ハリーポッターと秘密の部屋


数日前に読み終えたハリーポッターの2作目の感想です。といっても、あまり感想を書くことが無い。(^^;

* HARRY POTTER and the Chamber of Secret by J.K. Rowling BLOOMSBURY

この作品では、50年間、謎とされていた秘密の部屋がついに解明されます。そしてHarryの宿敵とも言うべきLord Voldemortの過去がついに解明される。ただこの人物、最後にはHarryはまたしても危機を脱出するわけですが、どうも完全には消滅していないらしい。

やはりこの作品、ハリーの魔法学校での1年ごとの成長を1冊ずつ描写して行く形を取るようで、第7作が完成すれば、ハリーは学校を無事卒業して一人前と言うことになるらしい。ハリーの活躍を見ていると、大人顔まけの大活躍ですから、学校で学ぶことなど何も無さそうなものだけど、そうも行かないらしい。

過去の魔法の歴史とか、魔法使いや、魔女、魔法の本など、いろいろ出てくるのが、本筋よりも面白かったりします。このへんはイギリスの児童文学と書誌学などの厚みを感じさせる。こうした独自の世界を作るのは、たしかに楽しいだろうと思います。イギリスではDahlと例えられることも多いらしい。しかし巻末で作者に寄せた手紙の中で8才の少女がMr. DahlやMrs. Blytonとりも面白いと書いているけど、このブライトン夫人とは誰?

2000-10-10



感想はこちらに・・・・・・ohto@pluto.dti.ne.jp


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