Yumiのミステリー読書日誌 2001年7月 No.1


2001-7-1

暑いですよねー

29日に読み始めて今日(1日)の昼間に終わったのが「警視の接吻」(D クロン ビー著 講談社文庫)です。 キンケイド警視シリーズの最新作です。 安心して読める1冊です。

物語りは公園で目のさめるような美女が死体で発見されます。彼女の衣服は乱れた所 がなく、それどころか誰かがちゃんと直したような感じ、まさに「眠れる森の美女」 を思い浮かばされるような死体でした。調べて行くうちに彼女の奔放な男性関係が浮 かび上がりました。痴情のもつれか?それとも?

午后からは「傷心」(デヴィッド ハンドラ−著 講談社文庫)を読み始めました。


2001-7-3

昨日(2日)「傷心」読み終わりマシタ。 面白かった。

物語りは53歳離れた義父と駆け落ちした娘クレスラ。 実母は改革的公選人弁護人で、下院議員、しかもこの30年間女性解放運動を推進し てきた女性。母親の再婚相手で義父は有名作家。彼女は母親から夫を奪た女性とし てアメリカ中で有名になる。そんな2人が義父の旧友のホ−グのところに転がり込み ます。旧友でもある作家から彼女の自叙伝のゴーストライターを頼まれたホ−グ。 そんな中でその有名作家が惨殺されます。かれを殺したのは誰か?


2001-7-8

天気予報が全く当たりません。 なんで?

3日(火曜日)から読み始めて4日(水曜)のお昼に読み終わったのが「アマンダの 影」(キャロル オコンネル著 創元推理文庫)です。 面白かったよ。お勧め。 ちょっと前に「氷の天使」を読んだのですがそれと同じマロリ−シリーズです。

物語りは若い女性が殺されマシタ。彼女の部屋に残られていたのは未刊の小説原稿と 猫でした。調べて行くうちの高級マンションにすむ住人の一人が犯人らしい事がわか りましたが、その犯人を特定できるものがありません。そこでマロリ−がマンション に潜入します。そのマンションの住人を調べて行くうちに事件とは関係がないけれど 色々な人間の姿が浮きぼりにされて行きます。世間ではフェミニストとして有名な判 事が何と奥さんを家庭内暴力の犠牲者に、しかも判事の実のお母さんはどうも判事の 暴力がもとで死んだらしい事まで分かってきます。マロリーはどうやって犯人を追い 詰めて行くのでしょうか?

4日の帰りの電車の中で読み始め手、5日(木曜)の朝の電車で読み終わったのが 「氷の収穫」(スコット フィリップス著 ハヤカワ文庫)です。 これも割とお勧めです。

物語りはクリスマス イブのひに弁護士でもあるストリップバーの経営者のチャーリー は仲間達と市会議員の金を強奪しマシタ。そして逃亡しようとする矢先仲間割れがお き、仲間の一人が死体で発見されマシタ。チャーリも殺されそうになりますが、逆に 相手を殺してしまいますそうしてかれは逃げ出しマシタ。 最後の意表をつくどんでん返しがたまらなかったよ。

5日のお昼から読み時始めて、6日(金曜)に読み終わったのが「グラフトンのG」 (コーフマン 及び ケイ著 早川文庫)です。 これはスーグラフトンのキンジー ミルホーン シリーズの評論です。 キンジ−シリーズのファンの方にはお勧め。

7日(土曜)の朝から読み始めて8日(日曜)夕方に読み終わったのが、「悪党ども の荒野」(ブライアン ホッジ著 扶桑社ミステリー文庫) これも面白かったよ。

物語りはラスヴェガスの保育所で働くアリスンは同棲相手のカジノのデイラーのボイ ドと愛人の現場に遭遇します。

実はボイドはその女とくんでカジノの上がりをかすめていマシタ。そのお金をひとり じめして逃げ出したボイドでしたが、何も知らないアリスンが彼にたいして頭に来て、 かれが持っていたコンピュータのハードデイスクを全て削除していたのですが、アリ スンはバックアップしたフロッピーを持ってやはり旅に出ます。彼女が削除したハー ドデイスクにはかれがかすめ取って預けた銀行のすべての情報が入っていたのです。 何も知らないアリスンを追い掛けるボイド。そしてボイド自信も知らないうちに愛人 から追われ始めます。行き先不明の追いかけっこがはじまりマシタ。

8日の夕方から読み始めたのが「虜にされた夜」(サンドラ ブラウン著 新潮文庫) です。



感想はこちらに・・・・・・ohto@pluto.dti.ne.jp


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