Mailzine「英語を読む」 No.45


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Mailzine「英語を読む」 No.45  1998-8-19日 発行     

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盆休みも終わりましたが、まだまだ九州では暑い日が続いています。しかし東 北・北海道では例年よりも、寒い夏のようです。近年異常気象のニュースが目 立つようですが、今年の場合エルニーニョの影響だけなのでしょうか。

今回も投稿をたくさん頂きましたので、No.45を発行します。さらに MicroInformationGroupのみなさんより、かなりの原稿を頂いています。No.45 に入りきらなかった分はNo.46として、明日にでも発行できるかと思います。 私は最近は、すっかり発行人・編集人となってしまいました。楽なことは楽な のですが、少し物足りなくも感じています。

今回はMuramatsuさんからは、日本の税制が将来どうなるかを論じたWall Street Journalの記事を紹介していただきました。私にとっては、知らないこ とも多く、なかなか面白かったです。税制に関しては、いろんな議論がされて いますから、違った見方もあるかもしれません。

Greenyさんには、今回はペーパーバックの読後感を寄せていただきました。特 にRoald DahlのMatildaは、私も好きな1冊であるだけに、なかなか面白く読み ました。私はDahlの作品は、主要なものは大体読んでいると思うのですが、全 体的に読みやすかったと思います。彼は成人用と子供用の作品を同じくらいの 割合で書いています。絵本みたいな薄い本もありますが、昔はPuffinでかなり の分量がでていました。最近はPenguin Bookとは縁がないので分かりません が、多分主要作品は手にはいると思います。

マチルダは映画にもなったはずですが、私は見ていません。Toy Storyも彼の 作品を下敷きにしていると言うような話しも聞いたかなと思いましたが、私が 見た限りではそうではありませんでした。私はGiant Peachあたりがでてくる のかなと思っていたのですが、これは別の映画だったのでしょう。しかし昔 TIMEのESSAYがこの映画を取り上げていたので、まず普通だったら見ないこの 映画も結構楽しめました。

私はこのmailzineの内容としては英語の本の感想の割合をもう少し大きくでき ないかなと思っていますが、なかなか自分では書けません。みなさんもお勧め の1冊がありましたら、よろしくお願いします。

1998-8-19

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目次
1. 日本を救う減税とは(WSJ) by T. Muramatsu
2. 気になるNewsweek 98-8-17 by MicroWorldNews
3. Paperback 読書録   by Greeny
(1) 戦火の勇気
(2) マチルダ

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1. 日本を救う減税とは(WSJ) by T. Muramatsu

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今日の朝日新聞でも,「定額減税,カット率15〜20%に」という記事がありま したが,内閣の不人気を挽回する狙いもあるようで,一般家庭の消費を促すこ とに減税の焦点が当たりがちです.その一方で企業活動の活発化は銀行の健全 化を通じて,という印象があります.
そうではなく,企業に元気を出させ,起業も促進するようなドラスティックな 減税の必要性を説いているのが本稿です.ここで説かれているサプライサイド の減税というのは,企業の停滞を救うには政府が直接その負担を軽くすべきだ, という主張です.
ここには書きませんでしたが,60年代の日本は先進国中最も税金の安い国の一 つだったという部分があります.それがいつのまにか高い税金を補助金に回す ことによってもたれ合い社会を形成してきたわけですが,ここにもまた一つ, 日本モデルの綻びが見られます.

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Japan's Proposed Tax Cuts Aren't Deep Enough
 (Wall Street Journal 8/13/98)

 長い苦境にある日本の納税者にとって,やっと一息つける時が間もなく訪れ る.小渕首相が6兆円減税を公約しているからだ.瀕死の日本経済にとって, この減税の効果は大きいかもしれない.日本のように税金の高い国では,小規 模な減税でも驚くほどの効果をもたらす可能性がある.

 しかし,最高税率を所得税では国税・地方税合わせて65%から50%に,法人 税では46%から40%に引き下げるという案では,長い目で見ると,懲罰的とも いえる重い税負担を緩和するには不十分だ.

