Yumiのミステリー読書日誌 2001年4月 No.2


2001-4-11

今日(11日)「虐待者(上、下)」読み終わりマシタ。 面白かったよ− さすがフリーマントル

これはユーロポールのプロファイリングシリーズ3作目です。新潮文庫からこのプロ ファイリングシリーズでていますので、順番に読んだ方が人間関係がわかっていいか と思います。

物語りは下校途中に駐ベルギーアメリカ大使の娘が誘拐されマシタ。身の代金目的か と思われましたがどうも様子が違います。 娘が誘拐されてから童謡をもじった犯行声明らしき物がe−mailで送りつけられ、 ユーロポールの心理分析官クローでイーンが犯人側との交渉役を勤める事になりマシ タ。さて何ものが何の為に誘拐したのか

明日から「魔の淵」(ヘイク タルボット著 ハヤカワ ポケットミステリ)を読み はじめます。


2001-4-13

今日(13日)の朝の電車のなかで読み終わったのが「魔の淵」です。 密室長篇ミステリ歴代第2位というふれこみなのですが。。。。 人の好みですが私にはちょっと。。。

物語りは雪に埋もれた山荘で降霊会が行われます。14年前に雪山で行方不明になっ た伐採業者の霊を呼び出すという事です。集まった関係者が半信半疑でテーブルにつ くと突如伐採業者の亡霊が出現します。その晩その伐採業者の元妻で霊能者が密室状 態の部屋で殺されます。さて犯人は?

昼休みから読みはじめタのが「タイタンズを忘れない」(グレゴリ− アレン ハワー ド著 角川文庫)で帰りの電車のなかで読み終わりマシタ。

これはうってかわって70年代のアメリカの話で映画化されマシタ。ちなみにゴール デンウイークに公開されます。 これはお勧めです。

1971年、公民権運動がもり上がるアメリカ。ある田舎町では白人の学校と黒人の 学校が統合され新しい高校ができマシタ。アメリカンフットボールチームのコーチに 就任したのが黒人のコーチ、そしてその下で働く事になった元白人高校のコーチ人種 差別の壁を乗り越えチームは1つになります。 とにかく映画を見るか本を読むかして下さい。


2001-4-18

今日は風邪で会社を休んでいます。

16日(月曜)に読み終わったのが「挑発」(シャーロット グリムショー著 ハヤ カワ文庫)です。 何かねーってかんじでした。 ニュージーランドの新進女性作家の迫力のサスペンスという事だったのですが。。。。

物語りは果樹園の農夫カーロスが散弾銃で隣人を殺しマシタ。 善良な彼がなぜこのような事をしたのか。。。弁護を頼まれた弁護士のスチュワート とアシスタントでかれの恋人のステラ

かれが移り住んだその土地は物凄く排他的な所でよそ者を入れない。それどころか追 い出すように嫌がらせが続いていたのです。ところがその嫌がらせを証明したくても 住民は口を噤むのみ。 どうやってかれの弁護をするのでしょうか?

17日(火曜)から「終身刑」(アイラ ゲンバーグ著 講談社文庫)を読みはじめ ましたが、何せ38度以上の熱があるので今日は読みません。



感想はこちらに・・・・・・ohto@pluto.dti.ne.jp


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