Bridget Johns The Edge of Reason by Helen Fielding (C.Nakagawa)


Bridget Johns The Edge of Reason by Helen Fielding

published by PICADOR, 422 pages

Bridget John's Diaryに続くの2冊目の日記です。

弁護士のボーイフレンドのマークから事務弁護士会のパーティに誘われたブリジットはロングドレスを友達のジュードから借り、薦められたかたい下着をつけてパーティーに出かけた。急いで薄暗い車の中でお化粧したブリジットはほほ紅の代わりにアイシャドウをつけてマークに鏡を見て来るようにといわれるまで気がつかない。その上きついコルセットが外れてきて洗面所で四苦八苦した。マークはパーティーでレベッカと親しく話しているのも気に入らなかったブリジットは、帰りに一度も行ったことのなかったマークの家に無理矢理寄った。そこでマークのベットで寝ている東洋人の少年を見て仰天して帰る。結局家政婦の精神分裂の息子とわかり誤解が解けるが、2月になりマークは2週間の予定でニューヨークに出張で出かけてしまう。マークからは連絡がなく悶々としているとバラの花といっしょにマークからバレンタインデーのスキー場への招待が届く。喜んで出かけるがここでもレベッカに会う。

その後連絡のないマークのアパートの前を通って電気がついているのを確かめたり、思い切って電話をするとサッカーのテレビに夢中で後で電話すると言って切ってしまう。そんな時俳優のコリン・ファースにインタビューする仕事が入る。うまくいけばフリーランスで仕事ができると意気込むが上司の期待にこたえられなかった。

5月になって2月以来会っていないマークとは友達のシャロンやジュードのすすめもあって別れようと思うが気になって仕方がない。友達のマグダの娘の誕生日パーティに行くとマークとレベッカも来ていて、レベッカの親の家のパーティに誘われる。そこでもマークとレベッカが仲良くダンスをするのを見て来たことを後悔する。

6月の休暇にブリジットとシャロンはタイに行くことのなった。そこでホテルの部屋が荒らされたうえ、麻薬所持の疑いをかけられて拘置所に入れられてしまう。マークの尽力で10年間も拘束されそうになった危機を脱して帰国できることになった事情を後から知ってブリジットはマークにまだ愛されているのではないかと思う。レベッカはマークの同僚のガイルスと結婚、マークとの仲も順調に行き始めた時マークはロサンゼルスに勤務することに...

前編に続いてブリジットの勘違いや思い込みや正直な気質から起こるおかしなエピソードがいっぱいです。皮肉なマークの態度も憎まないし、飲み友達のシャロンやジュードやマグダが二人の仲を酒の肴にあれこれ突っつくのも面白いです。友達と騒いで呑みすぎて二日酔いになった朝は飲むのを控えて真面目にジムに通いダイエットを始めようと決心するが、くりかえしてしまう。続々編も読みたい面白さです。



感想はこちらに・・・・・・ohto@pluto.dti.ne.jp


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