 所得税の国税部分は現在の50%よりは軽くなるが,小渕首相はもう一歩踏み 込んで,米国における連邦税の最高税率39%まで引き下げるべきだ.アジアの 国ではシンガポールは30%,台湾は40%.香港並みの実行最高税率15%まで 行ければなおいいだろう.それによって企業活動にはより大きなインセンティ ブが与えられ,朽ち果てかけている日本株式会社の根幹を支えるために使われ ている資金も,もっと生産的な方向に向けられるようになる.

 日本の税負担の重さは国税の最高税率だけを見ていてはわからない.企業は 国及び地方に対し,合計で課税収入の68.9%から78.7%を納税している.土地 以外から生じるキャピタルゲインも事業収入とみなされ,同じ税率が課せられ る.
 個人にかかる税率も高いために,起業家が必要な資本を蓄積するのを難しく している.税金と社会保障負担を合計すると,その割合は最高92.17%という 途方もない数字になる.

 日本の税法の不透明さも,企業にとっては頭が痛い.税制がどのように適用 されるのかはっきりしないまま,事業の決定を下さなければならない.法制が あいまいなため,税法の適用は大蔵省の解釈に委ねられているが,大蔵省は 当然その裁量権を手放したくはない.明快な税法が作られれば,大蔵省のこの 意味での役割は損なわれることになるが,企業を取りまく環境は大きく改善 する.

 日本の税制改革を真剣に進める上での障害は,政治的なものだ.社会には 補助金に依存するようになっている部分があるが,この財源となっているのが 高い税金だ.そして恩恵を被っているのは,政府お気に入りの系列に属する 大小さまざまの多くの企業と,自民党の選挙における伝統的な基盤である農家 や不動産・建設業界だ.

 しかし1990年代半ばの選挙制度改正で,都市部の中産階層の意思が以前に比 べ反映されるようになったため,今回の選挙ではそうした仕組みに対する彼ら の不満が表れた形になった.日本が回復するためには,古いモデルを捨て,一 部の優遇された層だけでなく全ての参加者を受入れる市場を作らなければなら ない.

 まずサプライサイドの減税から始めるべきだ.台湾に見られるような,より 活発なベンチャー・キャピタル市場を作ることが,日本経済再生のために大き な役割を果たすだろう.最近の金融市場改革「ビッグ・バン」に対する正当な 評価をするにはまだ早いが,これによってすでに日本の投資家は,これまでの 銀行や柔軟性のない従来の運用先からよりも高い利回りを受け取れるように なっている.この動きによって,米国企業を世界で最も効率的にしたような株 主中心の文化が,近い将来日本でも生まれるだろう.

 小渕首相とその「経済再建」内閣が政治的勇気を奮って,本格的かつ恒久的 な減税を実行すれば,日本はリセッションから脱することができるだろう.そ れは政治家によるのではなく,市場の知恵と日本人の企業家エネルギーによる 回復に必要な環境をもたらすことになるからだ.

      

by T. Muramatsu

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2. 気になるNewsweek 98-8-17 by MicroWorldNews

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*Terror Times Two

周知の米国大使館爆破事件の記事より、犯人の推定部分を読んでみます:

”冷戦後の混乱の戦場を渡り歩く国籍無用の地獄の男達の中に犯人がいると想 定するのが妥当である。まもなくこのパズルは探偵達をは東アフリカやワシン トンから遠く離れアフガニスタン、アルバニア、ボスニア、ブルンジへと導く だろう。
アフリカといえども安定な場所ではない。ルワンダ・ブルンジのフツ族難民は 宿敵ツチ族のパトロンたる米国に一撃浴びせたいところであり、大使館爆破の 動機はある。しかしワシントンではアフリカのテロ筋は(スーダンを例外とす れば)「10段階評価の1」とされている。自動車爆弾自体は初歩的であると はいえ2カ所同時攻撃は相当高度な組織力と考えられる。「アマチュアの仕業 ではない」とCIA職員は言う。”

