Newsweek (8/11) ▼Five△


おはようございます。
カバーストーリーは「100才以上まで生きる方法」 すでにtonchakuさんのていねいな 書き込みがるので、楽できそうです。あとで 楽しませてもらいます。(^^)

次が私の選んだ今週号からの Best Five です。
(4)だけは、まだ 読めてませんが。。。(^^;)

(1) ● CHINA / The Sci-Fi Syndrome (p.14-16)

中国は今 SFブーム。 いろんなSF小説が紹介してありますが、特に 1994年から 小説にとどまら ず、雑誌、ディスカッション・グループ、パソコンでと、人々を引き付けているようです。今の 経済開放と近代化で社会がはやいペースで移り変わっていく中で、従来の考え、 価値観では 対応出来無くなってきた。。。そういった所に出てきたのが、この SF だとあります。 "It's a way to progress from uncertainty."

共産主義の唯一の理想郷は 社会主義のユートピアを作り上げる事。なのに、今 この SFブームは 中国政府に受け入れられているのです。経済成長をさらに進めて いく為、 若者たちに未来へと目を向けさせるのには よいということ。若者たち の夢をかきたてて、中国が将来 月、火星に飛び立てるのも夢じゃない?? それ で、なんと、政府支援で、Chinses International Scienc Fiction Conference というのも、開かれたということです。

もっとも、SFが いつも理解されていたわけじゃないのですね。 最初にSF文学が中国に持ち込まれたのは、ほぼ1世紀前。 Lu Xun, 中国の20 世紀最も偉大な作家とあります、、、彼が、ジュール・ベルヌの小説の翻訳を始めた ということです。 文学を通して、西洋科学への理解を促そうとしたというこ と。 science fiction as a tool to popularize science...これは、現代に至 るまで、up & down があったということ、p。15以降、割と丁寧に書かれていて 読 んでいて 面白かったです。 まあ、文化大革命の時、そして1983年ぐらいに始まっ た "Anti-Spiritual Pollution"から天安門事件辺りまでが、SFなどにとっ て、一番つらい時だったみたいです。

そのため、今のブームに対しても 懐疑的で、すぐ又 締め付けが行われるので は との不安もあるようですが。。。 ただ 今の子供たちの多くは、ビデオゲームをし、 Internet surfing もしたりする、天安門のことも ほとんど覚えてもいない 世代。 時代が違うのだという のも あるみたい。{もっとも、こんな恵まれた環境で育つ のは、ほんの一部の豊かな家庭の子供らだけですよね。(^^;)}

ところで、中国の大学、 science fiction course なんかも あるのですね。 Beijing Teacher's College での 人気ある一つが science-fiction writing ...チョット 驚きでした。(^^)

● That's No Flying Dragon (p.17)

中国で実際にUFOを見たとかいう話も結構 報告されているようです。 UFOだけでなく、異星人に会い、宇宙船に連れ込まれ、セックスを強要されたな んていう 農民の話もでてますが。。。(^o^;) そもそも 中国でのUFOに対する関心は 1979年にWuhan University で、学生たち が UFO Enthusiasts Club を作ったのが 始まりで、 次第に大きくなり、今は 5000人以上のメンバーを抱える UFO Research Association となり、UFOの科学 的研究が目的と あります。今まで扱ってきたのは、2000件以上で、先の農民の話 もその一つ。 さて、このp。17の写真の飛行物体は UFO?場所は内モンゴルのようです。

(2) THE PHILIPPINES / Lights, Cameras, Guns (p.19)

フリピンから。 RAMON REVILLA 。。。1992年よりフィリピンの上院議員。それまで30年間、 アクション・ヒーローとして フィリピン映画界に君臨。 彼により 先月 一つの法が立法化されたとのこと。 それが・・・銃の不法所持者に対する刑期を軽くするもの。!!^o^;) これまで17〜21年も刑務所に入らなくてはいけなかったのが、 low-powered gun で4〜6年、 high-powered gun で 8〜10年となるわけ。

信じられないのが、フィリイピンで銃を使っての犯罪がここ数年 よく起こってい るにもかかわらず、こういった法律ができたこと。 もともとフィリピンで 銃を手に入れるのは簡単なようです。 ライセンスをとるのが楽なうえ、イスラエル、アメリカ、ベルギー、南ア など 外から容易に入ってきて、商店街でも売られているとか。で、毎月 4000もの銃 が非合法に売られているという話です。

