NEWSWEEK 97/5/12 だよ。


04553/04553 YHJ00031 YUKI RE:NEWSWEEK 97/5/12 だよ。 ( 2) 97/05/10 10:47 04551へのコメント

佃さん、みなさん こんにちは。

>>NEWSWEEK、送られてくるようになったので、私もこんなことが出来るようになった。
>>*>>>>(●^o^●)<<<<*


いよいよ佃さんも、Newsweek購読開始ですか。どうやら、Newsweekの1週間の 話題の幕開けは、佃さんのからになるかもしれませんね。(^o^;  TIMEもお 願いします。

>>今週のカバーは、今週、マンハッタンで行われている、IBMのスーパーコンピュー タ
>>ーとチェス世界チャンプの対決話でした。 >>
>>この試合は、既にご存じの方も多いでしょうが、今のところ、1-1と2引き分けで、結 果
>>は、土曜・日曜の対決にかかっています。

私は前にTIME/NEWSWEEKのどちらかで読んでいたので、興味を持っていたので すが試合が始まっていたとは知りませんでした。きのうこの記事をNEWSWEEKで 読んだ後、朝日で小さな記事を見ました。

>>そして、34ページには、先日、レスの中で私が少し触れていた、アメリカの進学問題 関

>>連です。この記事を読んでいただくと、レスで言いたかったこと、解っていただける か

>>なあなんて思ったりして。

これは気になった記事でしたが、今週も読みたい記事が多かったので後回しに しました。あとイギリスの総選挙の記事とBlack Gold, Blue Seaの記事も食指 を動かされましたが、今の所はまだ読んでおりません。しかし見出しとかを見 る限りでは、affirmative actionが廃止されたら、黒人の大学進学率は下がる のかなと思いました。アジア系はMITなどの有名大学では割り当て人数の制限 のために、優秀な学生が入れないと言うようなことも聞いたように思います が。過渡的手段として必要なのかどうか、なかなか分かりにくい制度ですね。

>>イギリスの選挙のことが、24ページにありますが、この写真、良い男に写っています ね
>>え。ちょっと、ケビン・コスナー風に写ってる、ここだけ。オックスフォード出の最 年
>>少首相ですか、(^_^)

これはじっくり読む必要がありそうです。Greenyさんが大要を書いてくれない か、期待しておりますが。

>>小さな記事では、3ページのクリントン家のチェルシーちゃん、もう大学生なのねえ。 こ
>>このコメント、大統領といえど、世界各国どこも親は親、という感じで、何だか (^。^;)
>>ホッ!としました。
どうやら、両親の期待に反して自立の道を歩み始めたようですね。これも今までいろい ろ話題になっていましたね。

私の今週面白かったBest Fiveをあげておきます。今週はみなさんとはだいぶ 選択がずれるかもしれません。というより面白そうな記事、実際読んだ記事い ずれも10以上だったので少し悩みました。まずは最初にBest Fiveのリストか ら。

1. Mike Royko 逝く(p.36)
2. Man vs Machine (p.50-56)
3. Flirting with Suicide (p.22-23)
4. a Kennedy Crackup(p.37)
5. Onward, Mormon Pilgrims(p.57)
6. At War Over Women(p.38-39)

まずはMyke Roykoの死亡記事から。 1. Mike Royko 逝く(p.36)
Mike Roykoの死亡は初めて知りました。日本のマスコミでは報道されなかった のかもしれません。私は先月限りで、Japan Timesの購読を中止したので、こ ちらでも読んでいません。しかしRoykoは私の一番好きなコラムニストでし た。というよりこの人以外、あまり熱心に読んだことはありません。一時は切 り抜きまでもつくっては楽しんでいました。どうやら新聞のDATA BASEに入っ ているということで、最近は新聞の方も熱心ではなくなっていましたが、それ でもやはり好きな人物であったことにかわりはありません。

この単刀直入にずけずけと言う人物はやはりアメリカでもだいぶ誤解されてい たみたいですね。本文にはHe was for: the little guy, for a little justice and a little guy.とあります。普通の人の感覚で25年間もコラムを 書き続けていたのですね。しかし私は週に5回も書いていたとは知りませんで した。Japan Timesに載るのは週2回。配信記事ということでそうなったのでし ょうか。私の知らない個人的なことが載っていますが、こうした人物はアメリ カでもだんだんといなくなっていくようです。何でも物わかりのよい社会にな ってだんだん不自由になっていくような。彼の大好きなカブスも今年は不名誉 な記録を残しているようです。しかし64才とは少し早すぎたかなという感じで す。写真の説明はついていませんが、ふつうの見慣れたのとは違ってなかなか しゃれています。He was proud to be politically incorrect, but toward the end it pained him that his satire was misunderstood. 心優しき彼は その心労故に早く逝ったのかもしれません。

11979年に妻を亡くしたときの言葉。If there's someone you love but have n't said so in a while, say it now. Always, always, say it now.

