Yumiのミステリー読書日誌 2001年7月 No.2


2001-7-11

「虜にされた夜」9日(月曜)の帰りの電車の中で読み終わりマシタ。
これは面白かったです。

物語りは休暇をとって1人で目的地に向かってドライブしていた女性TVレポーター のテイールは車の中でラジオをつけていたら大富豪の一人娘の誘拐の一報を耳にしま す。慌てて仕事場のテレビ局に電話をして、現場に向かう事になりマシタ。途中コン ビニによって詳しい場所を聞く為にテレビ局に電話をしていたら、なんと突如として 男女2人組に銃口を向けられて人質に。。。しかもその男は誘拐された一人娘の恋人 とその娘本人でした。実は誘拐ではなく真相は駆け落ち。タナからぼたもちといった 感じで大スクープがテイールに転がり込んできます。人質となったテイールは2人の 動機を知りかれらを守ろうとし始めます。さてこの結末は?

そのあと読み始めて10日(火曜)の夜に読み終わったのが「海草をまとった死体」 (キャサリン ホール ペイジ著 扶桑社ミステリー文庫)です。
これはフェイス フェアチャイルド シリーズの最新作。 もちろん面白かったです。

物語りは夏休みを取り避暑のために家族とともにメイン州にやって来たフェイス。 ある日島の資産家の老婆の死をきっかけに事件が始まります。 老婆は自分がすんでいた豪邸を親戚でもないよそ物の陶芸家の2人に残しマシタ。そ して家財道具はオークションにかけられマシタ。そのあと暫くして第1の事件がおき ます。豪邸の所有者となった陶芸家の1人が海岸で死体となって発見されます。そし て次々と殺人事件が。誰が何の為に?


2001-7-12

10日から「風のペガサス(上、下)」(アイリス ジョハンセン著 二見文庫)読 み始めて12日(木曜)に読み終わりました。
文句なしに面白かったです。お勧め。

物語りは南フランスで農園を営むケイトリンの夢は農園の花を原料にした香水を作り 世界中に売り出す事ですが、現実は香水どころか農園を営む資金不足に悩まされてい ます。そんな彼女のもとにアレックスという謎の男が現れ、彼女の事業に投資したい と申し出ます。すぐにでも飛びつきたいような申し出ですが、今一つ彼の事が信用で きません。アレックスの登場とともに彼女はウインドダンサーといわれる伝説の美術 品を巡る陰謀に知らず知らずと巻き込まれていきます。 はたして彼女の運命は?

それでは

今日も暑くて眠れない由美でした。


2001-7-14

あつい!!! 皆様今日は暑くてかなりへたっている由美です。

13日(金曜)の朝から読み始めてその日の夜に読み終わったのが「シャドウ ファ イル 潜む」(ケイ フ−パー著 ハヤカワ文庫)これはシャドウファイル三部作の 2作目です。
これ面白かった。お勧めです。

物語りは交通事故で記憶喪失となったフェイスは事故後奇妙な夢に悩まされます その夢とはある女性が男達に証拠をどこに隠したのかと拷問を受けています。記憶喪 失の彼女はその女性が自分の知り合いなのか見知らぬ人なのか全くわかりません。 やがてその女性は自分の新聞記者で親友のダイナだとわかります。それが分かった矢 先そのダイナが死体で発見されます。彼女は何を調べていたのか?


2001-7-16

皆様今晩は 熱帯夜が続く横浜です。

14日(土曜)から読み始めて16日(日曜)に読み終わったのが「Aアヴェニュー の東」(ラッセル アトウッド著 ハヤカワ文庫)。
ハッキリいってお勧めしません。

物語りはニューヨークのイーストヴィレッジが舞台。 主人公ペイトンは私立探偵。夜たまたま食料品をかいにでた時に男達に絡まれている 娘を救い、逆に男達にのされてしまいます。おまけに助けてやった娘が路上に倒れて いるペイトンの腕からローレックスの腕時計を盗んでいきます、ペイトンは娘を探し 始めますが、他にも彼女の行方を追うものが。。。

時間を浪費したような気がする私。。。


2001-7-18

16日(月曜)から読み始めて17日(火曜)に読み終わったのが「イノセンス 女 性刑事ぺドラ(上、下)」(ジョナサン ケラーマン著 講談社文庫)です。
これはアレックス デラウエアシリーズではありませんが絶対のお勧めです。 やはりケラーマンは裏切りません。

物語りは18ケ所を切り裂かれた女性の死体が発見されマシタ。被害者は私立探偵役 で有名な俳優の元妻。 偶然その殺人事件を目撃した家出少年ビリー。 殺人現場近くに残された図書館の本から目撃者の存在を知った女性刑事ぺドラは、司 書の証言を元に似顔絵を作成しますが、それがビリーを殺人犯の標的にさらす結果に。 。。ぺドラはビリ−が殺される前に助ける事ができるのでしょうか?

18日(水曜)の朝から読み始めて夜読み終わったのが「訴追」(D.W.バッファ 著 文春文庫)
これも面白かったです。前作の「弁護?の第2作めです。

物語りはやり手検事が妻殺しで起訴されました。特別検察官を引き受けた主人公のア ントネッリは有罪を勝ち取るべき奔走します。そしてその事件の判決の朝、別の殺人 事件がおきます。犯人として逮捕されたのは何と親友検事の妻。証言台で嘘を突き通 すふた組の夫婦。さて真犯人は?



感想はこちらに・・・・・・ohto@pluto.dti.ne.jp


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