Yumiのミステリー読書日誌 No.13


*2000-7-1

> 明日からは「凶悪」(ビル プロンジ−ニ著 講談社文庫)名無しのオプシリ−ズで > す。確かそれまでのシリーズは新潮文庫ででていたと思ったのですが。。。 > これ又面白いシリーズの一つです。

と言う事で昨日読み終わりました。面白かったです。やっぱり安心して読める作者の一人です。

ところで「AV女優」(永沢 光雄著 文春文庫)買った話は前に書いたと思いますが、読み終わりました。面白かったです。この本は42人の女優さんへのインタビューなのです。

本人の写真もでている(普通の写真ですよ)のですが、中にはアイドルのようにかわいい顔をしている子もいたのでびっくり。たぶん男性には馴染み深い方ばかりがでていたと思いますが。。。。

ちゃんと年令は書いていないのですが、ほとんどが19ー20歳でした。中にはお父さんが開業医をしている子がいたり、そうかとおもうと小学校2年生の時に御両親が交通事故でなくなって3人兄弟のうち本人と兄貴は養護施設へ、弟だけが親戚に引き取られたことか。母親が覚醒剤をしていたりとか。いろいろな家庭の子がいました。

インタビューに答えていた子の職業は同じでも育った家庭は本当にいろいろでした。余程そのへんのフリーたよりしっかりしているような気がしました。お勧めの一冊です。

で、今日から週末用の本として、「ホテル医25年」(岩本 淳著 日本評論社)を読みはじめます。


*2000-7-2

>> で、今日から週末用の本として、「ホテル医25年」(岩本 淳著 日本評論社)を
>> 読みはじめます。

> やはり不思議なのだけど、こうした週末用の本はどうやって選ぶの?まあミステ
> リー関係は、由美さんはもう読むことに関してはプロみたいなものだからわかる
> けど、週末用の読書がわからない。私みたいに面白そうな本をすぐに読むと言う
> のなら、わかりやすいのだけど。

週末用の本は基本的には単行本なのです。要するに通勤に持ち運ぶのには不便な本。選ぶ基準は大体本屋さんに言って面白そうな本をチェック。それと新聞雑誌等にでている書評欄ですね。そんな感じで選んでいます。

エーと、明日からは「希望への失踪(上下)」(ジョン ギルストラップ著 新潮文庫) を読みはじめます。


*2000-7-3

日曜日に「ホテル医25年」(岩本 淳著 日本評論社)読み終わりました。

帝国ホテルで開業しているお医者さんがかかれたはなしです。ジャキ−チェンが実は注射嫌いで部屋の中を逃げ回った話とかでています。あとボランテイアで世界中飛び回っている話とか。もしいろいろな国の医療に実体を知りたければぜひ読んでみて下さい。


*2000-7-4

>> エーと、明日からは「希望への失踪(上下)」(ジョン ギルストラップ著 新潮文
>> 庫) を読みはじめます。

今日上巻を読み終わって下巻に入りました。面白いです。

ただここでみなさんにお聞きしたい事があります。

上巻の最後の方で「私はずいぶんあの人のおかげをこうむっているのだから」という文章があったのね。私の今までの解釈ですと被るというのは字でわかるように被害とかであまりいいことではないと思っていたのです。

ところがこの文章の内容からいくと「助けてもらっている」というような感謝の意味 で使っています。一応下にその前の文章を転記します。

登場人物はキャロリン ー 主人公
     ソーン   ー ハリ−おじさんの腹心の部下
     ニック   ー キャロリンの元同僚

「ありがとう、ソーン」キャロリンは笑みを浮かべていった。
ソ−ンに手を差し出すと、彼は当惑した様子だった。「それと、ハリ−おじさんにも 私から感謝を伝えてネ」
突然、ソーンは言葉を失ったように見えた。彼は素早くキャロリンの手を握ると、顔 をしかめ、そのまま立ち去った。
「そうか、君たちは犯罪者タイプの扱いを心得ているんだな」ニックはソーンが車に 乗り込んでからいった。
「彼をそんなふうに呼ぶのはよして!」キャロリンが一喝した。「私はずいぶんあの人のおかげを被っているんだから」

と以上のような文章です。

ハリ−おじさんといウのは姪を物凄く可愛がっていて、ソの為に冤罪で追われている彼女と彼女の御主人(この時の場面にはでてきません)を助ける為に彼等の逃亡生活を手助けしているのです。で、「こうむる」といウのは上のような使い方をするの?


*2000-7-5

ところで「希望への疾走」、今朝読み終わりました。

今は「クッキングママの真犯人」(ダイアン デヴィッドソン著 集英社文庫)読みはじめました。

これもやはりクッキングママシリーズといわれているもので、主人公の女性がケータリングサービスをしていてそういう名前がついています。いわゆるコージーに分類されると思います。面白い事ですよ。軽めのミステリーがお好きの方にお勧め。


*2000-7-7

>>> 今は「クッキングママの真犯人」(ダイアン デヴィッドソン著 集英社文庫)読み
>>> はじめました。これもやはりクッキングママシリーズといわれているもので、主人公
>>> の女性がケータリングサービスをしていてそういう名前がついています。
>>> いわゆるコージーに分類されると思います。
>>> 面白い事ですよ。
>>> 軽めのミステリーがお好きの方にお勧め。
> たぶん明日には読み終わると思います。

ということで、今朝読み終わりました。やっぱり面白かったです。

それで今日から「ニッポン縦断歩き旅」(クレイグ マクラクラン著 小学館文庫)を読みはじめました。

著者はニュージーランド人で日本人の女性と結婚して日本に住んでいた方です。現在は母国のニュージーランドに戻りトレッキングガイドをしているそうです。この本は文字通り日本を鹿児島の佐多岬から北海道の宗谷岬まで日本海側のルートで99日間で歩き通しました。

かなり日本語は堪能のようですが、これは翻訳本で原題は″FOUR PAIRSOF BOOTS″といいます。今私はようやく北海道に渡って八雲という所(いか飯で有名な森町と長万部の間) 似ついた所を読んでいます。

東京は台風が来ているので週末に残りを読みます。ちなみに上陸は明日の朝10時頃らしいですが、私は明日の朝10時に歯医者さんの予約があるので台風の中でていかなければなりません。


*2000-7-8

>> それで今日から「ニッポン縦断歩き旅」(クレイグ マクラクラン著 小学館文庫)
>> を読みはじめました。

> これは、面白そうだな。私もこうした本なら。多分進んで読むな。

ぜひよんで下さい。

>> 東京は台風が来ているので週末に残りを読みます。

昨夜ちゃんと読み終わりました。面白かったよ。

この人は東京とか大阪とか大都市には住んだ事があるのですが、大都市は本当の日本ではないと思い「本当の日本」を探す為に縦断したのです。ちなみに原題の「FOUR PAIRS OF BOOTS」は縦断中にはきつぶした靴の数です。

今日からは「アメリカの刺客」(ジェ−ムズ セイヤ−著 新潮文庫)を読みはじめます。



感想はこちらに・・・・・・ohto@pluto.dti.ne.jp


ホームページに戻る 

読書室のページに戻る