ようやくHP更新


6月21日にHPの更新したのを最後に、5カ月間くらいHPの手入れをしていなかったのは、この前書いた。

しかしこの間、読書はかなりのペースでしていたし、なかには感想を書いたものも結構ある。それらはほとんど「本を読むML」へのメールとして書いたものだったが、私の場合、MLにはまず推敲もしていない荒削りの感想をUPすることが多い。HPにUPするときに、誤字変換や不適当な表現は直すことが多いのだが、この間感想をUPしてもHPを更新するという興味がほとんど薄れていた。

それには、たぶん色々な要素が絡んでいたと思う。HPつくりをはじめて3年、飽きっぽい私には珍しさがなくなってきたことが大きな原因の1つ。HPを作ることへの情熱というか、そうしたものが薄れてくることは、定期的に発生するのだが、今回は特にひどく長かった。

さらにこの間に、一時期不便な通信環境にあったこともある。私のPCは8月末から9月の中旬にかけて、モデムの故障のために、インターネットにつなげなかった。この間、緊急のメール用として、Macintoshを使ったが、やはり古いマックではあまり快適な通信環境とは言えず、自然とネットに接続する時間も減っていった。この間に使ったブラウザーとメーラーは、Netscapeのversion 3.1だったということもあって、色々な機能が不足していた。古い環境ではさほど感じなかった通信環境が、より便利なものを経験すると苦痛に感じるのは仕方のないことなのかもしれない。

だからこの間はPCとか、インターネット全体への興味が薄れたのは事実だ。さして不便も感じなかった。もしオンライントレードの必要性がなければ、私はモデムを取り替えようという気持ちも、まだしばらくはなかったかもしれない。まあSOTECのサービスも、完璧とは言えなかったし、そのことへの嫌気もすこしはあった。

ようやく再び新たにHP更新の意欲がでてきたのが、11月になってからだった。この間、先に述べたような諸事情もあって、私の書いたものはほとんど整理された形では残っていなかった。一応専用フォルダーらしきものは作ってあったのだが、感想文はMLに書きっぱなしという状態であったから、フォルダーには古い感想がすこしだけ残されてるだけだった。だからHP更新となると、やはりMLにメールの形で書いた文章を、直接探し出す他はなかった。ところがこれが案外面倒くさかった。一部はMACにしか残っていないわけだが、これは今でもまだ確認していない。

今書いているメールは、個人メールでも、MLへのメールでも、ほとんどが二度と読むことはないだろうと思っている。それでも心のどこかで、フォルダーとして残っていれば、いつまでも簡単に取り出せると思っている。「本を読むML」は、ある時期からかなり活発になってきており、ほぼ毎回FreeMLの、投稿数のランキング入りしている。だから数千のメールなかから自分宛の感想を探すという作業が思いの外、苦痛な仕事だということも改めて再確認した。やはり日ごろからの整理ということは常に心がけていなくてはいけない。

PCやソフトの改善ぶりはすごいということも、今回1年ぶりに古いMACをインターネットに接続して初めて実感した。特にメールの振り分け機能がないのには参った。考えてみれば、MACを使っていた当時と比べて、私の受信メールはかなり増えている。正確な判断はできないが、当時は1日に30通くらいだったメールが、今では平均すると100通は越えていると思う。これらのうちのかなりは、暇なときにROMをするだけのMLなのだが、私の習慣として普通はメールは読み終わっても削除しないことが多い。だからMACで受け取ったメールのうち、私が管理する2つのMLと、個人メールが他のメールと混じりあっているのをみていると、頭が痛くなってきた。返事を書いても、そのうちどれに返事を出したか、わからなくなってきた。昔は良くぞこんな状況でメールを管理していたなと、つくづく感心した。

まあ幸いにして今回の故障は雷によるモデムの故障だけだったから、モデムの交換とということだけですんだ。しかしそれでもかなりの不便なネット生活を余儀なくさせられたのは確かだ。interenetのsurfingの基礎になるブックマークにしても、1年間で様変わりしていていた。このへんMACとWindowsのファイル交換がうまくできれば良かったのだろうが、つくづくPCという道具がいかに私の生活に入り込んでいるかを再認識した。version upされたソフトを使用し始めのころは、古いのが便利だと感じることもあったのだが、使い込んでみてようやくその改善振りを認識したといってよい。新しいものになれると、その不便さにいらいらしてきた。

私にはPCのシステムが破壊されたとき、それを作りなおすエネルギーが有るのだろうか?MACの時には、システムを最初からインストールすることが、そんなに苦痛にはならなかったのだが、もう今の私にはそうしたことはできそうもない。PCを道具として使っているだけでハード面やソフトなどにもあまり興味はないので、もしシステムでも故障したらパニック状態になるかもしれない。せいぜい安定したシステムを維持するために、PCに詰め込むソフトは最小限のものしか入れないようにしようと思っている。

2000-12-10



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