太平洋の向こうから伝わってきた死亡のニュースではAsimov以来物思いに耽ら せた記事でした。

2. Man vs Machine (p.50-56)
佃さんが詳しいことを書いてくれるようですから、それを楽しみにするとして 私の感想を書いておきます。この記事全体からは、もしもDeep Blueが勝った ら、人間の歴史の1ページを刻むと言うような感じを受けました。単にチェス の問題だけではない。人間の諸機関の延長として各機械がつくられてきました が、Deep Blueをはじめとするコンピューターは明らかに違う。もしかした ら、人間をして人間たらしめるもの、その最後の砦が今崩れようとしている。 少し大げさですがそんな感じです。今までの結果から見ると、Kasparovはよく 頑張っています。Deep Blue陣営も、自信満々だったようですし、去年の失敗 を繰り返さないと研究したようですから。しかし機械のDeep Blueには元チャ ンピオンを始め、人間の専門家がつき、一方の人間代表の側にはチャンピオン 愛用のパソコンがあるとすれば、これは一種の共生でしょう。もう後戻りは出 来ない。しかしDeep Blueがもし勝ったら、人間のチャンピオンが機械の championに勝つ機会は永遠に失われるでしょうから、確かにこれはある時代の 始まりなのかもしれません。

3. Flirting with Suicide (p.22-23)
オーストラリアのアイドルラグビー選手の自殺を中心に、オーストラリアの若 者特に男性の間で自殺が増えているという記事です。女性は未遂に終わる場合 が多い。なぜ自殺がこんなに増えたのかの背景をいろいろ書いています。失業 率の増加とか銃を簡単に手に入れることが出来るのも大きな理由のようです が、そのほかにオーストラリア社会の文化的社会的背景が興味深い。Gary Cooper式の愚痴も言わず黙って仕事をやりとげる男性像が今でもある。あるい は歴史が浅いため自己を見つめる訓練が出来ていない。感情を露にすることに は抵抗があって一人で悩みを背負い込むのでしょうか。

しかし昔は日本も若者の自殺が高かったように思っていましたが、これで見る とそうでもないですね。老人の自殺も北欧諸国と並んで高かったように思いま すが、こちらはあまり変わっていないかもしれません。

4. A Kennedy Crackup(p.37)
またまた持ち上がったケネディ家のセックススキャンダル。今度はロバートの 息子、39才になるMichael Kennedyが、babysitterの女性(現在大学1年生、一 説には彼女が14才の時から)と関係を続けていたということで大騒ぎのようで す。幾多のスキャンダルにも関わらず、ケネディ一族に対する人々の好き嫌い がはっきりしているせいか、選挙にはあまり影響がないというのも面白いです が、はたして今回は事件が事件だけにどうなるか。マサチュセッツの知事の座 をめぐっても駆け引きがいろいろあるようです。

5. Onward, Mormon Pilgrims(p.57)
一夫多妻性など独特の教義のために、アメリカで排斥されたモルモン教徒がユ タに安住の地を見つけてから150年。今年それを記念して信者を中心にその旅 を再現する行事が行われるということです。なかなか面白いとは思いますが、 150年前の苦労のどれだけを理解できるのでしょうか。写真を見るとなかなか ロマンチックに見えますが。

6. At War Over Women(p.38-39)
アメリカのセックススキャンダルもいろいろあるようです。女性兵士が果たし て正しかったのかどうかは、まだ出ていない。というより湾岸戦争でも、答え が出なかったとしたら、次には長期戦の全面戦争で初めてその真価が問われる と言うことのようです。そのときには記事の最後でも言っているように、手遅 れかもしれません。

あと私が読んだ記事で面白かったのは、台湾の少女誘拐殺人事件、香港の記事 などでした。2つとも誰かが書いてくれそうなので、書きません。 (^^;

