Yumiのミステリー読書日誌 2001年9月 No.2


2001-9-11

台風すごかったよねー

8日(土曜)から読み始めて10日(月曜)の行きの電車の途中で読み終わったのが 「Shall weダンス?アメリカを行く」(周防 正行著 文春文庫)です。 面白かったよ−
映画のアメリカキャンペーン旅日記なのです。 気軽に読めていいかもネ。

10日(月曜)の行きの電車の途中で読み始めて帰りの電車の途中で読み終わったの が「黒蝶」(グレアム マスタートン著 ハヤカワ文庫) 薄いのですぐ読めます。割と面白かったよ。

物語りは主人公ボニーは自殺したり殺人現場となった部屋をクリーニングする仕事を しています。ある日掃除している部屋で見なれない幼虫を見つけます。不思議に思い 大学の昆虫学の権威のところに持ち込みますそれは人を狂気の陥れもっとも愛する 者を殺すようにし向ける、南米アステカの悪の女神の化身として知られる蝶の幼虫で した。通常アメリカには住んでいるはずもない蝶デス。どうしていないはずの蝶の幼 虫が?やがてボニーの夫と息子が姿を消します。なぜ?

10日(月曜)の帰りの電車の途中から読み始めて11日(火曜)の夜読み終わった のが「ブリジット ジョーンズの日記」(ヘレン フィールデイング著 ソニーマガ ジンズ文庫)です。
以外と面白かったよ。これ今映画で公開されているのですが映画も面白かもネ。 物語りの内容といわれてもなー
30代のシングル女性の日記としか言いようがないし。 まあ読んでみて下さい。


2001-9-13

アメリカ大変ですねー
次の日の朝私もお客さんに電話掛けまくって状況を聞いていマシタ。 ラッキーな事にあの近くの会社の人は1人もいませんでしたけれどネ。 ただ知っている会社の社長(この人の事は知らないガ)の兄弟の会社がワールドトレー ドセンターの87階にあって社員(50名)及びその兄弟の行方不明で連絡がまだと れていない状態だという話ガはいってきました。

うちの会社は輸出入をしているのは御存じだとおもいますが、もうぐちゃぐちゃです。 アメリカ向け及びアメリカからの荷物はもちろんの事ですが、FEDEX UPS共 にヨーロッパ向けの荷物もアメリカのアンカレッジ経由なのね。だから実際にはヨー ロッパ向けもこの2社は使えないのよ。しかも24時間保税倉庫に据え置き(爆弾の 有無を調べる為に)なので、アジア向けのFEDEXも集荷同日フライトなんて夢の 又夢。先方の国でも同様の措置が取られるので結局アジアまで最低4日はかかるよう です。実はアメリカからの輸入貨物があるのです。うちはアメリカの会社から買った のですが先方は台湾の会社から買ったので(もともとその品物を持っていた人はどこ の国かしらないが)仕方ないので通称トライアングルといわれる3国間貿易をする事 にしマシタ。本当は来週中にうちに入荷しなければならない品物なのですが、その台 湾の会社に入荷するのが早くて今週の金曜日(これは無理だと思う)うまくいって来 週月曜日、たぶん私の予想では水曜日頃台湾着なのです。半分顔を引きつらせながら 今日は乙仲さんの手配をしていマシタ。

とうことで
本の話に戻ります。12日(水曜)の朝から読み始めて13日(木曜)の昼に読み終 わったのが「巨匠の選択」(ローレンス ブロック編 ハヤカワポケットミステリー) これはいわゆるアンソロジーです。ゆっくり楽しまさせていただきマシタ。

13日(木曜)の帰りの電車の中で読み始めたのが「二度目の破滅」(ロバート B パーカー著 ハヤカワ文庫)です。


2001-9-16

13日(木曜)から読み始めた「二度目の破滅」は14日(金曜)の帰りの電車のな かで読み終わりました。 さすが巨匠パーカーです。面白かった。これは私立探偵サニー ランドルシリーズの 2作目です。

