Yumiのミステリー読書日誌 No.11


*2000-6-11

私は昨日村上春樹の辺境、近境を読み終わりました。

明日からは「魔女の鉄鎚」(ジェ−ン S ヒッチコック 著 角川文庫)を読みはじめます。


*2000-6-16

昨夜「フリーダムランド」の上巻終わり今日から下巻に入りました。 これ厚いんだよね。上巻だけでハンニバルの上下あわせた厚さあります。週末は下巻を読み終わる予定です。もし読み終わったら、あのA.J.クイネルの新刊の「トレイル オブ テイア ス」(集英社)を読みはじめます。


*2000-6-18

今週末読んだ本は

*フリ−ダムランド(下巻)

ダ−クタウンと呼ばれる低所得者層が多い町で白人のシングルマザーの4歳の男の子の誘拐され、隣接する白人の町と一触即発状態になり、その中で、シングルマザー、黒人刑事、女性新聞記者の3人が物語の軸となるのですが、何せ登場人物が多すぎて。。。私の頭の中は途中でグチャグチャになっていきました。でも基本的には面白い本でした。

* トレイル オブ テイアズ

昨夜読み終わりました。これは残念ながら傭兵クリーシーシリーズではありません。

人間のクローンをつくろうとしているアメリカの国立人間資源研究所が舞台となっています。クリーシーみたいな人がでてくるのですが、一応身分はFBIに所属しているのですが、実体がよくわからない。しかもこの人チェロキー族出身なのですよ。

だって何でこの人が政府とは関係なく動きだすのかが本に書いていないのよね。ちなみにタイトルになっている「トレイル オブ テイアズ」ですが涙の旅路といって1830年にアメリカ政府が「大移住法」をきめて、チェロキー族の土地を没収して現在のオクラホマに移住させたの。もちろんみんな徒歩とか馬車とかでの移住でその冬はかなり厳しい寒さの冬でその旅の途中で何千人も死んだのね。

それ以後、チェロキー族は誰でも一生に一度トレイル オブ テイアズを巡り祖先を偲ぶという事だそうです。

やはりクイネルはお勧めです。

明日からは

シャム猫ココシリーズ「猫は鳥と歌う」(リリアン J ブラウン著 ハヤカワ文庫)

を読みはじめます。


*2000-6-19

> 私は一瞬この説明を聞いて、私もクイネルを読んだことがあるのかと思った。ま > あミステリーだから、読んだことは無いと思うのだが。

これは本当に新刊です(しかも単行本)なのでまだYUKIさんは読んでいないと思います。

しかもタイトルだけチェロキー族からとってあって中身は関係ないのですよ。しかし頭来た、何にかというと「海外ミステリー作家辞典」のよるとこの本をクリーシーシリーズと書いてあったので買ったのネ。クイネルのところの解説を書いた人間は適当です。

> 私が読んだのは、Walking the Trail by Jerry Ellis. (Delacorte Press)
> やはりチェロキーの子孫が先祖の偉業をしのび、オクラホマからアラバマまで、
> 逆レートを歩いてたどった記録です。半年くらいかかったのだと思うけど、詳し
> いことは忘れてしまった。しかしいろんで会いがあったことは覚えています。こ
> れは、e-palから贈られた本。思いきり書き込みを詩ながら読んだ。翻訳は、多
> 分無いと思うけど。作者についても、他の事は何も知りません。

たぶん翻訳されていないでしょうね。翻訳されていたらよんでみたいです。


*2000-6-20

本日「猫は鳥と歌う」読み終わりました。やっぱりココシリーズは面白いです。お勧めですよ。

それで「閉ざされた刻」(T.J.マグレガ−著 創元推理文庫)読みはじめました。この人の本もシリーズ全部読んでいます。ただジャンルとしてはサイコスリラーになるのでしょうね。でも以外と面白いのでお勧めです。



感想はこちらに・・・・・・ohto@pluto.dti.ne.jp


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