しかし最近はInternetにのめり込んでNiftyにはなかなか来れません。ようや くNews Groupの購読を自由に出来るようになりましたが、私のプロバイダーだ けで28800以上もあります。これの中から自分の興味があるのを見つけるだけ で後1カ月はかかるでしょう。それにそろそろftpの使い方もマスターしていか なくてはいけません。あまりにも情報が押し寄せて、本当に押し流されてしま いそうです。昨日Newsweekを読んだときはほっとしました。まだTIMEは来てい ないので、これからまたInternetのlogの整理をします。そしてまたまた混乱し てしまって、TIMEを読める頃にはほっとした気分になるかもしれません。  (^^;

YUKI

04557/04557 BXK06702 Greeny RE^2:NEWSWEEK 5/12 だよ。 ( 2) 97/05/10 21:01 04553へのコメント

佃さん、YUKI さん、tonnchakku さん こんにちは。

>いよいよ佃さんも、Newsweek購読開始ですか。どうやら、Newsweekの1週間の >話題の幕開けは、佃さんのからになるかもしれませんね。(^o^;  TIMEもお >願いします。

どうやら、私はいつも 最後になりそうですが、残り物にも福がある...ようです から。(^^;) Newsweek 賑やかになりそうですね。(^^)

今週号は確かに目をひく記事多く、5つ選ぶのは迷いました。 TIMEでは読めない記事中心に選んで、かつ気の滅入りそうなもの省くと次のよう になりました。 イギリス関連記事は YUKIさんよりのお誘いがあったようなので、急 遽入れておきました。(^_ー) 本当のところ、今回は あまりまじめに読む元気 残ってませんでした。 ですから、ごく簡単に書いておきます。

(1) AUSTRALIA/ Flirting With Suicide (p.22-23)
(2) Blair's Britain (p.24-27)
Who'd Have Thought It ? (p.31)
(3) Man. VS. Machine (p.50-56)
(4) Onward, Mormon Pilgrims (p.57)
(5) TRAVEL/ Not Just Sex and Sangria (p.62-63)

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>今週のカバーは、今週、マンハッタンで行われている、IBMのスーパー コンピュータ
>ーとチェス世界チャンプの対決話でした。

>続報は、月曜日にお送りします。

楽しみにしています。 今週のNewsweekでは、このカバーが一番 気にいりました。(^^)

>5. Onward, Mormon Pilgrims(p.57)
>一夫多妻性など独特の教義のために、アメリカで排斥されたモルモン教徒がユ
>タに安住の地を見つけてから150年。今年それを記念して信者を中心にその旅
>を再現する行事が行われるということです。なかなか面白いとは思いますが、
>150年前の苦労のどれだけを理解できるのでしょうか。写真を見るとなかなか
>ロマンチックに見えますが。

この記事 幌馬車の写真と、Mormon Pilgrimsに反応。 今、アメリカ先住民のこと 少し読んでいるので、trekというと、彼らの戦いに敗れて の逃避行のことも思い起こしてしまいました。

写真の彼女たち、幸せそう笑顔してますね。(^^)

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(2) * Blair's Britain (p.24-27)

イギリスは、どうもイメージが沸きません。 でも、イギリスを語るのに multicultural societyという言葉は 最近 よく見かけます。 地滑り的大勝した 労働党の当選議員をみても それが わかるようです。
● 女性議員 63人→120人。
● 24才の議員、 史上3番目の若さ。
● マイノリティー出身の9人。
● 百万長者のイスラム教徒 (Glasgowから労働党で??)
● ゲイと初めて公表した大臣 Chris Smith
● 盲目の初の大臣 David Blunkett
これを率いるのが、44歳のTony Blair. 下院の議席659のうち、 419もとったのですから、すごいものです。 (ところで、p。26の上から9行目、an overall majority of 179 seats とある のですが、これは 間違いですよね。)

この記事の中でも やはり Margaret Thatcherの影響と その遺産について述べら れています。保守党政権の18年間にも及ぶ支配の終焉をもたらしたのが 保守党 なら、そして大変革なら その多くは彼女によるものだと。 ここが、一番興味 ひきました。イギリス人の精神面に及ぼした遺産について書かれた部分です。

● 富と快楽を追い求めることは a mark of bad form、よくないこと、まずいこ とだと思われていた国に、 prosperity 豊かになること、成功することは cool カッコイイ ことだという感覚を持ち込んだこと。で、そういった価値観をもつ のは地方の保守党よりもロンドンの一部労働党支持者に多いとあります。だか ら、Blair氏が選挙の折りした 増税しない、2年間は 支出を増やさないとの約 束事は サッチャーさんの経済政策の遺産を引き継いだものであるとのこと。

