私もmailzineを発行しているが、最近ものすごい数で増えているようだ。もっともこれは最近だけに限ったことではないのかもしれない。私がmailzineの発行をお世話になっているまぐまぐさんだけでも総数5000以上、そして最近今年に入ってから発行していないmailzineを整理したようだが、それでも優に3000以上を越えている。
私が発行を始めたのが、昨年(1997年)の9月。まぐまぐさんの本格的な活動は、去年1月くらいかららしい。私が入ったときには既に800以上あって驚いたものだが、それ以後ほぼ同じ期間内で、4000以上のmailzineが新たに発行された。もちろん計画倒れや、数号で発行を取りやめたものも多いはずだが、それにしても3000以上の数のmailzineは活動中と言うわけである。今後この現象は加速こそすれ、減速することはないと思う。今でもオーバーヒート気味の発行元の事情を考えると、この先どうしたことになるのか、発行人としては少し心配にもなる。混雑していない時間や曜日というものがほとんどないのだ。日曜日と、午前2時から4時までが比較的すいているという資料があるようだが、発行から読者のところに届く時間はますます長くなるかもしれない。
これだけmailzineが増えれば、その周辺を篤かったmailzineやらHomepageも当然出てくる。本家のまぐまぐさんや、いくつかの場所で、mailzineの部数ランキングやら、おすすめmailzineのようなものが出ている。当然発行人としては気になるところだし、そうした情報のURLが紹介されていると、つい訪問してしまう。
発行部数のランキングは、それぞれ工夫がされているのだが、そのうちのいくつかを紹介しておくと、
http://www.yo.rim.or.jp/~kuro1221/ranking.html
http://www.horse-club.com/ranking/
私の「英語を読む」も、2000部をこえているということで、今の所は名前が載っているようだ。しかし新しいものが増えるにつれ、その中で勢いがあるものも出てくるから、もしもこのままの趨勢が続けば、「英語を読む」の名前はリストの圏外に消えるかもしれない。大体mailzineで元気があるのは、メール・フレンド、アダルト、かけごとなどだが案外英語関係も人気がある。私の掲示板に書き込んでいただいた、「Jeffの実用英会話」や、「英語のこつ」など毎日発行しているのは、かなりの上位にある。英語関係でも、私が購読していない方がもちろん多い。定期的に確認しないと、新しいmailzineの情報はもちろんだが、かなり前から発行されているものでも、見落としてしまうことがある。
私のmailzineのIDは837。1000番以内ということで、いわばmailzineの中では、先駆者のような立場にいる。 (^^； まだ1年もたっていないのに、発行歴が古い順に上位2割の中に入るのだから、いかに新しいmailzineが次から次へと発行されているかがよく分かる。しかも利用次第では、例えば英語に限って言えば、まじめな読者ならば、実力UPにかなりの威力を発揮するはずだ。mailzineのバックナンバーが読めるHomepageも、大分充実してきた。私もmailzineとそのHPのリンクを新設したいのだが、なかなか時間がとれない。しかしなんとかしてこれは近いうちに実現させよう。
これだけmailzineが増えてくると、部数が延びているものばかりではない。最近まぐまぐさんでは、明らかにメールが届いていないと思われる読者を削ったようだ。だから読者数が減少するmailzineも出てくるかもしれにい、というお知らせがあった。私は昨日「英語を読む」のNo.34を発行したが、幸い減ってはいない。発行部数の減少は、Weekly「今週の英語雑誌」からの切り替えの時も含めて、1度も経験したことがない。しかし部数の伸びは微増状態だから、これはそのうちにあるかもしれない。
発行そのものは最近は熱心に投稿してくださる人が出てきているから順調になっている。内容も、比較的気ままに発行しているから、まあ大丈夫だろう。どうやら年内にNo.50を発行するという希望には届きそうだ。
閑話休題。MACは改造後調子が大分よくなった。なにより起動時の待機時間が、私の感じでは半分以内になった。大分不要なファイルが、システムファイルに入っていたらしい。しかしやはり失われたファイルもある。今の所一番大きいのが、Atlantic Monthlyの論文の感想を書いたもので、未完だったものがどこにも見あたらない。これは長くなりすぎて、続きを書くのがいやになりかけていたものだが、完全になくなってしまったかと思うとやはり残念だ。
1998-6-25