栗本薫 青の時代


*栗本薫著 青の時代 伊集院大介の薔薇 講談社 2000年1月31日発行

伊集院大介シリーズの最新刊。これもだいぶ前に読みあげていた本である。

最新刊だが、彼の事件簿としては初めてのはずである。この本では、すでに難事件を解決して、少しずつ名前を知られるようにはなっているらしい。

時代は大介が24・5才の時。私は大介は私より一世代あとだと思っていた。だから現在は40代前半、多分41・2才位だと思っていた。しかしどうやらこの作品で見る限り、ほとんど同じ年のようだ。このへんは作者も少し混乱しているのかもしれない。早稲田と思われる西北大学の学生演劇グループが舞台である。当然今までの伊集院シリーズで出てきたほとんどの登場人物は、ここでは登場しない。最後に竜崎晶の名前が出てくるが。

昔のことなど、思い出しながら読んだから、まあ結構楽しめた。

2000-4-5



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