー読書日誌 2002年4月 No.1


2002-4-2

26日(月曜)から読み始めて29日(金曜)に読み終わったのが「死の教訓(上、 下)」(ジェフリ− デイ−ヴァ−著 講談社文庫)です。 これもお勧め。おもしろいです。

物語りは小さな田舎町で暴行を受けた女子大生の死体が発見されます。その女子大生 殺しの犯人探しと共に、町に唯一ある大学の存続問題、そして保安官事務所の捜査主 任コードの家族それぞれがもつれあい。。。

29日(金曜)の夜から読み始めて30日(土曜)の昼間に読み終わったのが「柔ら かい棘」(ベイン カ−著 講談社文庫)です。 これもよかったよ。医療過誤問題のリーガルサスペンスです。

物語りは弁護士のモスは1年前の屈辱的敗訴から医療過誤訴訟は二度と引き受けない と自分自身に誓っていましたがその彼の前に乳がんを放置したという医師を訴えたい 等女性テリーが訪ねてきました。話をきいてみるとテリーの担当医師はモスが担当し た時の裁判の被告と同じ医師。これは単なる医療ミスの問題ではないと思い引き受け る事に。

30日(土曜)の夜から読み始めて31日(日曜)の夜読み終わったたのが「野鳥の 会、死体の怪」(ドナ アンドリュ−ス著 ハヤカワ文庫)です。面白かったよ。 これもお勧めです。どうせ読むのなら第1作めの「庭に孔雀、裏には死体」を読んで から読むと登場人物の関係がわかりやすいと思います。

物語りはメグは恋人のマイクルと2人っきりで静かな時を過ごしたいと思い、野鳥の 島に向かいます。ところが行きのフェリーからトラブルが勃発。嵐が島に向かってい た為に、海は大時化。でもそんな事でめげるメグではありません。
ところがようやくおばの避暑用のコテージについたら、何と先客が!その先客とはヨー ロッパに求婚旅行でいっているはずのメグの両親、それと弟。そして何とおばまで! 何とかして2人っきりになろうと努力をするメグとマイクルが島を歩いていた時に発 見したのが死体。しかもその殺された男はメグの母の少女時代のボーイフレンド。当 然父に殺人容疑が!!! その父の容疑をはらす為にメグとマイクルは奮闘します。

1日(月曜)から読み始めたのが「デスゲーム 24/7」(ジム ブラウン著 ハ ヤカワ文庫)です。


2002-4-4

1日(月曜)から読み始めて3日(水曜)に読み終わったのが「デスゲーム 24/ 7」(ジム ブラウン著 ハヤカワ文庫)です。これもお勧め。日本でも製作される 事になった「サバイバー」をもとにしてあるというべきか。。。

物語りはカリブ海の孤島で12人の男女によって行われるサバイバルゲームショー。 優勝賞金は二百万ドル。しかしその賞金を得る為には参加者の弱点をついた課題に挑 まなければなりません。その姿は島に巡らされた600あまりのカメラによってテレ ビとインターネットで生中継されます。そして視聴者の不人気投票で1人ずつ脱落し ていくのです。シングルマザーのデイナもその参加者の1人。彼女は難病の子供を抱 えてその治療費のために参加を決めたのです。ところが何者かが番組を乗っ取り、エ ボラヴィルスよりも強力な菌を島にばらまきます。テレビ局の関係者はしに残された のは参加者のみ。番組は続行され参加者は文字通り死のゲームに挑む事に。。。

4日(木曜)の朝から読み始めて夜読み終わったのが「パリ、殺人区」(カ−ラ ブ ラック著 ハヤカワ文庫)です。これも面白かったです。最後のドンデン返し。

物語りはパリの女性探偵のエメは依頼された暗号の解析結果を届ける為に、ユダヤ人 街にすむ女性を訪ねますが、アパートを訪ねるとなんとその女性が殺されていました。 しかも殺された老婆の額にはハーケンクロイツが。彼女は犯人を探す為にネオナチの 団体に潜り込みます。


2002-4-10

昨日会社の帰りに駒沢通りにある「桃太郎寿司」というお寿司屋さんに旦那といきま した。値段は回っているお寿司屋さんと同じぐらいですが、このお寿司屋さんは回っ ていません。そこで何と少年隊のカッチャン(今は渡る世間にでている植草といった 方がわかりやすいかもしれないが)一家と遭遇しました。テレビのマンマだった。と いうべきか普通の人でした。要するにそんなにカッコヨクなかったのです。子供2人 と奥さんと一緒だったのですが、娘が植草君そっくりでした。

5日(金曜)から読み始めて6日(土曜)の夜読み終わったのが「滝」(イアン ラ ンキン著 ハヤカワポケットミステリ)です。これはリーバス警部シリーズです。 安心して読める1冊です。

物語りは女子大生のフリップが謎の失踪をします。捜査を始めたリーバスたちは彼女 がインターネットでクイズマスターと名乗る人物と接触していた事を発見。シボーン 刑事がネットを通じてクイズマスターに接近しますがそのクイズマスターからは挑 戦所とも思える難問が次々と届きます。クイズマスターはフリップを殺したのか?そ れとも別の人間が?

七日(日曜)から読み始めて8日(月曜)に読み終わったのが「TVプロデユ−サ−、 メイの事件簿 つぎはおまえだ」(ナンシ− スタ−著 集英社文庫)です。 これは以外と面白かった。

物語りは名はニューヨークのテレビ局のプロデユーサ−。離婚後2人の娘を育てなが ら仕事をしています。ある日、ライバル局のプロデユーサ−が自宅のバルコニーから 転落死。そのプロデユーサ−の電話リストにメイの名前があった事から市刑の刑事に 疑われる事に。刑事に疑われたメイは身の潔白を証明するために、自分で調べ始めま すが、又他局のプロデユーサ−が殺されました。ますます彼女は窮地に追いやられま す。

9日(火曜日)から読み始めたのが「素顔の裏まで」(ニッキ フレンチ著 角川文 庫)です。



Yumiのミステリー読書日誌のページに戻る 

ホームページに戻る 

読書室のページに戻る