Newsweek (4/7) My Best Five


みなさん、こんにちは。NewsweekのApril 7から私が面白かった記事です。

1. Web of Death(p.10-p.26)

Heaven's Gate 特集です。4つの記事からなっていますが、私は分けないでざ っと見ておきます。Newsweekの方がTIMEよりきついかなとも思いましたが、 TIMEの記事は雑誌ではまだ見ていませんので、詳しく読んだら違うかもしれま せん。事実の中で私が確認しておきたい事実だけを書いておきます。

Applewhiteたちは弟子たちに、ガンで死期が迫っていると話していたと報道さ れていたように思っていましたが、解剖の結果は違うようです。なんら不治の 病には冒されていなかったと。そうすると、これはただ1000年紀末と個人的死 の恐怖以外の何物なのか。それともやはり人生の終わりが近づいたApplewhite が、人生を振り返りその意味をたずねて信者たちを道連れにしたものなのか。

天国の門をグノーシス主義と比較させるようなのをいくつか見たように思いま すが、はたして本当なのか。いろんな宗教からの寄せ集めだというのは、これ は仕方のないことでしょうね。しかし他のカルト教団がいくつか出てきます ね。他のカルトにはやはり親しみを感じていたのですね。(p.20左段) Branch Davidian, Unabomber、太陽の寺院, Scientologyは分かりますがthe Freeman というのはどんなのかな。聞いたようにも思うのですが。

Internetのデザイナーとして資金稼ぎをしていたようですが、あまりホームペ ージで信者を増やそうと言う目論見は成功しなかったようですね。 (^^;   しかしWeb Siteにはいろんなのがありますね。かなり宗教関係にも危ないサ イトがあるみたいですね。こう言ったのをいつも見ている人には抵抗力が付い てきて、あまり簡単には誘惑に載らないのかな。(^o^;  しかし実際にHPを 見て、夫・子供を捨てた女性もいたみたいですから、これも断言は出来ませ ん。

39人の年齢は26才から72才。死の原因はほとんどが窒息死。このために3段階( ないしは最後の2人を別とすれば4段階)に分けて、儀式を行ったということの ようです。自分の入れ物である肉体を捨てた彼らが、本当に幸福だったとは私 には思えないが、しかし人間の幸せは多種多様だし、このへんは私には分かり ません。

2. Brotherly Revenge (p.30-31)

以前この会議室でもちょっと話題になっていた、シンガポールのLee Kuan Yew の発言はますますこじれてきているようです。というよりLee Kuan Yewがいく ら謝罪しても、マレーシアは聞く耳持たぬと言う感じでしょうか。シンガポー ルが飲み水と食料の大半をマレーシアに頼っていたとは、初耳でしたが、マレ ーシアが経済成長を強めて来るにつれて、シンガポールとの過去の怨念が一挙 に吹き出てきたような感じです。この前の篠原さんの発言では、シンガポール の経済競争力はアメリカに次いで世界2位ということでしたが、どうもこのご ろ私が読むシンガポールはあまり良いことないような気がするのですが。  (^^;

3. Fool's Gold (p.42-43)
ボルネオのBusangというところに豊富な金鉱を発見したとして、現代のエル・ ドラドともてはやされたベンチャー企業がどうやら幻の黄金の前に危ないとい う記事です。いつの世も金は危ない魅力で人の心を引きつけてきたようです が、これを読んでいると何か分かるような。しかしこの企業、まだはっきりし た結論は出ていないようですが、不確定な情報で世界の注目の元になり、また 見捨てられていく。大企業はこうした小企業が発見した鉱山から確実に利益を 見つけていく。少し可哀想になりました。 (^^;

4. Call to Arms (p.38-39)
ル・ペン率いる極右の国民戦線がじりじりと勢力を伸ばしています。このまえ のTIMEでも触れられていましたが、ル・ペンだけの狂信的個人政党だった昔と 違って、専門家集団がそのシンクタンクの役割を果たしてきているようです。 高い失業率のため、支持者基盤は労働者が多く、選挙戦術や日常活動からもだ んだん勢力を蓄えてきているようです。

5. Going Home to Nowhere (p.40)
ドイツから強制されつつあるボスニアの国民たち。もちろん帰っても職も家も ない人々です。ドイツも、移民とかの制限はもちろんですが、徐々に不寛容な 社会になっているような感じがします。

ほかにも面白いのがいくつかありました。
*The 'Mad Pig' Disease (p.32)
多分この記事から判断する限り日本でも大きく報道されたのでしょうが、私は 全然知りませんでした。 (^^;

*Bibi's Game (p.34-35)
先週TIMEで読んだNatanyahuの記事です。やはりbibiはネタニヤフのことで す。このひとなかなか名門の出のようですが、どうも父親もろとも主流からは 疎んじられているような感じです。

*Presidential high (p.51)
Bush大統領の話です。第2次大戦中パイロットだつた彼が日本軍から撃墜され て、ようやく命拾いした話は有名ですが、今回その悪夢をはらすべく砂漠で 12500フィートの高度から降下したみたいです。

YUKI



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