金子みすずの生涯


昨日図書館に行って、司書の人に「金子みすずの本はあるのか」と聞いたら、どうやら詩のコーナーがあったようで、ちゃんと何冊かみすずの本も置いてありました。今まで全然気づかなかったな。そういえば、「世界の名著」も、全巻片隅にひっそりとあったな。

昨日は帆かにもアガサ・クリスティの最後の本とか、立花隆の本とかを借りてきました。midoriさんが紹介していた、オリバーサックスの本は無かったけど、「妻を帽子と間違えた男」をはじめ、出版されている本はで県立や県下の図書館にあるのは取り寄せてもらうことになりました。そう言えば、この手があった。今から、取り寄せてもらうのことを、中心に利用しよう。(^^)

ところで、みすずの本は、まずは分厚い本を1冊借りてきました。全集があればそれを借りてきたのだけど、それは無いみたいだった。

*矢崎節夫 童謡詩人金子みすずの生涯 JULA出版局

350ページの厚い本ですが、一気に読んでほとんど読み終わりました。彼女の一生は、大体分かったけど、やはり知らないままに、いくつかの詩だけをた楽しんでいた方がよかったカナとも思います。もう遅いけどね。(^^;

しかし大正時代というのも、独特の時代だったんだな。それと地方にいて、各種の童謡雑誌に投稿をしていた多くの文学青年がいたということも、驚きだった。今ならインターネットだろうけど、当時も案外そうしたネットワークは存在していたらしい。

この本にも、みすずの詩は大分収められていますが、そのうち全集などで、もう少しじっくり読んで見ようかと思っています。

2000-8-3



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