Yumiのミステリー読書日誌 No.27


*2000-11-21

今晩はYUKIさん

>> エドマクベインの87分署シリーズの最新刊「ラストダンス」昨日読み終わりま しタ
>> 。
>> 面白かった。
>> ストーリーは結婚していル娘が一人暮らしの父親のアパートを訪ねた所、父親が 死ん
>> でいたのを発見して通報します。
>> 娘は心臓発作で死んだと主張するが自殺したとしか思えない。
>> 不審な点が多すぎるので娘を尋問した所、自殺だと保険金の受領額がへるので首 を吊
>> っ
>> ていた父親を自然死に見せ掛けようと工作したと自供するが、検死の結果殺人と いう
>> 証拠がでた。何のために老人は殺されたのか?
> 保険金のためじゃないの? (^^; まあそんなに単純じゃないか。

そうです。 そんな単純ではありません。

>> 週末の本は「話を聞かない男、地図が読めない女」(アラン ピーズ + バー バラ
>> ピーズ著 主婦の友社)です。
>> 今日明日だけでは読めないと思うのでたぶん来週末まで持ち越すと思います。 >
> これ、ここでも話題になったホンダよね。私も少し興味がある。

そうです。 遅蒔きながら私も読みます。

今日「逆転弁護」読み終わりましタ。 ストーリーはトいうと 全国的に有名な刑事専門の女性弁護士の依頼人が「あの殺人は正当防衛ではなかっ た」と彼女に告白します。しかしその日は評決前日で既に拝診団が無罪に傾いている状 態でした、彼女は真相を確かめるために吹雪きの中を疾走します。 さて。。。。

この本の舞台となっていルのはフィラデルフィアという市で合衆国誕生の地です。 雰囲気としては京都のような感じのところです。

実は私ココに住んでいた事があるので他の方達よりもこの本を楽しめたと思いま す。 この弁護士がいろいろな場所に行くのですが、風景がすぐに思い浮かびましタ。 地理的にいうとニューヨークよりもちょっと南に位置していてニューヨークから電 車で1時間半ぐらいです。

映画のロッキーの舞台にもなったところです。ちなみにロッキー2で確か銅像の除 幕式があったと思いますが、アレはフィラデルフィア美術館の正面玄関のところで す。 暫くの間銅像は確かにあそこにありましたが、現在ではスポーツコンプレックスと いわれるベースボールスタジアムとかバスケットをやるドームの側に移されていま す。

明日からは「スタンドアローン」(ローラ リップマン著 ハヤカワ文庫)読み始 めます。


*2000-11-22

今晩はYUKIさん

>>>> ていた父親を自然死に見せ掛けようと工作したと自供するが、検死の結果殺人 とい
>>>> う
>>>> 証拠がでた。何のために老人は殺されたのか?
>>> 保険金のためじゃないの? (^^; まあそんなに単純じゃないか。
>> そうです。
>> そんな単純ではありません。
> そうだろうね。ミステリーを読むことにかけてはプロみたいな由美さんがいうこ
> とだから、そんなにたんじゅんじゃないだろうな。

最近は単純なのが少なくなってきたしネ。

>>>> 週末の本は「話を聞かない男、地図が読めない女」(アラン ピーズ + バ ーバ
>>>> ラ
>>>> ピーズ著 主婦の友社)です。
>>>> 今日明日だけでは読めないと思うのでたぶん来週末まで持ち越すと思います。
>>> これ、ここでも話題になったホンダよね。私も少し興味がある。
>> そうです。
>> 遅蒔きながら私も読みます。
> まあ私も見かければ読んでもいいのだが,当分古典を読むことにしました。
>> 今日「逆転弁護」読み終わりましタ。
>> ストーリーはトいうと
>> 全国的に有名な刑事専門の女性弁護士の依頼人が「あの殺人は正当防衛ではなか った
>> 」
>> と彼女に告白します。しかしその日は評決前日で既に拝診団が無罪に傾いている 状態
>> でした、彼女は真相を確かめるために吹雪きの中を疾走します。
>> さて。。。。
>
> 由美さん,だんだんミステリーの紹介がうまくなってない?(^^;

やはり書きやすいのとかきにくいのがあるよね。

>> この本の舞台となっていルのはフィラデルフィアという市で合衆国誕生の地で す。
>> 雰囲気としては京都のような感じのところです。
>> 実は私ココに住んでいた事があるので他の方達よりもこの本を楽しめたと思いま す。
>> この弁護士がいろいろな場所に行くのですが、風景がすぐに思い浮かびましタ。
>> 地理的にいうとニューヨークよりもちょっと南に位置していてニューヨークから 電車
>> で1時間半ぐらいです。
>
> ストーリーに関係なく楽しめたようだね。ストーリーの面白さはどれくらい?

