今日「フロリダ殺人紀行」読み終わりました。ムッチャ面白かった。お勧めです。
確かにミステリーなのですが、何と形容していいのでしょうか？ スラプステイック ミステリーとでも言いましょうか。 コメデイーに近いのですよ。いや、人が殺される以外はほとんどコメデイーですね。 普通のミステリーにくらべて殺される人数はやたら多いのです。しかも斬新な殺し方 もあるのね。一番驚いたのは気絶した人間の咽チューブを差し込みスプレー式のパン ク修理剤を噴射すると言う奴でしょうか。 それで本当に死ぬかどうかは知りませんが、いままでかなりの数のミステリーを読ん できましたが、この方法は初めて。 この方法だけ書くと何と残酷なト思うでしょうが、前後を読むと違うのですよ。
物語はムショ仲間の２人、とコカイン中毒の女３人で悪徳歯科医の指（何と５００万 ドルの保険がかかっている！！！）を無理やえい切断して保険金をだまし取ろうと企 むのです。ところが当の歯科医がその大金を持ったまま逃走。それを追いかけてイク のですが、道中３人はヤクや酒をやりたい放題。行く先々で住人を巻き込んだ殺人が ぼっ発するのです。ただ全部の殺人を彼等がしたわけではないのですが。 一応主役はこの３人なのですが、登場人物（重要な）が多いのですよ。 とにかく笑えます。
明日から＜ホープ弁護士シリーズ＞の完結編で「最後の希望」（エド マクベイン著 ハヤカワポケットミステリ）読み始めます。
2000-12-20