物語りはサニーの今回の仕事はフェミニストの団体の代表のストーカー対策のボデイ −ガード。サニーはストーカーの正体を暴き出して仕事を早めに切り上げようとする が、何故か依頼人に余計な事をするなといわれます。そして依頼人によくにた女性が 殺された直後、突然解雇されます。納得が行かないサニーは依頼人がないまま真相究 明に乗り出します。

15日(土曜日)から読み始めて16日(日曜)の夜に読み終わったのが「24時間」 (グレッグ アイルズ著 講談社文庫)です。 これは絶対のお勧め。面白かった。

物語りは痲酔医のウイルが学会に出席する為、家を留守にした間に5歳の娘が誘拐さ れました。犯人グループは1年に1回だけ医者が学会で留守にしていルのを狙って子 供を誘拐して、しかも成功率100%。ただ今回の誤算は誘拐された娘アビーは何と 小児糖尿病を患っていて朝までにインシュリンをうたないと命が危ない。 一方家で監禁状態に置かれたウイルの妻は娘の状態を案じつつも主犯の男と一夜を過 ごす事になります。はたして娘は無事に助けられるのでしょうか?


2001-9-17

17日(月曜)の朝から読み始めてつい先程読み終わったのが「凍りつく心臓」(ウ イリアム K クルーガ−著 講談社文庫)です。 これは絶対のお勧め。著者のデビュー作という事ですがとてもデビュー作には思えま せん。

物語りの舞台はミネソタ州のアイアン湖畔の町オーロラ。元保安官のコークは老判事 の死体をたまたま訪ねていった判事の家で発見しました。自分の頭を拳銃でうったの でした。明らかに自殺に思えたのですが、最後にその判事にあったはずの少年が失踪。 不審を抱いてコークが捜査を始めます。

とにかく私の話を読むより本を読んだほうがいいです。


2001-9-19

再び台風ですねー

18日(火曜)の朝から読み始めて帰りの電車の中で読み終わったのが「記憶なき嘘」 (ロバート クラーク著 講談社文庫)です。 これもわりといけます。

物語りは主人公の弁護士リチャードの弟が事故死した所から始まります。弟の部屋を 整理して遺品とかを片付けるうちに弟がリチャードの妻と密会していた疑いが。。? それを調べ始めだしたリチャードの元に、一人娘のアンナが救急車で病院に運ばれタ という知らせが。生死の境をさまよう娘。何不自由ない生活をしていたリチャードの 世界が少しづつ狂いはじめマシタ。

19日(水曜)から読み始めたのが「遠い山なみの光」「カズオ イシグロ著 ハヤ カワepi文庫)です


2001-9-20

台風どこかにいってしまいましたネ。よかった。

20日(木曜)の朝の電車の中で読み終わったのが「遠い山なみの光」です。 何というべきでしょうか。とにかく幻想的。ちなみに「女たちの遠い夏」の改題だそ うです。

物語りは主人公の悦子はイギリスに住み夫は(たぶん)イギリス人。彼女は再婚で長 女は前の結婚で生んだ子供で純粋な日本人。その長女が自殺しました。 長女の自殺から彼女が昔戦後の長崎に住んで最初の夫と暮らしていた頃を思い出しま す。

二十日(木曜)のお昼から読み始めて帰りの電車の中で読み終わったのが「密やかな 殺意」(マーゴット ダルトン著 MIRA文庫) これはお勧めしません。この文庫事体辞めたほうがいいと思います。 何か読んでいてハーレクインぽいなあと思ったら何とこのMIRA文庫はハーレクイ ンから新しくでたものでした。ハーレクインお好きな方には軽いミステリーでいいか もしれませんが。。。

物語りは交通事故にあい、病院で意識を取り戻した主人公は夫と名乗る男や看護婦た ちからあなたの名前はリーザといわれるが全く思いだせません。事故のショックで多 重人格の症状がでていて自分の事はメグだと名乗っていると精神科医にもいわれます。 そこで自分探しの旅に出るメグ。一体彼女の本当の名前は?




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