冷戦後も戦闘を生業とするしか途のない人々。
密かに或いは公然といかがわしい人物の手に流れる大量の資金。
政治的宗教的対立などと呼ぶにも値しない下等なテロ行為が、まるで気まぐれ なショッピングのように、経済の原則の枠内で繰広げられているのです。 世界のリーダに不可避的につきまとうこうしたリスクに対処する勇気と思慮と 忍耐とを私たちも持っているでしょうか。

by MicroWorldNews

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3. Paperback 読書録   by Greeny
(1) 戦火の勇気
(2) マチルダ

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(1) 戦火の勇気

COURAGE UNDER FIRE (by Patrick Sheane Duncan)
CORONET BOOKS / p.274
ISBN 0-340-67462-8

ホームページを立ち上げて はじめて読み通したペーパーバックです。(^^)v 実は SLEEPERSは まだ途中までで 後半は放ったらかしにしたまま。 この頃、 わたしッテ、ひょっとして このまま英語の小説は読めないまま終わっちゃうのか しらと思っていたところだから、自分では 相当 満足しています。(^o^)
これは 「戦火の勇気」という題で 映画化され、ビデオショップにも出ている ので、ストーリーをご存知の方 多いとは思いますが、あえて、感想を書いち ゃおう。なんせ、よかったから。(^^;

まず 英語ですが、軍隊用語は慣れてないし、スラングだろうと思える表現な どもあり、はじめは少々戸惑いました。 あと、陸軍にもレンジャー部隊、戦車 部隊、医療班など いろいろ別れていて、肩書きもいろいろある、 それにペン タゴン陸軍上層部と現場の兵士たちとの確執など 判りにくい個所もあったの ですが。。。 読み進めていくと それもたいして気にもならず、100ページ過 ぎたあたりからは、面白くなってき、最後は一気に読み上げてしまいました。 映画ではストーリーは複雑でと聞いていたのですが、本で読むかぎりでは、 主だった登場人物もそれほど多くなく、話の展開に無理なく ついていけた感 じです。

テーマはまさに、タイトルにある通り、戦火においての勇気とは何かを問い掛 けるものです。極限状態に置かれた時、人間の真価が試される。 恐怖は誰にも ある、、、しかし そこで違いが出てくるのは それを乗り越え、勇気を持てるか、 臆病なままで終わってしまうか。・・・とまあ、書くと えらく安っぽくなるので すが。。。(^^; ただ、この本は 心に傷を持った主人公が過去を調べていく過程 で、真実を追い求めつつ、また自分の心とも向き合う旅だったわけです。その 心の葛藤が まわりの人間の反応なども含めて ていねいに書き込んであり、 引 き付けられました。 ただ、最後の最後は やはり 映画向きに書かれてあるの か、急展開で話が進み、 ラストは主人公が救いを見出せてしまうあたり、ちょ っと うまく出来すぎていて 物足りなさは感じましたが。 でも、そうしない と、ひたすら 暗い内容になっちゃうものね。(^^;

簡単にストーリーを書いておこう。(^^)
主人公は lieutenant colonel Nat Serling( サーリング中佐)です。彼は、陸 軍に入ってからずっとエリート街道を進んできたが、1991年の湾岸戦争 で、部下4人の戦車を誤射し、殺してしまった。 その罪は結局 問われなかっ たものの、未だ心の中に暗い闇を抱えたまま、現在はペンタゴンでのペーパー ワークにもなじめず、酒で自分を誤魔化している日々を送る人物として 登場し てきます。当然、挫折感に打ちのめされており、自分に自信ももてず 家族とも うまく いかない。 時間があれば 酒で気を紛らわすしかないのです。 現場に 戻れれば 今の状況から抜け出せるかもしれない、何とか自分を試してくれと 上司に頼み込んで 言い渡された仕事が。。。 同じ湾岸戦争で戦士した女性 Captain Karen Emma Waldenを調査すること。彼女に 最高の勲章である Medal of Honor(名誉勲章)を得る資格が本当にあるかどうか。

