英文MLの船出


今日から2日間、私の住む市の商店街の祭りがある。午前中には「王直祭り」、昼には中学2年の女子が浴衣姿で街の中心部で踊り、そして夜には20台もの大型・小型の「ねぶた」が繰り出す。東北地方発祥のねぶたが、地元青森の協力を得て南のこの地に根付いて、はや30年。私は今街の中の仕事場で、太鼓と囃子の音を聞きながら、この文章を書いている。

今朝ようやく私の英語のメーリングリストが船出した。しかし、これはなかなか困難な船出であった。一応英文の案内書は昨日までに出来ていた。それで簡単に登録できると思っていたのだが、どうやら私の考えは甘かった。

MLの発行サイトはOneListという所に決めていた。ここは、今日現在23万以上のMLが発行されているらしいから、世界最大のMLサイトだと思う。無料だというのも助かる。まあ有料のサイトが有るらしいことは、私のe-palから聞いて知っていたが、他のサイトは全然調べなかった。

まずMLを発行するためには、その案内をするHomepageを持たなくてはいけないのは日本のFree MLのサイトと同じである。それで私はここ数日LinkClubの英文HPにこのMLのフォルダーを作るために、少しずつファイルを整備してきていた。MacからのファイルをWindows用に直すのは見かけ以上に疲れる。それに拡張子のHTMとHTMLの違いをInternet Explorerは表示してくれない。各ページのindexファイルをテスト形式で読み込んで、ファイル名を確認していくという退屈な作業をつづけなくてはいけない。まあまだ不十分ではあったが、どうにかファイルを紛失しないと確信する所まではきた。それで今朝2時間かけて、すべてのファイルを初めてWindows Machineからリンククラブに送り込んだ。しかしブラウザーで確認するとどのファイルも更新されてない。

すこしあわてたが、これでは仕方がないから、急遽予定を変更してDTIの日本語のHPにファイルを追加した。これでどうにか、MLの説明のページが出来たから、OneListに登録する作業にかかった。

MLのタイトルは、昨日までには、私の英文HP'Hello, World!' からとって、HelloWorldとする事に決めていた。まあ当たり障りのないタイトルであるが、私にははっきりしたビジョンがあったわけではない。差しあたり、英文のMLを作ることの方が重要だったのだ。ところがこのIDは使えなかった。もう既に誰かが、登録していたのだ。調べてみると今年の6月に、確かに全く同じHelloWorldというMLが出来ている。このML,メンバーは1人だけ、しかも内容はgay/lesbianついて話し合うMLであるようだ。私も必要上メンバーになったわけだが、このHelloWorldというMLは4ヶ月目でようやく最初の会員を得たわけである。MLは狭い世界だから、こんなことも有るのかもしれない。メンバーが5人より少ないMLは結構あちこちで見かける。

helloworldのIDが使えないということで、他のIDについてもいろいろ考えたが、不思議なものでいったん使えないとなると、どうしてもHello, World!のイメージから抜けきらない。それに英文の紹介の文章は、既にこのタイトルを前提に書いている。結局Hello-Worldとする事にした。少し不満だが、まあハイフンがついただけなので、これでがまんしよう。それでどうにかこうにか登録手続きが完了したのが、今朝の8時過ぎ。しかしこれではまだ承認されたわけでは無いから、すぐにはMLとしての活動はできなかった。結局午前中メールチェックのたびに2回ほど確認してみたが、承認は下りていなかった。

昼寝のあと、念のため確認すると、今度はうれしいことにsearchで確かに私のMLが出てきた。メンバーはもちろん私1人。これでいよいよ正式に英文MLが船出したわけだ。

仕事場のMacで、Fetchソフトを使ってLinkClubフォルダーを見てみると、public.htmlが2つ出来ている。これが原因で新しい方を読み込まないと思って、古い方を消した。ところがどうやら、素直に新しい方のpublic.htmlから、読み込んでくれない。だから私はリンククラブの自分のHPのすべてのファイルを消してしまったわけだ。今現在私のリンククラブのHPは存在しないことになってしまった。やっかいなことだが、まあオリジナルのフォルダーはMac内にも有るから、べつに悲観はしていないのだが、やはりまだ原因が分からないだけに、このあとの復旧作業については少しうんざりしている。

ともかくそうしたいろんなトラブルを乗り越え、私の始めた英文MLが今日船出した。まだe-palの数人に今日登録したことを知らせただけだ。今年中にメンバーが1人も集まらないと言うことはまさか無いとは思うが、五島MLと同じく最初の内は私の独り言のメールだけかもしれない。既に2通のメールを送った。今まではまず英語でMailing Listをたち上げるという目的が先行していたが、だからといってこれからこのMLが活発になることが大事なものであることにかわりはない。まだOneListが提供している説明書なども読んでいないし、管理人である私自身がどうやって他の人をメンバーに加えるかという方法も知らない。これから1週間くらいかけて、少しずつ調べていくことになると思う。

この1年e-pal相手に、ものすごい数の英文e-mailを書いてきたがそれらはすべてパーソナルなメールだった。気楽に書いていたから、何を書くかで悩んだこともない。しかしMLは違う。このMLは過去ログも公開する事にしたから、多くの人の目に触れることになる。少しはwritingを向上させる努力も必要になるだろう。

書きたいことはまだいくつか有るが、さし当たり、今日は英文MLの船出を祝っておこう。どうやら、英文HPの作成と合わせて、今年の私の目標の一部は達成したことになる。ところで、私の今年の目標は他に有ったかな?全然覚えていない。(^^)

1999年10月2日



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