Newsweek 9-8 Best Five


みなさん、こんにちは。

Newsweek September 8から私が面白いと思った記事です。今週号はTIMEはつい に土曜日までに配達されてきませんでした。月曜日になると思います。

一応Diana関連は外しました。時間があって、面白い見方をしている記事があ ったら、そのときに書きます。今週号は、Dianaを含めて、Newsweekには悲惨 な記事が多いですね。

1. Our Embattled ears (p.54-55)
2. Economic Mythinkong(p.4)
3. 2000年間連。
2はまだ読んでいませんが、この3つは時間がありましたら、独立してUPしま す。

4. Serbs:"We Kill You" (p.36-37)
5. The Politicics of a Pogrom(p.38)
6. Cellar of Horrors(p.39)
7. The Slaughter Goes on (p.42)
8. Peace But Not Justice(p.43)
9. The CIA Lands a Big Fish(p.44)
以上あまり楽しい記事でもありませんが、簡単に感想を書いておきます。

4. Serbs:"We Kill You" (p.36-37)
ボスニアのセルビア内部の権力闘争はますます激しさを増しているようです。 NATOも、アメリカも完全にPlasvic支持に回ったようですが、収集策は分から ない。しかしKaradzicは、相変わらず巧みに動いている。支持者はNATOに投石 等を加えたりしていますが、これだけの騒ぎにも関わらず死者が出ていない。 もしもSFOR(Stabilization Force),さらにはアメリカ軍に死者が出たら、軍事 介入必死と見て巧みにかわしているのでしょうか。どうにかして戦争犯罪の裁 判を自己のペースで進めたいのでしょう。

5. The Politicics of a Pogrom(p.38)
第2次大戦後のポーランドで最大のユダヤ人虐殺であった1946年7月4日の Kielceの悲劇が徐々に明らかになりつつある。しかしユダヤ人が、8才の少年 を誘拐したということで、引き起こされ、42人のユダヤ人が殺されたこの悲劇 は、本当に共産党政権の陰謀だったのか。誘拐された当の少年が、秘密警察の でっち上げを主張していますが、彼を信じない人も多い。さらには1989年の不 審火によって関連書類は消失した。結局はここでもボーランドの底流にある、 反ユダヤの感情が遠因かもしれない。第2時大戦前350万人いたポーランドのユ ダヤ人は、わずかばかりがHolocaustを生き延びた。その彼らが味わった悲 劇。多分、ポーランドのユダヤ人社会も、現在ではそんなに大きくないと思う のですが、いくらくらいいるのだろう。

6. Cellar of Horrors(p.39)
The Timesで読んでいた記事が、Newsweekには写真入りで載っています。奴隷と いう文字を額に書かれた2人の女性の顔はさすがに暗く、悲惨です。しかし400 ドルかかる、額の入れ墨を消す手術のための基金には、全然寄付がないようで す。

7. The Slaughter Goes on (p.42)
アルジェリアの反政府側ゲリラがおこしたとされる虐殺事件が続きます。先週 はついに最大規模の悲劇が発生した。村中が虐殺されたとしか言えないような 事件です。そのあともNEWSを聞いていると、同じような事件が発生しているら しい。伝わってくるのは、政府側の発表ばかり。はたして真相はどうなのか。 原理主義者たちも内部分裂し、まとまった勢力はない。それに原理主義者たち からも、異端視されているアフガニスタン帰りが中核をなしているArmed Islam Groupという勢力もある。あるいはごろつきたちの犯行の可能性もある。

しかしどうしてもその残虐さが気にかかる。最初から、村民皆殺しをねらって いるとしか思えない場合もある。土地問題がからんでいる、つまり民衆の土地 を一部の富裕層が奪っている手段だという説も説得力がある。

たしかに不思議なことがいくつかある。政府はこれだけの事件が続発するのに 動揺していない。どのイスラム勢力も首都に侵攻する実力はない。支配階級の 財産が奪われているわけではない。経済の基盤、石油化学産業には全然手がつ けられていない。ほとんどが、都市から離れた田舎で起きている。以前読んだ 記事でも触れられていましたが、村中の人間を殺し、家を焼き払ったら困るの はゲリラでしょう。やはり伝わってくる報道を、そのまま信じることは出来な い。何かの陰謀が渦巻いているとしか思えない。

8. Peace But Not Justice(p.43)
Guatemaraからも悲惨なレポートです。一応平和が甦ったが、軍の勢力が弱ま っていくにつれて、民衆裁判が横行し始めているという記事です。しかも警察 に収容されている犯罪者を、警察を襲撃して襲ってしまう。写真を見ただけ で、ものすごい状況のようですが、国民の70%がこれを支持している。当然、 責任は問われない。どうや記事で紹介されている事件の場合の被害者は、疑わ れたような犯罪の犯人ではなかったらしい。襲っている多くの人がマヤの末裔 だとか。

9. The CIA Lands a Big Fish(p.44)
北朝鮮のエジプト大使亡命事件。新聞などでも、大使がCIAのスパイだとか言 う報道がされていたので、あまり新しい情報はありませんでした。しかしこれ で北朝鮮の確度の高い軍事情報がかなり流れる。まだまだスパイは暗躍してい るのですね。

以上、あまり楽しくないNEWSばかりでした。

YUKI



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