昨日「10歳の囚人」読み終わりました。
物語はアメリカインデイアナ州インデイアナポリスが舞台。判事助手の主人公が判事からある事件の上訴を棄却する書類を書くように命じられます。その事件とは10歳のろうあの黒人少年が凶悪殺人の罪で禁固55年を言い渡された事件でした。
上訴は有罪を不服とするソの少年の祖父が書いたものでした。主人公は訴状を見ているうちに祖父の家が何と彼女の家の近所だというのに驚きます。 本来担当事件の関係者と接触が禁じられているのですが、好奇心に勝てず主人公はそのおじいさんにあいにいきます。調べるうちにそのおじいさんがいうように冤罪ではないかと疑問が沸き上がります が、判事助手という立場上、彼女は表立って動く事がきません。
犯人のろうあ学校の担任の女性教師と事件の真相を探っていくのですが。。。
面白かったです。ミステリーとしてはちょっと甘いですが、普段ミステリーを読まない人にもこれな ら読みやすいかもしれません。
月曜日からは「臓器ハンター」(ゴードン トーマス著 徳間文庫)読み始めます。
*2000-12-2