NOMO, 満面の笑み(LA TIMES,98/4/29)

昨日は、NOMOが初ホーマーを打ったということで、あちこちのTVニュースを見 てみました。今日の新聞は、まだ見ていないのですが、Exciteで探してThe Los Angeles Timesやら、その他の記事を読んでみました。野球に限らず、ス ポーツの記事はそんなに難しく書かれていないと思うのですが、実は私には難 しい。専門用語を英語で知らないからなのでしょうが、読んでいてごちゃ混ぜ になって、よく分からなくなるときがあります。

本当は野球用語をしっかりとマスターしておいた方が能率がいいのでしょう が、いちおう大体分かればよし、ということで読んでみます。

中心はLA Timesの4/29の Nomo's Smile Is a Winnerという記事です。

As Hideo Nomo rounded third base Tuesday night at Dodger Stadium, the stone face he normally shows the world cracked into a big smile.

書き出しの部分ですが、NOMOのstone faceは有名なのですね。辞書にはあまり 良い訳は載っていないようです。リトーブスなどという聞いたこともないよう な、植物の名前が載っています。しかしstone faceはよく分かる。NOMOはマウ ンドではおろか、ロッカールームでも感情をなかなか出さない。Nomomania全 盛の頃でも、ただ帽子に手を触れて挨拶するだけ。

火曜日の夜、Nomomaniaがほとんど忘れかけていたすばらしい投球を披露し た。11個の三振を取り、6-3でミルウォーキー・ブリュワーズ相手に完投し、 勝利を飾った。しかしNOMOが微笑んだのは、いままでにないホームランバッタ ーとしてであった。7回Milwaukeeの先発投手で敗戦投手のJose Mercedesから ホームランを打ったのだ。

試合後NOMOは、2年前のノーヒットノーランよりもこちらの方が思い出に残る だろうと言った。ホームランを打ったボールとバットは記念に持っておくとの こと。これはTVでは聞かなかった。私がNEWSで聞いたのは、最後にホームラン を打ったのか、という質問にちょっと考えた後、(みなさんが)調べて下さい、 とそれこそstone faceのまま言ったことだけでした。

この試合ではMatt Lukeもホームランを打っている。彼は今年NYヤンキースか ら公開移籍(ウエーバー)された選手のようです。6シーズンを通じて大リーグ には1試合しか出ていなかった。それが今では一塁手兼左翼手として、先発投 手が右であれば、先発メンバーとして名前を連ねる。これこそ驚きだと書いて います。彼は過去6年間をマイナーリーグで過ごしているのでRookieのようで す。

別の記事ではRookie utility playerとあります。どうやらutility manには「 どこでもこなせる万能の控え選手」という訳があるようです。器用だが、あま り目立たない選手と言うことでしょう。しかし最近の彼の活躍はめざましいよ うで、最近の9このヒットの内6本までが、extra basesです。2本のホームラン と4本の2塁打とあります。だからextra baseは長打のことでしょう。Dodgers は去年は途絶えましたが、それまで4年くらい続けて新人王を出していたはず です。新人が活躍できる雰囲気があるのでしょうか。

Dodgersは今年は本拠地では9勝3敗ですから強いですね。NOMOのホームランは Dodgerとしては、1994年5/23のKevin Gross以来だとありますが、これは投手 としてということだろうと思います。投手の打撃がよくないのは分かります が、これはちょっと驚きです。

Dodgersの1人の選手のことはa Dodgerというのですね。どんなイメージがある のだろう。あまり良いイメージが浮かばないような気もするのだが。

最近My Exciteが気に入っています。新聞代わりにもなる。登録した記事を無 料で配信してもくれる。私が選んだいくつかのトピックは数日に1つか2つある だけですが、なんといっても無料ですから。最新のNEWSはロイター電が中心の ようですから、少し偏りがありますが、面白いのがあります。



感想はこちらに・・・YHJ00031@niftyserve.or.jp
Internetの場合は・・・ohto@pluto.dti.ne.jp


ホームページに戻る 

その他のホームページに戻る