Medal of Honor...これをもらうというのは 非常に名誉なことなのですね。 そして、これは 戦場において勇気ある行動を示した、かつ亡くなった者にだ け与えられるもの。
では、その勇気ある行動とは?
1991年2月○日。。これ 本の中ではなんべんも出てきたのですが、数字弱いか ら 日にちは忘れた。 とにかく、この前日、負傷兵たちを拾い、病院に運ぶ予定 で飛び立った第1の医療ヘリコプターが行方知れずとなってしまった。 それ を探しに出たのが、 Karen Emma Waldenが飛ばすヘリコプター。 乗り込んだの は彼女 Waldenと他4人のクルーたちでした。 そして、発見したのは、多くの イラク軍に囲まれ、墜落した医療ヘリコプター。生存者もいるが、このままで は 若者たちが イラク兵たちに やられるのは目に見えている。 Emma Waldenの ヘリコプターは 第1機のヘリの位置を確認し、救援機を頼めばいいはずであ った、仲間のヘリの救援の命は受けていなかったにも関わらず、仲間を助ける ため、イラク軍を攻撃。 結局、自分たちのヘリコプターも墜落。 そして翌日 救 援機がくるまで、まわりにイラク軍が迫ってくる中持ちこたえたが。。。 助けら れたのは 第1機のヘリの生存者(病院に運ばれる途中だった兵士たち)と、 Waldenのヘリコプターに乗っていた5人のうち、3人だけ。 Waldenと もう一 人途中撃たれたクルーは戦場のヘリコプターで、亡くなったということでし た。彼女たちの死体がイラク軍に弄ばれないようにと、最後にやってきた救援 機は立ち去る時、その敵地に残された2機のヘリもろとも、爆弾を投げ落とし、 消してしまったのですね。
Waldenたちの勇気ある行動があったからこそ、野戦病院に運ばれる途中だった 負傷した アメリカ軍の若者たちが助けられたわけで、Emma Waldenの上官によ ってMedal Of Honorの推薦状が書かれたということです。。

そして、主人公 Nat Serlingのミッションは当時の状況を再現すべく、関係者に会 い、順番に話を聞いていき、当時 何が実際に起きたか 真実を明らかにしていくと いうものでした。が話を聞いていくに従って、 Emma Waldenを語る彼らの話がずい ぶん 違ったものになってくる。 助けられた 最初のヘリに乗っていた若者たちは 彼女たちのヘリがあったからこそ、今 生きている、英雄だと感謝する。 だが、 肝心のEmma Waldenと同じヘリに乗っていたクルー3人の話は微妙に違って くるのです。いや、実際は 彼女は英雄なんかではなかった、臆病な女でしかなか ったと 一人が言い出す。

ここから、話が 俄然 面白くなってくるのですね。
上層部から この調査はもう中止するよう命令を受けるにも関わらず、 調査を Emmaの為だけでなく、自分自身のためにも 続ける Nat Serling。 次第に明らか になってくる、あの過去の時点での、基地を飛び立ってから、 救援機で助けら れるまでの間ヘリコプターの中で実際起きたこと。。。。
と、ここで 止めておこう。(^^; ま、結局 最後は彼女の勇気ある行動は明ら かにされ、Medal of Honorをその残された娘が 大統領から直接もらうことに なるわけですが。

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このストーリー、決して強いりっぱなヒーローの話じゃありません。 心にど うしようもない深い傷を追った 挫折した人間、 過去を清算できないまま薬や 酒、マゾヒスティックな行動に走らざるをえない弱い人間が描かれています。 ただ、その弱さ、過ちから逃げてはならない、それを受け止めてはじめて前に 進めるのだといったところ、 共感できるもの感じました。

