「ウインザー城の秘密」昨日読み終わりました。おもしろかったです。
これもある種のコージーだとわたしは思うのですが、エリザベス女王のメイドであるジェインの探偵シリーズです。これもシリーズで読む事をお勧めです。
ジェインはカナダ人で大学生なのですが、イギリスにいる大叔母を訪ねてカナダから来た時に求人広告を見て女王のメイドに応募してて、大学を休学してメイドをしている女の子です。ふとした事から事件に巻き込まれ、女王から依頼されて探偵のまねごとをしていくうちに事件が解決するというのがこのシリーズです。
物語はガーター騎士団の叙勲式の日に、城内で王室職員が刺殺されました。しかも死体にはエリザベス女王のガーター(勲章)つけられていました。間もなく女王の肖像画家が自白したのですが、事件に絡む不審な人物が次々に現れて。
ミステリーとしての物語もさる事ながら、エリザベス女王の素顔が垣間見られるといった感じだし、お城に勤めている人たちの日常の生活がおもしろいです。
やはり女性にお勧めです。
月曜日からは「異物混入」(リドリー ピアスン著 角川文庫)を読み始めます。
*2000-12-9