議員のRevillaさん、刑務所に入っている者の身内たちから 次々と感謝の電話を もらっているとのことですが、どうも特に 27才の映画スター Robin Padilla を助けるだったとか。 ですが、他のアジアの国々、シンガポール、マレーシア、日本、オーストラリア など 銃規制に関しては厳しいのですね。この流れに逆行するもので、もちろん フィリピン国内でも反対の声は挙がっています。

(3) ● EUROPE / QUEEN OF THE CENTURY (p.25-28)

この記事は The Queen Mother について。 エリザベス女王のお母様、 皇太后のこ となんですね。アハ、、常識ないと困る。 はじめ それが わからず、混乱してしまっ た。(^^;) 8月4日で 97才。 イギリス国民から 愛される方。 皇太后 Elizabeth Bowes-Lyon 。。。1900年生まれ。 ダイアナ妃と同じ 平民出 身。。。といっても、伯爵家に生まれたようですが。結婚、そしてエリザベス、マー ガレットと2女に恵まれ、静かな生活から 一転して 夫のヨーク公が王位に。そ の時、王位を捨てたのが、エドワード八世、ウインザー公で、この人がアメリカ 人女性 シンプトン夫人との世紀の恋(ナンテ、言いましたっけ??^^;) を成就させた 人だったのですね。《やっと、関係が 少し ワカッタ。。^^;》 あと、二つの大戦、夫 ジョージ6世の死。。。娘たち、エリザベス女王たちとの関 係など 書かれていて、まあ おもしろかったです。 というか、知らない事ばかり(*^^*)、へ〜フンフンと うなずくばかり。 これから、もっとイギリス王室のこと、関心もっておこうと思った次第デス。(-.-;)

● THE PRINCE OF WALES JUGGLES WITH HIS IMAGE (p.29-30)
チャールズ皇太子、Prince of Wales が、イメージ回復に乗り出しているとの内容。 彼が、いつか リッパな王となるかとの質問に、一時は 82%から 41%の国民の 支持しかなくなり、これは 最低の数字。それが、今 イメージアップの努力が少 し功を奏したのか、53%と少し上昇。ほんとのチャールズ皇太子は、 多額な寄 付をし、コミュニティーにも、いろいろと貢献し、りっぱな仕事をやってき た。。。ということです。その 皇太子のよい面が国民には 未だ十分に伝わってい ないということでしょうか。 ですが、この慈善活動など、、、ダイアナさんの方が 完全に目立ってるような気が するのですが。。。確か、地雷撤去などで、ボスニアに行ったのでしたっけ。

(4) BUSINESS / THE NEW RICH (p.44-49)

好景気に沸くアメリカ。今のアメリカの New Richには、4つのタイプがあるらしい。
* The Cyber-Rich
* The Wall Street Rich
* The Entrepreneurial Rich
* The Management Rich

と思うのですが。この記事興味あるのですが、6ページ。今 チョット 読み通す元気 ないので。。。写真とか表を眺めてるだけ。 これは、ゆっくり読んでみます。アトデ。。(^^;)

(5) ENVIRONMENT / Cold Comfort (p.60-61)
南極大陸の気温が上昇してきており、それがペンギンにも大きな影響を与えてい る、つまり減ってきているという内容。 この50年における気温上昇は、地球全体の上昇の10倍のはやさで起きている ようです。自然現象かもしれないが、人工の温室効果などの理由なら それは 極 地方において 極端に影響が出て来るということです。

温暖化により、雪が多く降るようになった、sea ice(海氷)が減ってきたなどの 現象などで、アデリーペンギン 1987年以来、35%も減ってきているというこ と。アデリーペンギンは 雪のない岩の多いところで卵を産むらしいですね。繁 殖が減り、だから又 小集団となるため トウゾクカモメなどに よけい子供ペンギンな ど 襲われやすくなるわけです。また、海氷が減るということは、その下に群生 するalgae(藻)にも影響を与え、それを食べるkrill(オキアミ)が少なくなるとい うこと。ペンギンはオキアミに依存しているから、つまりは 南極の食物連鎖が 崩れるということのようです。

今年もsea ice は平均以下ということですから、ペンギンの数はさらに減り続け ることになるようです。ただ南極大陸のペンギンは絶滅の危機に瀕しているわけ でなく、いずれは安定するとありますが。。。ヨク ワカリマセンデシタ。