● 時代遅れの数々の制度、英国国教会の専制君主性など 敬意を持って扱って来 た国に、 nothing was sacred との教訓をもたらした。これが結局は 今のBlair 氏が提唱するconstitutional changes 憲法改正カナ?? (あまり 新聞チェックしてない ので、自信ナイ。) 。。。につながっていくことになる。上院の権利、スコットランド議会に 関することなどですか。

最後印象的だったのが、今のイギリスは かつて考えられてきたような 内ばかり 向いている孤立主義国などではなく、ヨーロッパで 多文化国家として 最もよく 機能している国だと書かれている点。この20年で国際化が一段と進んできた と。

でも、EUに対する拒絶反応は 根強いものが あるようで、このあたり、よく わかりません。

* How Tony Blair Won
これは、パス。 勝った人の内輪話 聞いても おもしろく ありません。 ほかの方に 任せます。(^^;)

* Who'd Have Thought It ? (p.31)
After 100 years of decline, Britain is back. Europe could take a lesson.

タイトル「誰がそのこと考えたであろうか?(誰一人考えるわけなかったさ)」(^^; 過去50年間 経済学者に declineの定義は?と聞けば、「名詞。 20世紀におい て、大英帝国にふりかかったような運命」 と答えたもの。 イギリスが誉められる ことがあっても、それは その運命を優雅に受け入れている点で。フランス、ド イツからは 英国病 と言われ、 戦後もヨーロッパの大国にあって、最低の経済成 長率。

それが、今や サッチャー革命による 革命的構造変化の断行で、、、(それは 1980 年代のアメリカより 厳しいものであったとあります)、、、、ヨーロッパ一 安い労 働コスト(ホント??ポルトガルなどよりも??) 、規制緩和などで 生産性は ドイツはもち ろん、日本、アメリカを凌ぐとあります。

それを引き継ぐのがブレア政権で、問題は EUROに対して、どう 決断するかとい うこと。これまで ユーロを含めてヨーローッパのプロジェクトのほとんどは ドイツ の経済的強さをあてにしたものであった。しかし、もうドイツも高い賃金、規制、 高くつく社会福祉プログラムで、生産性も落ち、かつての勢いはない。EUが経済的 モデル国家を探すとしたら、それはBritain かもしれない。 Were the European Union to look for a model economy, Britain might be it. この仮定法の文、 主節 mightは 果たして、何%ほどの確率?(^^;) 最後、 Blair氏が考えねばならないのは 英国がヨーロッパなしでやっていけるか ではなく、ヨーロッパが英国なしで やっていけるか?ということ。

アハ、何とも読んでいて、いや、書いていて ニタリ。。。としてしまった 文章。 さて、みなさんの感想は いかが でしたでしょうか。

どこまでが、本当なんだろうか。(^_^;;

(5) TRAVEL/ Not Just Sex and Sangria (p.62-63)
The popular Mediterranean island of Ibiza is trying to lure breed of bighbrow tourists

地中海のイビサ島、みなさんはご存知でしたか。 地図帳見てみると、スペインの東海岸、バレンシアの東の沖にある島。 バレアレス 諸島のひとつ。さらに東にたどると、マリョルカ島があります。スペイン領、 観 光客が よく訪れる 有名な保養地のようです。

イビサ島、昔は農業、塩の製造でなんとか生計をたてていた貧しい島だったようで すが、30年前 旅行産業に転換してからは、豊かになったようで、空港もあり スペインの中でも一人あたりの所得が一番高いとあります。

ところが、年間100万人以上も押し寄せる観光客の質があまり よくないようで。 イビサ島に 太陽、セックス、 サングリア求めて やってくる金持ちのHippieたち、飲んだ暮 れて、ドンチャン騒ぎをする者たちも 多いとのこと。

そこで、政府も より質の高い旅行客を呼ぼうと、規制を強めだしたとのこと。 また、イビサ島は もともと、フェニキア、カルタゴ、ローマ、ギリシャ、ムー ア人、スペイン人などによる遺跡の多くある島で、芸術家、知識人も訪れるので 有名な島。 特に、ドイツ人などは 第2のホームにと投資もしているようです。そ こで、政府がねらうのは、cultural tourism, これで文化に飢えた観光客を惹き 付けようとしているとのこと。

私も、以前 一度だけ地中海の島めぐりしたこと あります。写真を見てたら、思 い出しました。また、行ける時 あるかしら。(^^;)

***やはり、長くなってしまった。(^^;)***

Greeny



感想はこちらに・・・YHJ00031@niftyserve.or.jp
Internetの場合は・・・ohto@pluto.dti.ne.jp FONT>



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