Yumiのミステリー読書日誌 2001年8月 No.2


2001-8-11

8日(水曜)の朝から読み始めて9日(木曜)の朝の電車の中で読み終わったのが 「青い瞳の狼」(リンダ ハワード著 二見文庫)です。 何冊か続けて読んだ結果この人のは以外とお勧めという結論がでました。

物語りは新婚間もないニエマとダラス。2人はアメリカのCIAの職員です。正確に いうと夫のダラスはCIAの工作員 2人は細菌工場の爆破のために仲間と一緒に現地に向かいました。その仕事で彼女は 夫のダラスを爆破で失います。5年後彼女はその時のリーダーだったジョンと再会し ました。ジョンはCIAの伝説的なスパイだったのです。かれは再びニエマを危険な 任務に誘い込みます。今回はフランスの武器商人の秘密を探る事。 はたして彼女は無事生還できるのでしょうか?

9日(木曜)のお昼から読み始めて帰りの電車の中で読み終わったのが「岸和田少年 愚連隊」(中場 利一著 幻冬舎文庫)です。 面白かったです。
思わず清原の顔が浮かんだ私。。。
子供から大人になりかけた不良少年達の話です。

10日(金曜)の朝から読み始めて帰りの電車の中で読み終わったのが「阿川佐和子 のお見合い放浪記」(阿川 佐和子著 講談社+α文庫) いわゆるエッセイなので内容は割愛しますが、本当にこの人すごい数のお見合いした んだねーと感心した次第です。


2001-8-13

12日(日曜)から読み始めて13日(月曜)のお昼に読み終わったのが「バッドラッ クムーン(上、下)」(マイクル コナリー著 講談社文庫)です。 これムッチャ面白かったです。絶対のお勧め。

物語りは主人公キャシーは仮釈放中の元窃盗犯。現在は車のセールスとして働いてい ますが、ある目的のために昔の仲間のレオからの仕事を引き受けます。目的の人物は プロのギャンブラー。計画は順調に進み始めましたが、途中で歯車が狂いはじめまし た。何と彼女が奪った大金はマフィア絡みのお金。関係者が惨殺され始めます。つい に間の手は彼女の元へ。彼女は逃げ切れるのでしょうか?

13日(月曜)の帰りの電車の中で読み始めたのが「補食者の貎」(トム サヴェー ジ著 ハヤカワ文庫)です。


2001-8-14

御盆で会社が夏休みの方も多いと思います。 うちは違うのよね。交代で夏休み取るシステムなの。 でもこの状態でいくと私は去年同様夏休みなしかも。。。

13日(月曜)から読み始めた「補食者の貎」(トム サヴェージ著 ハヤカワ文庫) 14日(火曜)のお昼に読み終わりマシタ。 意外な拾い物かもしれません。とにかく読んでみて。

物語りはミステリー作家のマークは実際にあった未解決の5家族24人惨殺事件通称 ファミリーマンと呼ばれる事件をモチーフにした小説でセンセーショナルな話題を呼 び起こしマシタ。その彼の元に突然フロッピ−が届きます。その中には「殺人鬼の正 体を暴くゲームをしよう」との言葉が。。。 興味を持ったマークは指示通りに動き始めますが、そこには罠が。。。。 ドンデン返しの末の又どんでん返し。 はたして犯人は?

14日(火曜)の帰りの電車の中で読み始めたのが「オウン ゴール」(フィル ア ンドリュース著 角川文庫)です。


2001-8-15

15日(水曜)のお昼に「オウン ゴール」読み終わりました。いわゆるイギリス流 ユーモアミステリーです。 面白いといえば面白いのですが、これは好き嫌いあるだろうな。

物語りは主人公ステイーブンは無職(というより首になったばかり)で、しかも離婚 手続き中のさえない男性。たまたま立ち寄ったパブでかれが学生時代憧れていた女性 を発見します。どうやって近付こうかと考えていると地元のプロサッカーチームのス ター選手が彼女から痴漢呼ばわりされて、挙げ句の果てに警察に通報されます。たま たま被害者(と名乗っている)女性が同級生という事でそのチームからその女性の身 元調査を依頼されます。これでとうとう無職でなくなったという喜びで鼻息荒く探偵 稼業に足を踏み入れたのですが、そんな彼をあざ笑うかのように正体不明の男達から おどかされ、殴られ。。。。単純な身元調査と思っていたのがいつの間にか大事件に 発展していきます。かれは事件を解決できるのでしょうか?

帰りの電車の中で読み始めたのが「天使は夜を翔べ」(レックス ダンサー著 講談 社文庫)です。


2001-8-18

15日(水曜)から読み始めて16日(木曜)のお昼に読み終わったのが「天使は夜 を翔べ」です。面白いといえば面白かったのですが、話があっちこっちに飛びすぎて。 。。

物語りはニューオーリンズのマフィアのボスの息子が真夜中ので公園で情婦と共に射 殺されました。警察から連絡がきてその凄惨な殺人現場を撮影したアンディ。 同じ頃かれの昔なじみから救いを求める葉書が彼の元へ 婚約者がとめるのも振りきり彼は友だちを救う旅に。。。

同じく16日(木曜)の帰りの電車から読み始めて18日(土曜)のお昼に読み終わっ たのが「囚われて 復讐のべラドンナ(上、下)」(カレン モリーン著 講談社文 庫)です、 壮大な復讐劇、これはお勧めです。

物語りは1935年のロンドン、いとこを訪ねてロンドンにきたイザべらは何ものか に誘拐され秘密クラブに囚われてました。そして12年後、彼女は逃亡に成功してべ ラドンナと名前を変えて、自分を奴隷にした男達をさがし出して復讐する事を誓いま す。彼女はさがし出して復讐する事ができるのでしょうか?


2001-8-19

台風が近付いているようで。。。

18日(土曜)の午后から読み始めて、19日(日曜)の夜に読み終わったのが「友 よ、戦いの果てに」(ジェイムズ クラムリー著 ハヤカワ文庫)です。 面白かったよ。

物語りは私立探偵C.W.シュグル−の元に幼い頃に生き別れになった母親を探して 欲しいという依頼がありました。依頼人は暴走族のボス。そしてそのボスが考えてい る母親とは有名な実業家の妻。手がかりを追ってメキシコ国境の町へ向かいますが、 彼女を探しているのはシュグルーだけではないことがわかります。はたして無事に母 親を見つける事ができるのでしょうか?




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