ですが、、、あの湾岸戦争から もう7年はたつのですね。 生きて帰ってこれて も、やはり戦争に行くということは 無残だなと思わされました。 日本人が平 和ボケしていると言われてもしょうがないかな。。。

P.S. 今度 機会があったら、ビデオも見てみたい気がします。(^^)

8月 13日

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(2) マチルダ

Matilda (by Roald Dahl) p.240
Puffin ISBN 0-14-032759-2

これは、最近 買った本です。もともと洋書など読まないから、ペーパーバッ ク情報もない。 たまに本屋にふらっと行って、気が向いたら買う。 ま、今その 類の本も結構 積読状態でたまっているのだけど。 で、この本 なぜか洋書コ ーナーで積んであって、わたし 何を勘違いしたのか、これ あの殺し屋と心を 通い合わせる少女の映画「レオン」の原作だとばかり思って買ってしまったの です。表紙裏の説明読んで、どうも変だな〜とは思ったのですが。。。(^o^; ダー ルが有名な児童文学者だということぐらいは 知っていました。単に「レオン」 に出てくる少女がマチルダという名前だったのだと あとで気づいた。(-_-;

でも、このMatilda とても いい本でした。 満足!! 是非 娘に読ませてやり たいけど、原書では まだ 無理カナ。
主人公Matildaはまだ5才半だけど、天才少女。 計算、読み書き、文学的素養 と すでに すばらしいものを持っている。 だけど、両親はそれに関心持たな いばかりか、うるさいだけだと、しかりつけてばかり。 その上、父親は中古車 ディーラーをやっているのだけど、詐欺まがいのインチキ商売で、母親はとい うと、ビンゴ(賭け事ミタイデスネ)に夢中で、小さいマチルダを家に残してテ レビに子守りさせている毎日。はっきり言えば、アホ!!で低俗に描かれている。( ^^;  で、それより ひどい描かれ方をされているのが、マチルダが入学した 学校の女校長で。。。過激で狂暴、小さな子どもが嫌いときている。 子どもを砲 丸投げのように 遠くへ投げ飛ばしたり、 掛け算やスペルをミス、ちょっとし た いたずらでも 普通なら考えられないような恐ろしい体罰が課せられる。。。 と、話は暗そうだけど、そうでもないのです。まず、あと出てくる人はいい人 ばかりなのです。担任のMiss Honeyはとてもやさしく、理知的で マチルダに 愛情と理解を示すし、 図書館のやさしいMrs Phelpsも 小さいマチルダの本選 びを手伝ってあげている。 それに、マチルダ自身、 無視され罵倒されても落ち 込むような柔な女の子じゃない。なんせ、天才少女だから、父親にもやられた ら 密かに自分とわからぬよう 仕返ししようと、賢い頭をフル回転させて そ の方法を練るのです。そのエピソードがまず、面白いカナ。 で、後半では そ の理不尽なことをする大人、 狂暴なる校長先生への怒りから マチルダには異 様なる力が目覚め。。。と話は面白くなってくるのです。
最後は気持ちいいハッピーエンドで、 心暖かくなります。

あと、英語の読みやすさですが。。。構文は簡単で掴みやすいのですが、以外と 知らない単語(動詞)が出てきて困りました。 これは、欧米などでは 普通に子 どもの間でも使われている日常語なのでしょうが、受験英語しか やっていな い者としては使う英語にギャップがあるなと感じました。 特に、 校長先生や 父親が悪態をつく場面で、けなしているのは わかるけど、はて どういう意味 のこと言ってるか全然わからなかったりする。 そういった意味では、ところど ころ やはり辞書は引いていった方がいいなという感じがしました。 それか ら、こういうのを読むと、日常会話の簡単な表現が頻繁に出てくるので、勉強に なりますね。

とにかく、予想以上に面白かったので、またこのDahlの本、是非 読んでみたい と思いました。(^^)

8月15日

by Greeny☆。。(http://member.nifty.ne.jp/greeny/index.htm)

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