Yumiのミステリー読書日誌 No.2


*2000-3-15

>> 明日救急士を読み終わります。
>> 次はアンソロジーです。
>> この救急士はあまりお勧めではありません?
>> 疲れました。
> (^^; アンソロジーだと、好き嫌いが激しかったりするんじゃないの?
>こんなときでも前から、ちゃんと読んで行くの?

そうです。その本のタイトルが「シュロックホームズの迷推理」というのです題名からわかるようにシャーロック・ホームズの一種パロディーなのです。ベイカー街ならぬベイグル街に住んでいルのです。


*2000-3-18

> 昨日ハーランベーコンの「スーパーエージェント」を読み終わりました。
>> このシリーズを読むと私は何故か一条ゆかりの「有閑倶楽部」とか「小粋な奴ら」を
>> 思い出すのです。
>> といってもたぶんYUKIさんと14さんは知らないよね。
> はい、全く聞いたことありません.そういえば、一条さゆり、と云う名前は
きいたことあるな。(^^;

うーんやっぱり
そういうと思っていました。

私が読んでいルのがちょっとおかしいのです。実は私のいとこがマンガ気狂いでそれが講じて大学の時に漫研に入ったのね。(彼女は私よりも年下です)それで彼女が普通なら高校生ぐらいが読む漫画をずっと読んでいて彼女の家に行くと私も読んで挙げ句のは手に気に入ったのは私も買ってしまっていたのです。ちなみに現在その子は3児の母となっていますが、相変わらず漫画はチェックしています。

>> 今日からリチャード テイモシー コンロイの「一寸の虫にも死者の魂」(創元推理
>> 文庫)を読みはじめました。
>> これはいわゆる本格的なミステリーというよりスラプステイックミステリーなのです。
>> 軽めのミステリーが好きな人にはお勧めです。
> スラプステイックミステリーって何?まあ一種のドタバタミステリーなのです。

>> 私は本格的なミステリーだけではなくこういったコージーのも好きなのです。
>> ドロシーギルマンの「おばちゃまスパイシリーズ」(集英社文庫)も大好きです。
> コージーって何?(^^;

コージ−というのはCOZYと書くのですが居心地のよいとか気楽なといった所でしょうか。だからCOZY MYSTERYというと気軽に読めるミステリーで、日本でいえば赤川次郎みたいなのかナ?だから本格派が好きな人には向かないよね。

>> そうそう皆様にお知恵拝借というかもし御存じでしたら教えていただきたいのです。
>> アメリカの詩人が書いた詩で「老水夫行」という詩が入っている詩集御存じ無いですか?
>> 確か信天翁かカモメがでてくる詩なのです。
> 誰か知っているかな.4人だけのMLで、これをつき止めることが出来たら、た
> いしたものだ。

前のメールにも書きましたが教えていただきまして4人だけのMLもたいしたものでした。

それと今日「一寸の虫にも死者の魂」を読み終わりました。

明日からはミステリーではなく全くジャンルの違うものを読みはじめます。エコーへロンという人が書いた「命のカルテ」副題としてアメリカのナースたちの声集英社文庫です。


*2000-3-24

>> 明日からはミステリーではなく全くジャンルの違うものを読みはじめます。
>> エコーへロンという人が書いた「命のカルテ」副題としてアメリカのナース
たちの声
>> 集英社文庫です。
>
> これ、ノンフィクション?

ノンフィクションというべきなのでしょうか何というべきなのか。というのはこの作者(というか編集者といった方がいいような気もするのですが)自身が看護婦でICU等にもいた経験がある人なのです。

それでその人が看護婦達の生の声を聞いてもらいたいと思ってこの本のアイデアをだし実際自分で語ってくれる人を探しだしてそのインタビューというかそれぞれの看護婦のはなしを書いてまとめたものなのですね。総勢26人の人が登場します。(作者も自分の経験を語っています)

日本にも確かカネボウドキュメンタリー大賞とかいうのを受賞した「看護婦物 語」(江川 晴著)があったと思いますが、こちらの方がもっと内容がすごいのです。アメリカの縮図を見ているようです。また日本にはない制度(訪問看護)等もあり非常に興味深いです。絶対映画にはできないだろうという感じなのです。

これは話がひどいという意味ではなく映像的にもしそのまま映画にしたらホラー映画やスプラッタムービーも真っ青の映像になるからです。何しろ訪問看護にいった先でよる電気を消したら、部屋中がゴキブリに埋まったとか手術の場面とか。。。そういう感じなのはなしがでてくるのです。

あまり場面を想像して読まない方がいいという感じなのですが、ただし話としては物凄く面白いです。まだ途中までですがこれはお勧めの1冊です。



感想はこちらに・・・・・・ohto@pluto.dti.ne.jp


ホームページに戻る 

読書室のページに戻る