エンペラーペンギンが子供を暖めている写真。。。いいですね。(^^) ただ、記事の中で、エンペラーペンギンについて触れてあること、ここも わか らない所でした。

Greeny


Greenyさん、みなさんこんにちは。

Newsweekをまず興味がありそうなものだけを、読んでみました。

>>(1) ● CHINA / The Sci-Fi Syndrome (p.14-16)
>>
>>中国は今 SFブーム。
>>いろんなSF小説が紹介してありますが、特に 1994年から 小説にとどまら
>>ず、雑誌、ディスカッション・グループ、パソコンでと、人々を引き付けているようです。今の
>>経済開放と近代化で社会がはやいペースで移り変わっていく中で、従来の考え、
>>価値観では 対応出来無くなってきた。。。そういった所に出てきたのが、この SF
>>だとあります。

Greenyさんもこれを選びましたか。私は選ばないと思って安心していました が。(^^; しかしこれは楽しい記事でした。中国のSFは今が黎明期なのかも しれません。社会が混乱しているとき、未来が見えないときSFが盛んになる、 とも書いてありました。中国の熱気が伝わってくるような記事でした。いくつ かの作品が紹介されていますが、なかなか面白そうです。

>>共産主義の唯一の理想郷は 社会主義のユートピアを作り上げる事。なのに、今 この
>>SFブームは 中国政府に受け入れられているのです。経済成長をさらに進めて
>>いく為、 若者たちに未来へと目を向けさせるのには よいということ。若者たち
>>の夢をかきたてて、中国が将来 月、火星に飛び立てるのも夢じゃない?? それ
>>で、なんと、政府支援で、Chinses International Scienc Fiction Conference
>>というのも、開かれたということです。

中国人は迷信深く保守的で過去を振り返ってばかりいると言うようなことも書 いてあったようですから、それと比べたらSFは未来指向だからいいと言うこと でしょうか。一部天安門を暗示しているような作品もありますが、そんなに暗 い社会ばかりわ描いているわけでもなさそうですから。

>>もっとも、SFが いつも理解されていたわけじゃないのですね。
>>最初にSF文学が中国に持ち込まれたのは、ほぼ1世紀前。 Lu Xun, 中国の20
>>世紀最も偉大な作家とあります、、、彼が、ジュール・ベルヌの小説の翻訳を始めた
>>ということです。 文学を通して、西洋科学への理解を促そうとしたというこ
>>と。 science fiction as a tool to popularize science...これは、現代に至
>>るまで、up & down があったということ、p。15以降、割と丁寧に書かれていて 読
>>んでいて 面白かったです。 まあ、文化大革命の時、そして1983年ぐらいに始まっ
>>た "Anti-Spiritual Pollution"から天安門事件辺りまでが、SFなどにとっ
>>て、一番つらい時だったみたいです。

SFは現体制の政治動向を占う指標にもなる、とかありましたね。社会主義のリ アリズムというか写実的な芸術とは相いれないような面もあるようで、ブルジ ョア的と攻撃されたり、未来的・科学的ともてはやされたり。似非科学とかの 批判は常につきまとうようですが、現代の作品は多かれ少なかれSF的傾向は避 けられないのかもしれません。日本でもSFの停滞が言われたりしますが、しか し普通の純文学も当然のように、SF的設定はしているような気がします。

中国の雑誌科幻世界の表紙もなつかしいような絵です。あまりはやらないです が、私は好きです。あまり洗練された思想的SFは面白くありません。SFは単純 なのがいい。

>>● That's No Flying Dragon (p.17)
>>
>>中国で実際にUFOを見たとかいう話も結構 報告されているようです。
>>UFOだけでなく、異星人に会い、宇宙船に連れ込まれ、セックスを強要されたな
>>んていう 農民の話もでてますが。。。(^o^;)


似たような話はどこに出もあるのですね。この話もそのまま信じられてはいな いようですが。

>>さて、このp。17の写真の飛行物体は UFO?場所は内モンゴルのようです。

これが本文で書かれている写真のようですが、本物かどうかはこれだけじゃ分 からない。しかしUFOだと主張するのに、dragonじゃないというのはいかにも 中国らしくて面白かった。まだ本気で竜の存在を信じている人が多いのでしょ うか。

