本を読むML


2月27日の早朝、新しいML,「本を読むML」(bookml@freeml.com)を作った。

最近かなりの割合で本を読んでいるが、Greenyさんの掲示板で、時々おしゃべりする以外は、ほとんど本のことは話さないので、少しさびしくなっていたところだった。

それにMLというものに対する知識も今では大分増えている。去年スタートさせた英文のML,Hello, World!は現在息切れしているが、五島MLは活発なメンバーがいるおかげで、順調に育っている。毎日のメールの数は波はあるけれど、ほぼ1人立ちできるところまできている。そうなると、私の悪い癖が出てきて、また何か新しいことを始めたくなった。既に3つくらいの案は持っていたが、まずは1つだけを実行することにした。それが「本を読むML」というわけだ。

広告が最初に載るという不満はあるが、今度もFreeMLを利用することにして、登録MLをチェックして見た。book@freeml.comは既に、登録されていた。実態に合わないMLがこれを獲得しているようだ。reading,readはまだ使えそうだったが、結局bookml@freeml.comを選んだ。

五島MLを作ったときの記憶が残っていたので、今回もHPに紹介文を載せなくてはいけないのだろうと思って、1・2時間考えた。ところが、去年の12月のリニューアル以来、ML-ownerのMLでは、いろいろ不満をこぼされながらも、FreeMLはかなり使いやすくなっているようだ。今回は紹介文も簡単なもので良かったし、初期設定もほとんど手間はかからず、説明文を書き始めてから2時間たったころにはあっけなく「本を読むML」はスタートをしていた。

今度のMLは最初から、五島MLとは違ったものにしようと思っていた。メンバー資格をもうけ、その人数もできるだけ小人数のままでいようと思っていたのだ。いわば、メンバー同士がかなり近しい関係であり、あまり出入りが多くないけれども、それなりに活発なMLにしたいという、かなり欲張った考えを持っているのだ。もちろんMLであるからには、日本全国からの参加を予定しなくてはいけないが、それでもこの情報化社会の中で、どうにかしてそれに流されないで、自分たちなりのやり方で読書を楽しんでいる人の何人かが集まれば良いと思っているわけだ。

そうは言っても、メンバーが集まらなければ、こうしたことも言えない。まあ当分は、数名だけのこじんまりとしたMLでもいいし、それに最終的にもそんなに多くのメンバーが集まるとは思えない。実際サイバー空間において、読書に関するHPや、ニューズレターや、フォーラムは無数にあるし、いまさら新しいものを付け加える意味はほとんど無いといってもいい。それに私がFreeML内で一番このMLに性格が近いと思ったMLは、まだメンバー数が2名しかいなかった。私が3番目のメンバーになって、投稿したわけだが、私のメールが始めてのメールだった。だから同様にこのMLも前途多難であることは良く承知している。しかし私はこれからの読書感想をHPに載せる前にまずここに載せるし、それに私の独白も載せるつもりだから、多分全然活動しないと言うことは考えられない。少なくとも私の読書記録のArchiveの役割は、はたしてくれるだろう。

それに4月からは、参加を表明している人もいるから、まあ独り言も1ヶ月くらいのものかもしれない。私はこのMLを、各自が自分のペースで読書をし、レスもあまり期待せず、しかし参加している人がお互いの感想を心のどこかにとめておいて、いつの日か自分もそれを読みたくなるかもしれない、そんな雰囲気で進める事が出来たらいいなと思っている。だから、メンバー資格にある程度の制限を設けようと思っている。最低限ROMだけの人は、参加を認めないことにする。それにこのML,当分はどこでも広告はしない。まずはひっそりと活動を開始させよう。

お互いが自分の好きな本を読んで、勝手にその感想を書き、他のメンバーは気が向けば勝手にそれを読む。メンバー同士はお互いの読書傾向をよく知っているけれど、あまり干渉しようとはしない。しかしもしも何か聞かれたら、それを知っている人が親切に教えてくれる。メンバーは最大限でも10人くらいだが、各自がかなり熱心な読書家である。メンバー情報に関してもお互いが徐々に知り合って来ているから、特別に作る必要もない。まあ今のところ勝手にこうしたことを夢想しているわけだが、もちろんこんな理想的なMLが出来るわけは無い。

現実がどこまで、理想と食い違うか。考えて見れば、これも楽しみだ。もしかしたら、メンバーが2・3名くらいのままで、いつまでも増えないで、そのまま空中分解してしまうかもしれない。それなら、それで良し。とにかくこのMLも、他のMLと同様に準備が十分整わないまま突然に、船出をしてしまった。あとは、しずかににその行方を見守ろう。

2000-2-27



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