Yumiのミステリー読書日誌 2002年2月 No.2


2002-2-14

11日(月曜)から読み始めて13日(水曜)に読み終わったのが「洋上の殺意(上、 下)」(ロバ−ト ウオ−カ−著 扶桑社ミステリー文庫)です。
これは検死官ジェシカ コランシリーズです。面白かった。
同じような検死官シリーズでもコーンウエルとこの人のではちょっと違います。やは り作者が男性か女性かの違いかもしれません。

物語りは女性だったら誰でも振り返るようなかっこよさと甘い声で10代の少女を誘 拐してそして連れ去る「闇の徘徊者(ナイトクローラー)」とよばれる殺人鬼の犠牲 者がフロリダ州辺の海岸で次々と見つかります。どうも犯人はイギリス人らしいので すが、その犯人を追ってジェシカは上司のサンテイバと共に犯人を追いかけます。

14日(木曜)の朝から読み始めて帰りの電車の中で読み終わったのが「雨の牙」 (バリ− アイスラ−著 ヴィレッジブックス)です。これは掘り出し物でした。
面白かった。この本は作者の処女作です。舞台は東京なのですが、この作者本当に東 京の事よく知っています。何故かと思ったら在アメリカの日本企業の弁護士をしてい て3年程日本で暮らした事がアルとか。日本語も話せて柔道は黒帯だそうです。

物語りは日米ハーフの殺しやレインが主人公。あるひかれが山手線の中で殺した男。 この男が物語りの発端。レインは女性と子供の殺人は引き受けないというポリシーの 持ち主。そのかれの所に依頼が来たのはなんと先日山手線の中で殺した男の娘。驚い た事にある夜かれがいったジャズクラブで演奏していたのがその女性。しかも彼はそ の女性「みどり」にこいをしてしまいます。どんな陰謀が渦巻いているのか?かれは 探り始めます。


2002-2-17

16日(土曜)の昼間から読み始めて夜読み終わったのが「オーシャンズ11」(デ ユウイ グラム著 新潮文庫)です。実は先週の土曜日この映画見にいったのです。
割と面白かった。

物語りは史上最高の犯罪ドリームチームがラスヴェガスの地下にうめられた金庫から 現金を盗み出すというお話。

17日(日曜)から読み始めたのが「夜の片隅で」(ジョン モ−ガン ウイルソン 著 ハヤカワ文庫)です。


2002-2-19

17日(日曜)から読み始めて18日(月曜)に読み終わったのが「夜の片隅で」 (ジョン モ−ガン ウイルソン著 ハヤカワ文庫)です。何とこれ読むの2回目で した。というのも97年にハヤカワポケットミステリででていたのです。最初のペー ジ読んだ時になんか読んだ事あるな−とおもったのですが、そのまま突き進んでいき ました。デモやっぱり面白かった。

物語りは元新聞記者のジャステインはエイズ患者のルポでピュ−リッツアー賞をとっ た事があります。しかしその後記事が捏造と発覚して賞は取り消し、当然職も失いま した。その彼の元に元上司が突然現れ、最近おきたある資産家の息子が殺された事件 を取材するように依頼してきます。最初は拒んだかれでしたが、新聞記者という職業 を諦めきれていない自分に気がつき取材を始めます。その事件の犯人は掴まっている のですが、どことなく符に落ちない点が。。。

19日(火曜)の朝からよんで帰りの電車の中で読み終わったのが「復讐の天使」 (ロビン ハンタ−著 角川文庫)です。
タイムリーなお話で面白かったです。

物語りはイスラム過激派による飛行機テロで妻と2人の娘を殺されたサイモン。 アテネ空港で事件は起こったのですが、犠牲者の中にギリシャ人が1人もいなかった という事でギリシャ政府はテロ実行犯を国外追放にしただけ。
このひどい措置にもイギリス政府は何もいわずひたすら沈黙。その為にかれは1人で 復讐を誓います。



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