Greenyさんの残りの4つは、私とは同じではありませんでした。といっても最 後の南極のペンギンの話は面白そうで、一応読むつもりではいたのですが。

>>議員のRevillaさん、刑務所に入っている者の身内たちから 次々と感謝の電話を
>>もらっているとのことですが、どうも特に 27才の映画スター Robin Padilla
>>を助けるだったとか。

読んでいませんが写真の人がそうですね。不法所持だけの罪としては重いかな と言う気もしますが、たしかに変わった法律ですね。

私の今週のBest Fiveです。

1.The Sci-Fi Syndrome(p.14-16)
2. That's No Flying Dragon (p.16)
Greenyさんのと同じです。私は2つに分けました。(^^; 

3. How to Fuel Japan's Soul(p.4)
4. Blastered Dreames(p.20-22)
5. A Brush With Terror(p.43)
4と5は少し血生臭いですが。

簡単に感想を書いておきます。
3. How to Fuel Japan's Soul(p.4)
デザイナー三宅イッセーが日本人に送る言葉。私もこの文章の通りだと思いま す。

日本人に創造力はあるのか。最近では、産業の分野での日本の影響力が大 きいから、あまりこんな声も聞かれないとは思うのですが。

私もそうだと思ったことを書いておきます。日本人の創造力がないのは学校教 育のせいだと言う人がいるが、はたしてそれは本当なのか。しかし創造性とは そもそも習うことが出来るのか。受験教育によって、歌ったり描いたり、何か を書いたりしたいという衝動を抑えられる子が出来るのか。あるいはそれらを 学校で教えたり、教科書で教えたりすることが出来るのか。そうした創造的な ものは人間が本来備えているもので、それらは常日頃から養ってこそ生まれる のではないのか。同じことを教わったとしても、心に残ることは各人で大分違 うでしょう。

日本の伝統的職人のすばらしい芸の伝承についても書かれています。それは各 企業の中で蓄積されてきた、各技能についても言える。いくつかはコンピュー ターなどに移されているようですが、人間の堪、あるいは総合的な洞察力は伝 えきれないかもしれない。若者が工業などのものを作る産業から離れていっ て、サービス業にばかり行ったあとの日本はどうなる。消費者だけが存在し、 熟練工や職人がいなくなるかもしれない。こうした人たちの中に伝えられてき た、創造的精神を後世に伝えなくてはいけない。

4. Blastered Dreames(p.20-22)
混乱続くイスラエル。Mahane Yehuda marketの爆弾事件は深刻な危機をもたら しているようです。ネタニヤフはアラファトを激しく批判していますが、2人 ともそれぞれの陣営の中で、影響力が薄くなっている。なによりもネタニヤフ にとって、政権についてからこれほどの被害を出したのは初めてだと言うこ と。彼だから、過激派は動けないと言う評価は消えた。アメリカから和平交渉 で強く譲歩を迫られていた彼にとって、和平交渉を打ち切ったのは、一面安堵 したという面はあるにせよ、やはり長期的に見れば、彼の影響力は落ちる。ア ラファトにしてもあるいはハマスにしても、今度の爆弾事件を予想できていな い。ハマスの名前で出された犯行声明は、ハマス指導部とは関係がないようで す。どうやらハマス自体が少数の分派活動家たちに分裂してきているようで す。まとまりがなくなっている。

和平交渉のテーブルにつくのが、だれであれあまり影響力はないのかもしれま せん。周囲ではそれぞれが勝手に動いていきますから。オスロ協定を支持する 住民の声も少なくなった。目には目を、文字どおりそうした暴力沙汰が支配す るかもしれません。たしかにそのような状況をこそ爆弾犯人はねらっていたの ですから。

5. A Brush With Terror(p.43)
これも4と同じような惨劇を招いたかもしれない事件でした。パレスチナ人2人 が、NYのブルックリンでsuicide subway attackを計画していた。もちろん発 生していれば、大事件になっていた。しかし今回は犯行を未然に防いだけれど も、アメリカ政府のテロリズムに対する無力さもさらけ出した。犯人の一人は 3回のアメリカ入国の試みにに失敗したあと、国外追放処分を受けていたよう ですが、家族も含めだれもそうした行動を起こすとは信じていなかったようで す。

"He was just a wanna-be. " But that doesn't solve the problrm -- because even wanna-bes can kill. ここでいうwanna-be とはテロリスト志願 と言うことでしょうか。

TIME/ASIA版は私のところにはまだ届いていません。1週間遅れになりますが、 WEB版のTIMEを読んでみます。

YUKI



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