Newsweek Best 5 (Nov.25)


みなさん、こんにちは。

TIMEの今週号はまだ見ていませんが、Picardさん、Greenyさんの感想から判断 する限り、今週号はかなり重複する記事が多いようです。ひととおり読んで興 味を持ったBest 5です。

1. From the Ashes (p.13) ついにフィリッピンがtake offを開始したようで す。1991年のピナツボの噴火、1992年のアメリカ軍の撤退などフィリッピンの 経済はどん底まで陥った観がありましたが、着実に経済成長していたんです ね。最近は日本でも政治経済の混乱ぶりがあまり新聞に載りませんが、この場 合は本当に「NEWSのないのはいいNEWS」でした。ラモス退陣後が少し気になる とのことですが、なにより社会が安定してきて人々の独立意欲が旺盛になって きているようです。

2. Put on a Fappy Face (p.21) それと対照的なのがシンガポール。TITLE のようにSmile Singaporeみたいな運動を展開しているみたいですが、6%と他 国から見れば高い経済成長にもかかわらず、全体のムードがよくないみたいで すね。日本人観光客がシンガポールから香港に流れつつあるのも痛いとか。し かし、この島国国家にとって、規模が小さいだけに周辺諸国の繁栄が存在意義 を少なくしているようです。舵取りは難しいんですね。

3. Murder in Moscow (p.32)  治安が悪いと伝えられているロシアです が、その中でアメリカ人ビジネスマンが殺されたレポートです。殺された最初 の外国人実業家ということです。

4. Meet GloboBoss! (p.38) GloboBossはglobal bossの合成語でしょう。 これは多分リーダーズプラスにもまだ載っていないでしょう。(^o^;世界の大 企業の、企業風土・企業文化はもう各国内の域を越えて、似通ってきていると 言うレポートです。80年代によくいわれ、jokeの対象にもなった日本式経営と か、あるいはアメリカ式経営が最近いわれないのは、はやらなくなったからで はなく、企業がそれぞれの長所を取り入れて差がなくなりつつあるということ です。その代表的なのがGloboBossと言うわけです。「国境を越えたボス」く らいでしょうか。

会社の上役はもう同国人であるとは限らないし、そうした状況になっても予想 されたほどの軋轢は生じないということです。その例として先週のTIMEに載っ ていたMCIとBTのケースと、日本のMazdaの例を挙げています。言葉の障壁もな い。取締役会は最初日本語とかドイツ語などで行われていても、やがて自然と 英語に移行していく。外国人ボスが考えられなかった日本とドイツでの受け入 れがスムーズに進んでいることを見れば、大企業の国際化はもうかなり進んで いるのですね。

日本企業のの神話、年功序列・企業内組合・同一企業に一生勤めること、こう いったのもだんだん消えていくのでしょうか。

5. A Time to Reach Out (p.53) シカゴの大司教が自分の死を迎えるに当た って残したmemoirです。この人は少年に対するsexual abuseで告発された人 で、アメリカのマスコミが大騒ぎしていたのは私も覚えています。私は結末は 知りませんでしたが、どうやらこの記事で見る限り根拠のないぬれぎぬだった んですね。スキャンダルにあった聖職者が68才という比較的若くして死んだ。 しかし原因は膵臓ガンだということですし、死期もほぼ予想されたときのよう ですから、スキャンダルが原因ではないのでしょう。

平常心で死を迎えることが出来る、それが有名な人であれ無名な市井の人であ れ、それはやはり感動的です。時間があったらもう少し詳しい感想を書きたい と思います。

今週は特に経済記事に面白いのが多かったですが、他にも興味を引く記事がか なりあります。

YUKI


YUKIさん、こんにちは。

Globoboss ですが、 リーダースプラスには、globl-(地球の、全世界の--)はのってました。 あと、globocop(世界の警察官)、globocrat(全世界的組織の有力メンバー) も。

ただ、普段はプラスの方は めったに引きませんね。 2冊も辞書調べるのは面倒、やはり CD-ROMでしょうかね。

YUKIさんのを参考に、ニューズウィークちらちら見ていたら、おもしろいの発見。 p.21台湾でのgayの結婚式の話し、おもしろかったです。 日本でのfirst public gay wedding 私、しらないな〜。(^^)

Greeny



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