おもしろかったよ。 お勧めの部類かな。

>> 明日からは「スタンドアローン」(ローラ リップマン著 ハヤカワ文庫)読み 始め
>> ます。
> これ映画とは関係ないよね?

全く関係ないです。


*2000-11-25

皆様今晩は

昨日「スタンドアローン」読み終わりマシタ。

これは女性探偵テス モナハンシリーズの3作目です。 物語は念願かなって私立探偵になったテスに2人の依頼人が来ます。 ひとりはもと受刑者の老人 依頼内容はかってかれが過って殺した少年と一緒にいた少年たちを探す事でした。 見つけだしたら彼等に援助したいという申し出、 2人めは黒人の女性で18歳の時に家をでていった姉を探して欲しいという依頼。

子供たち(といっても現在は青年になっていますけれど)を見つけだすのですが、 その直後に彼等が次々と殺されていきます。 何のために???

お勧めです。 できれば第1作の「ボルチモアブルース」から読んで欲しいと思います。

今日から読み始めたのが「奪回者」(グレッグ ルッカ著 講談社文庫)です。


*2000-11-26

「奪回者」昨日読み終わりマシタ。 面白い!!! 特にやすこさんのお勧め たぶんやすこさん好みです。

これはボデイ−ガード アテイカス コデイアックシリーズの2作目です。(と私 が勝手にいっていますが)

物語は前作「守護者」から4ヶ月後 親友の死から立ち直れないアテイカス 友人の紹介でクラブの用心棒をやりはじめマシタ。 ある日の事チョトヤバそうな感じの男がクラブにはいってきテ、誰かを探していル 感じが気になり見張りつづけると一人の少女に因縁をつけ始めます。

少女の顔を見てアテイカスは驚きマシタ。何と彼女は何年か前にかれが愛した女性 の娘エリカだったのです。 エリカの危機をすくい彼女を連れて自分のアパートにいき、 彼女の話を聞くと両親は既に離婚し、親権を巡ってかなり壮絶な場とルを繰り広げ た模様でした。しかも父親から性的虐待を受けているトいわれかれは彼女の父親のと ころに向かいます。

彼女の父親はアテイカスが陸軍にいた時の上司で現在国防省高官の大佐、何年かぶ りの再会でしたが、大佐は何とエイズで余命幾ばくもない様子。 その大佐から「貴様なら娘をマもれる。」といわれボデイ−ガードを依頼されま す。 しかし何のために、彼女が標的になっているかに関しては大佐は口を噤みます。 アテイカスは早速チームを組み15歳の少女を守るべく臨戦体制。 敵はSAS(英国特殊部隊)出身の誘拐チーム。

アテイカスのチームは同じく陸軍出身で日系のデイル 松井、私立探偵のブリジッ ト、イスラエル軍出身のヨッシ、そしてボデイーガード専門の会社の幹部のナタリー

彼等はエリカを守りきる事ができるかどうか。。。。

ところでやすこさん、 なんでやすこさんに特にお勧めといったかというとこの作家はあのアンドリュー  ヴァクスが絶賛した新人なのです。 ヴァクスのシリーズのバークシリーズの主人公たちをアウトローの世界としたら、 このルッカのアテイカスシリーズは昔アメリカのテレビドラマで流行った「特効Aチ ーム」のような感じです。

明日からは「ハロウイーンの死体」(ポーラ ゴズリング著 ハヤカワ文庫)よみ はじめます。


*2000-11-30

「ママ、嘘を見抜く」今日読み終わりマシタ。 これはいわゆる安楽椅子探偵物です。

息子はある地方都市で公選弁護人の捜査官として働いています。 それまで彼はニューヨークで殺人課の刑事として働いていたのですが、奥さんの死 をきっかけにしてこの地方都市に移り住みマシタ。 ニューヨーク時代、毎週金曜日かれは奥3をともなってアパートで一人暮らしをし ていルママのところに訪ねるのが習慣となっていマシタ。 その夕食の時に息子は担当していル事件の話をするのです。

パターンとしては、事件は平凡で警察の捜査も進んで犯人の目星もある程度ついて いるのです。ところがママがいくつかの質問を息子にして誰もが見のがしていた事を 見つけると、平凡な事件から、意外な事実がとびだして来るのです。 で、奥さんがなくなってから息子は引っ越し、そのうちママも引っ越してきます。 そしてニューヨーク時代と同じようにママと食事をしながら事件を解決(正確にい うとママが事件を解決するのですが)します。 今回は殺人容疑をかけられたホームレスの話です。

前にも書いたお思うのですが、今回のが4作めです。 どれをとってもお勧めですが、もしお読みになるのならやはりシリーズ1作目の 「ママ、手紙をかく」から読む事をお勧めします。

それで新たに読み始めた本は「10歳の囚人」(D.R.シャンカー著 角川文 庫)です。



感想はこちらに・・・・・・ohto@pluto.dti.ne.jp


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