11月ころ、恐怖小説を何冊か読みました。そのうち今でも記憶に残っている2 冊。
*高橋克彦 ドールズ 闇から招く声 角川書店 H.13.9.10
このシリーズは全部読んでいるので、すぐに雰囲気に溶け込めた。今までは短編 が多かったのに、一気に本格的な長編になった感じ。
登場人物の名前もほとんど忘れていたけど、読み進むうちに思い出したのも、シ リーズ物の特色でしょう。犯人は比較的早くから予想できたけど、まあ本格的推 理小説とも違うので、結構楽しめました。
*桐生祐狩 夏の滴 角川書店 h.13.6.30
若手の小説家だと思いますが、これも図書館で当時新作だったのを何気なく手に とった作品。
最初は青春小説と思って読んでいたけど、こちらのほうが本当の恐怖小説の素質 はある。じわじわとくる恐ろしさがある。(^^;
どちらも手元にはなく図書館の本を2ヶ月くらい前に借りて読んだので、印象も 結構薄れています。
題名だけはかろうじてメモしておきました。
2002-1-6